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STORY  作者: グラタン
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プロローグ 運命

初投稿です。対戦よろしくお願いします。

 プロローグ 運命


暗く寒い日だった。いつも通り二人で歩いていた時だ。

「なぁ、お前ら知ってるか?」

「なんだお前ら、誰だよ」

突然だった。全く知らない男二人に話かけられた。

一人は背が高く剣を持っている。また、髪は金髪だ。

もう一人は手ぶらで、髪は黒で普通の雰囲気だ。

「ああ、急に話かけて悪い。変な奴だ思ったろ?」

「そりゃもちろん。変な奴だと思ってるけど?」

急に知らん奴に話かけられたら誰だって変だと思うはずだが?

普通は違うのだろうか?

「先に自己紹介するよ。俺はフラス・ブライト!そして横にいる

冴えない奴は森下 炎だ」

「冴えない奴って言うのやめてくれよ。俺も気にしてる」

何言ってんだコイツら。帰ってやろうかな。

「君らの名前は?教えて欲しい」

「俺は進道 開人でそっちは……」

「メガロ・フレニアだ」

「ありがとう。それで君らに声かけた理由なんだけど…君らには

 願いはあるかい?」

「もちろんあるよ。今の生活をどうにかしたいことだ」

「例えば?」

「金が一番欲しい。それと体も鍛えたい」

「OKよくわかった。全部叶えてやる」

「……本当か?」マジなら俺達にとって救世主になる。

「あぁ俺達に着いてくれば金も稼げるし、体も鍛えられる」

行ったほうが良いに決まってる。今の生活から抜け出す為に。 

「お前らの願いを叶えた後は、俺たちの願いをを叶える為に協力してくれたら助かる」

「どんな願いだ?」

「世界を平和にする。それだけだ」

「どうやってするんだ。できるわけないだろ」

「いや、できる」

「お前ら二人でどうするんだ?お前ら二人だけじゃ………」

「《秘宝》を知ってるか?」

そんなものは知らない。だから俺たちは首を横に振る。

「なんでも願いが叶うモノだ。大抵《魔物》が持っている」

「魔物を倒すだけで手に入るのか?」純粋な疑問だ。

「《秘宝持ち》ってのがいるんだ。他の魔物と違って大きいし

 色々な《能力》を持っている」

「……秘宝を手に入れる為に死ぬ可能性もあるのか」それは怖い。

人間は死ぬのが怖いはずだ。こいつらは………

「死ぬのが怖くないのか?」

「怖くないさ。俺たちは色々あってもう家族がいない。だから俺達は世界の平和を願っている」

そうか、こいつらは本当に平和を願っているんだ。

「わかった協力する。お前らを信用する」

「急にどうした?信用するなんて。俺達はできるかも分からない

 まま言ったんだが………」

何だこいつら。信用してほしくないのか?

「俺達も家族なんていない。だからちょっとだけ共感したんだ」

この世界には魔物もいるし戦争もある。

一部の国が頑張って平和にしようとしたとしても新たに争いが始まるそんな世界だからこそこいつらの思いに少し、

共感してしまった。

「………協力してくれるのか」

「あぁ、協力する」

「怪我するかもしれないし最悪死ぬかもしれない。それでも……」

「しつこいな、やるって言ってるだろ。なぁメガロ?」

「あぁ、金ほしいしな」

こいつは金大好きかよ。

「こいつら、おもしれーな。そう思わないか?炎」

「お前と結構長い間いるけどお前の感性わからんわ」

「そうか?普通だと思うけどな〜」

普通だと思ってるのは、あんただけだよ。フラス。



「とりあえずありがとうなお前ら」

めちゃくちゃ嬉しそうな顔で言ってくるフラス。 

「構わない」俺たちが頑張るからな

「とりあえず宿に行こう。そこで詳しい事は話す」

「あぁ、わかった。行こう」


俺たちの物語はここから始まった。










投稿頻度は遅いです。

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