暖かく幸せな僕の家
「うっ・・・・・・・」
体が重くてダルい・・・・・
「・・・・・起きたか」
「レイト・・・ 君が宿屋に運んでくれたの?」
「ああ、だからなんだ。お前が倒れたって
サナさんに聞いて心配したんだぞ!
お前は一人で生きてる訳じゃない、そうだろ?」
「うん──」
「お前が死んだら心から悲しいと思う人が居る
お前のお姉さんやサナさんや俺もそうだ!!」
「ごめん・・・・」
「もう、二度とすんな─── 伊吹
大丈夫か? 痛む所は? 大丈夫なのか?」
「大丈夫だって。体に異常はないみたいだし 」
「死んだかと思った・・! 良かったよ..伊吹
「ちょっと! 抱き着かないでよ レイト!
僕たち、男同士だよ! 離れて ・・三島!!」
「ああ、・・悪い お前が生きてるって
実感が欲しかった。本当に助かって良かった」
「もう・・・ そういう話は一旦止めて
外に出ようよ。パトロールしよう三島!!」
「パトロールって・・お前、反省してるのか?」
「僕? もちろん! 凄く反省してるよ」
「その前にこれだけ読んどけよ、サナさんから」
「手紙・・・?」
「 名もなき王へ
君は3日前。俺のことを信用してくれた
身体に異常はないか? 良く、食べる事だ
それで、半分までは回復する。頑張れよ
それともう1つ、
3日前。確かに俺は君に言ったよな?
人体を構成する75%の生きているという力
また、これを共有すると・・・・・
伝え忘れた事があった、実は直ぐにじゃない
少しずつ肉体エネルギーを渡していくから
君は日々、疲れてしまう肉体はもちろん
気だるさや肉体の疲労に続き精神の疲労も
あるかもしれない、ここは人によって違う
君が精神のタフさを持ってるといいんだが・・
とにかく。言いたい事は終わりだ
追記、
妹を助けてくれてありがとう
君には感謝している この事は忘れないよ
本当にありがとう 心からの感謝を君へ
楽園の監視者より 」
「はい・・・・・」
「うん? 外が騒がしいな・・・?」
「何? どうしたの三島?」
「なんか騒がしくないか? ガチャドカってさ」
「そういえばそうっ・・・・うぐっ・・!」
ドアが開いたと思った瞬間、何かが飛んで・・
「起きたの? キングは?」
「サ、サナさん・・この3日間ここへ来るたび
キングに抱き着くのはなんでなんですか?」
「私を助けてくれたからよ、他にある?」
「確かにそうですけど、キングが死にますよ」
「ぐぅぅ・・・・ 動け・・・ない・・」
「大丈夫!? 私のせいね・・ 仕方ないわ」
「ぷは・・・ ああ、生きてる僕・・・?」
「生きてのよ。私も助けられただから生きてる
これは・・・・ そのお礼、現実に戻ったら
もう一回、キスしてあげるわ さ、起きて 」
「宿屋のおばさんとご飯作ったのよ 」
「一緒に食べましょう────」
これが───僕の欲しかった未来だ
ずっと、三人の居場所 暖かい家なんだ