『ENDNIGHTWING≠誰よりも自由な翼』
向かい合って一人と一人、 で、
どうやっても俺があの反応速度に勝つのは
無理がある。
おまけに彼女はその反応速度に順応してる
身体がその速度に続いて行けるなら
どうやったって正面きっては
分が悪すぎる、ならどうやって───
「そう言えば目的は一緒だったよね?
なら、君の目的も俺たちと一緒なのか? 」
「襟咲,真凛、元陸上自衛隊陸左
私はとある組織の命令を受けてその人を
連れて来いと言われている。貴方も?」
「その通りだ、まぁもちろん俺の場合は
君と違って正式な軍な訳だけども、
何か,君を止める方法を考えたけど、」
「ふふっ、俺が君に勝てるとも思えない
だからって根性論は嫌いだし、こんなこと
おかしいか? 『止める方法』
「お願いだ教えてくれ 」
「貴方は本当面白い人、『止める方法?』
私は何度も言ったように"兵器"なの
「ただ、恐ろしいのは同時に人間であること
人、人の見た目をした兵器なの
機械なんて私の身体の何処にもないものだから
「人と何も変わらないなのに"兵器"と
呼ばれてしまう、それは何故?
聞いたでしょ? 人とそれ以外 違いわと。
「だから貴方が止めるのは『兵器』
人は限界を越えられる、私には"限界"が
定められている。例え『兵器』が強くとも
「貴方は人間、最も醜く耀く獣
進化しない光、その輝きを私にも見せて 」
「俺は君の名前も知らないけど
言っておくよ『感情論は嫌いだ!!』OK.」
「君は限界が定まってると言ったけど
君は機械じゃないし兵器でもない、人間だよ
「だから何だって話だろうけど、
俺には『人間』は重要だ、分かって欲しい 」
「俺は男で君は女だ! ッパンッッ!!
君の心は理解らないけどこれで救われた?」
「んっ・・・うんっ・・・痛いよ・・っっ」
「え!、そう言えば射った後の事は───
そ、そうだ、確かポケットにやっぱり、
心春か? そう、そうだよ 来てくれないか
「私の名前───トア=リング=レポートマン
トアって呼んで─── 」
「ト、トア? え、ああ今の声?
今の声はえっとそうだ────── 」
人類再起動計画,計画作戦会議場
「計画は失敗、繰り返す計画失敗──
「以下、通信にて追加経緯を報告する
本作戦にて対象の確保出来ず。尚、対象の
生存も確認出来ず。対応の返答を求む、」
「私は、"人類再起動計画"限定代理司令官
永川博之、対応の返答と言う事でしたが
この計画は一切無かったことにして貰いたい
「・・・・・ィ」
「全ての説明と対応については──
今、堺駐屯地でしたね? 私が向かいましょう
「それでいいですね────?」
堺駐屯地,人類再起動第一計画作戦場
「こんな暗い所で話す必要がありますか?」
「 何事にも"警戒心を解けない質でしてね。」
「作戦の対応を話すだけで、一体。
何を警戒すると言ってるのか分からないですよ」
「作戦中の死亡者は?」
「答えになって・・・・ ,作戦中の死亡数は
波月次小隊、全員死亡── 如月小隊は
如月,桂太隊長死亡の後、二人を残し小隊は 」
「それなら、ほぼ全員死亡となりますね
で、その二人いま何処に居ますか? 」
「仲間が・・・死んでいるんですッ!!」
「・・・・はぁ」
「上官命令です。忘れなさい──辛くとも
それとですね、もう一度聞きますが・・・
二人の行き先ともうひとつ、上官を───」
「敬いなさい──少しはね、バンッ──
「お前ィ─── 」
「この計画では軍よりも高い権限を下に
我々は動いています。貴方は敵を間違えただけ
「今や、信じられるものは国でもなく軍でも
また、自分でもない──。悪意無き者です。
「さて── 君は後処理を頼むよ
影村 政宗くん 妹さんは桜ちゃんだったかな
救われるは計画に関わった人間だけだ、」
「俺もそう言われましたけど、信じてない
だけどどうしようもないんだ─── クソ!」
「だとしても人は大切だと思うものに
何の意味もなく己を代償にしてしまうものだね
「聞きたそうにしてたから言ってしまうが
私が救いたいのは妻でね───
オマケに娘が妻を待ってる・・辛いね本当
「何を信じるにしても──
一度、救うと決めた事だ 犠牲は諦める事だよ」
「私はそう決めた、君も決断の時は来るよ
その時は── 出来る事なら敵になって欲しい
「え・・」
「私と同じ気持ちなら── 愛する人を、
救おうと想う同士ならば君は妹を犠牲するんだよ
「なぜ、」
「私はね思うんだ・・・ 影村くん
死体の上に立つ命など所詮、空前の灯火だと」
「限界がある。人にも心にも身体にもね──
罪は心を人は人を身体は人を蝕んでいく
人が罪を造ってる、私は人を信じたい、これは
「私の心からの気持ちだよ。だが───
妻を救うために私は人を殺し尽くすこれも愛かな
「俺は・・妹を救うために人は殺せない
正直、傲慢だって思います言い訳みたいです」
「なら何故、私は妻の為に人間を殺すのか?
計画が失敗でも私が死んでもいいんだ 」
「何故か分かるか? 君だったら、」
「・・・・・悲しい理由ですよ。それは」
「帰ってきて欲しい私にはそれだけだ。
正義や悪では測れない純粋な願いが私にはある
「娘に死んでと言われても妻に最低と言われても
それが"私"のっ・・く・・ぅ願いなんだ!」
桜・・・ 俺は、どうしたらいい───
電脳世界 エンド・ワールド
「桜・・? この世界にそんなのあったか?
っとそういえばサナさんに呼ばれてたんだった」
「またどうせ・・キングが何かやらかし、
う~ん ・・考えたくもないな──そんなこと
「レイト! ちょっと遅いわよ
何ならまた例のアレ、やってあげましょうか?」
「や、サナさんホントにそれは止めてください
一瞬三途の川みたいなの見えるんですよ、」
「それで? そこで誰かが呼んでるとか?」
「いや、ただ見えるってだけで─── 」
「ふふ、それってレイトを待ってる誰かが
三途の川みたいなのに居ないだけじゃないの?」
「な! 俺だって待ってる人が居ますよ」
「それって誰なの?」
「・・・・・・」
「やっぱり居ないって事なのね・・・?
ごめんなさい聞いて、私が悪かったわね── 」
「そ、そんな事はいいんですよ
それより何かあったんですか キング絡みで?」
「いえ、今日は──── 」
「その話は俺からさせてもらう、久しぶりだね
二人とも、あの子はやっぱり居ない様だが──
「 俺たちの世界の未来について話に来た。」




