幼馴染のあいつ
幼馴染の二人の初心な恋。
だんだんと好きという気持ちが...
題名「なりきれない私達」
Character
榎本唯菜
・誕生日/6月17日
・血液型/o
・身長/162cm
・部活/バスケ部
・趣味/ゲーム主にFPS
江坂悠
・誕生日/9月28日
・血液型/AB
・身長/182
・部活/バスケ部
・趣味/バスケ・ゲーム
初投稿ですが、ぜひ読んでくださると嬉しいです。
似たような作品があればすみません。真似をしているなどはありませんので、ご理解お願いします。
私、榎本唯菜には幼馴染がいる。
気づいたらいつも隣にいて、ずっと一人で喋ってる変なやつ。
私達はずっと二人だったから、家族よりもお互いのことをわかってる。
基本的に私は学校では優等生で、クラスでも上手くやっていっている。属に言う一軍というやつだ。
無理をしているわけでもないけれど、たまに学校がしんどくなる。そういうとき大抵あいつは気づいて、
「今日放課後ゲームしようぜ」
「今日はバスケやるぞー」
と誘ってくる。
大丈夫かと心配するわけでもなく、私の好きなゲームに誘うだけ。
私はこの距離感が心地よかった。
クラスだけでなく学年全体で人気のあるあいつと幼馴染ということはよく羨ましがられたりする。
ただの幼馴染のなにがいいのかわからなかったが、あいつはモテるからまあそういうことなんだろう。
お互いの恋愛なんて聞いたことなかったし、興味がないのだと勝手に思っていた。
けど、それは違った。
高2の春、始業式が終わった。
今年もクラスは一緒で席は前後だった。
「今年も一緒か笑よろしくな唯菜!」
「んーよろしくね悠」
いつもどおり学校はすすんで放課後。
二人だけの帰り道。悠は私の手を引いて立ち止まった。
「悠?どーかした?」
「唯菜。俺と付き合って。」
私をまっすぐ見つめる目は冗談を言っているようには見えなくて
私はどうしたらいいかわからなくなって目を逸らす。
「唯菜のことずっと好きだった。唯菜は、俺のことどー思ってる?」
唐突に聞かれた、いや、普段から言われているその言葉に私は返事に迷った。
「ずっと隣にいるから気づいてないだけなんじゃないの?」
「幼馴染なんだよね?実際どーなの?」
散々言われた言葉。
もちろん嫌いなわけじゃないし、そばにいないことが考えられない。
けど......
「 ?? 」