無限悪夢
竜気「…」
影 竜気(9歳)
弱虫で気の小さい彼は
いつもお母さんと一緒に
寝ていた
だが今日は違った………
お父さん「竜気、今日はお母さんの具合が悪いから、一人で寝なさい……いいね?」
そう言うと父は家を出ようとした
竜気「何で?…ちょっとなら大丈夫でしょ?」
お父さん「駄目だ!」
竜気「…!」
父のあまりの迫力に
竜気は何も言えなかった…
お父さん「じゃあお父さんは仕事に行ってくるから、ちゃんと一人で寝とくんだぞ?」
竜気は泣きそうな顔で軽く頷くと
二階の自分の部屋に向かった…竜気は部屋に入り
ベットに寝転んだ…
今思えばこのベットで寝るのは
初めてかもしれない
この部屋も友達を呼んだときくらいしか
入ったこともないきがする……
竜気は怖い気持ちをおさえながら
あかりを消した……
部屋は真っ暗になったが
月のひかりだろうか?
窓からほのかに光が机にあたっていた
竜気はたまたまひかりのあたる所をみた
その瞬間あまりの恐怖に目をそらした……
竜気「え……今誰かに見られてたような…」
怖かったがそれが何なのか
わからないのも更に怖かった
竜気はもう一度目をやった……
そこにはいつ買ったもわからない
フクロウの人形がこちらを向いていた
竜気「なんだフクロウかぁ…」
竜気は恐怖心をまぎらわすために
わざと声に出してそんなことを言った…
目を閉じて寝ようとしたが
目を閉じても明らかにこちらみていた
フクロウの目が頭からはなれなくて
しばらくしてもう一度そこに目を向けた…
竜気「!」
竜気は声にならない声をあげた…
さっきより近づいていた気がしたからだ…
恐怖心からそうみえただけかもしれないが
竜気にはもうたえられなかった
竜気「もう嫌だ…お母さんの所に行こう…」
今にも泣きそうな状態で
扉をあけて部屋をでようとした
そのとき……
「行くな…」
確かにそうきこえた
それと肩に何か髪がかかるような
感覚がした……
振り向くとさっきの人形がこちらをみていた
竜気は扉を閉めて駆け足で階段をおり
母の寝室に向かった
竜気「お母さん!お母さん!」
叫びながら扉を開けると
そこに母の姿はなかった……
竜気「お母さん?お母さん!何処?」
竜気は恐怖と心細さでパニックになった
布団の中や机の下もさがしたけど
母の姿は無かった…
だがタンスの扉をあけたそのとき
竜気「ぎゃ~」
竜気は吹き飛ぶように後ろに下がりしりもちをついた…
それも無理はない
そこには首から上がない人がいたのだから…
竜気「嫌だ…なんで…お母さんは?何処…」
……
「竜気?…お母さんはここにいるじゃない…」
竜気「…!?」
その人はよくみると
服装 体型が母そっくりだった…
いや…そのものだった
竜気「お母さん…?」
母「竜気?…どうしたの」
竜気「お母さん?…どうして頭がないの…おかしいよ…生きてるの?」
母「頭?…あなたについてるじゃない…」
竜気「僕は僕の頭だよ!お母さん?…ほんとにお母さんなの?」
自分でも何を言ってるのかわからなくなっていた…
母「頭…返してくれるわよね?竜気?」
あまりの恐怖に動くことが出来なかった…
母が近づいてくる…
動くことはできないが
逃げれそうな場所をさがしていた
そのとき窓に自分の顔がうつった…
だがそれは自分じゃない顔…
どこか見覚えのある顔だった…
竜気「…!」
いきなり体を跳ねるようにびくつかせ
目を覚ました…
竜気「…夢…?…よかったぁ…」
横に目をやると
月のひかりにてらされるフクロウの人形が
こちらを見ていた………
…………END
そんなことありえな~いww
とか言ったら負けですよ?wwww




