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放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
【 終わりゆく過去編 】
78/87

『ENDNIGHTWING≠誰よりも自由な翼』




向かい合って一人と一人、 で、

どうやっても俺があの反応速度に勝つのは



無理がある。

おまけに彼女はその反応速度に順応してる

身体がその速度に続いて行けるなら


どうやったって正面きっては

分が悪すぎる、ならどうやって───





「そう言えば目的は一緒だったよね?

なら、君の目的も俺たちと一緒なのか? 」


襟咲(えりさき),真凛(まりん)、元陸上自衛隊陸左

私はとある組織の命令を受けてその人を

連れて来いと言われている。貴方も?」



「その通りだ、まぁもちろん俺の場合は

君と違って正式な軍な訳だけども、

何か,君を止める方法を考えたけど、」


「ふふっ、俺が君に勝てるとも思えない

だからって根性論は嫌いだし、こんなこと

おかしいか? 『止める方法』


「お願いだ教えてくれ 」




「貴方は本当面白い人、『止める方法?』

私は何度も言ったように"兵器"なの


「ただ、恐ろしいのは同時に人間であること

人、人の見た目をした兵器なの

機械なんて私の身体の何処にもないものだから


「人と何も変わらないなのに"兵器"と

呼ばれてしまう、それは何故? 

聞いたでしょ? 人とそれ以外 違いわと。


「だから貴方が止めるのは『兵器』

人は限界を越えられる、私には"限界"が

定められている。例え『兵器』が強くとも


「貴方は人間、最も醜く耀く獣

進化しない光、その輝きを私にも見せて 」




「俺は君の名前も知らないけど

言っておくよ『感情論は嫌いだ!!』OK.」


「君は限界が定まってると言ったけど

君は機械じゃないし兵器でもない、人間だよ


「だから何だって話だろうけど、

俺には『人間(それ)』は重要だ、分かって欲しい 」


「俺は男で君は女だ! ッパンッッ!!

君の心は理解らないけどこれで救われた?」




「んっ・・・うんっ・・・痛いよ・・っっ」




「え!、そう言えば射った後の事は───

そ、そうだ、確かポケットにやっぱり、

心春か? そう、そうだよ 来てくれないか


「私の名前───トア=リング=レポートマン

トアって呼んで───       」



「ト、トア? え、ああ今の声?

今の声はえっとそうだ────── 」







  人類再起動計画(ノーマンプロジェクト),計画作戦会議場





「計画は失敗、繰り返す計画失敗──



「以下、通信にて追加経緯を報告する

本作戦にて対象の確保出来ず。尚、対象の

生存も確認出来ず。対応の返答を求む、」


「私は、"人類再起動計画"限定代理司令官

永川(えがわ)博之(ひろゆき)、対応の返答と言う事でしたが

この計画は一切無かったことにして貰いたい


「・・・・・ィ」


「全ての説明と対応については──

今、堺駐屯地でしたね? 私が向かいましょう



 「それでいいですね────?」






  堺駐屯地,人類再起動第一計画(PROJECTone)作戦場





 「こんな暗い所で話す必要がありますか?」



「 何事にも"警戒心を解けない質でしてね。」


「作戦の対応を話すだけで、一体。

何を警戒すると言ってるのか分からないですよ」


「作戦中の死亡者は?」



「答えになって・・・・ ,作戦中の死亡数は

波月次小隊、全員死亡── 如月小隊は

如月(きさらぎ),桂太(けいた)隊長死亡の後、二人を残し小隊は 」


「それなら、ほぼ全員死亡となりますね

で、その二人いま何処に居ますか? 」


「仲間が・・・死んでいるんですッ!!」




「・・・・はぁ」


「上官命令です。忘れなさい──辛くとも

 それとですね、もう一度聞きますが・・・

二人の行き先ともうひとつ、上官を───」


「敬いなさい──少しはね、バンッ──



「お前ィ─── 」


「この計画では軍よりも高い権限を下に

我々は動いています。貴方は敵を間違えただけ


「今や、信じられるものは国でもなく軍でも

また、自分でもない──。悪意無き者です。




「さて── 君は後処理を頼むよ

影村(かげむら) 政宗(まさむね)くん 妹さんは桜ちゃんだったかな

救われるは計画に関わった人間だけだ、」


「俺もそう言われましたけど、信じてない

だけどどうしようもないんだ─── クソ!」


「だとしても人は大切だと思うものに

何の意味もなく己を代償にしてしまうものだね


「聞きたそうにしてたから言ってしまうが

 私が救いたいのは妻でね───

オマケに娘が妻を待ってる・・辛いね本当


「何を信じるにしても──

一度、救うと決めた事だ 犠牲は諦める事だよ」



「私はそう決めた、君も決断の時は来るよ

その時は── 出来る事なら敵になって欲しい


「え・・」


「私と同じ気持ちなら── 愛する人を、

救おうと想う同士ならば君は妹を犠牲するんだよ


「なぜ、」


「私はね思うんだ・・・ 影村くん

死体の上に立つ命など所詮、空前の灯火だと」



「限界がある。人にも心にも身体にもね──

 罪は心を人は人を身体は人を蝕んでいく

人が罪を造ってる、私は人を信じたい、これは


「私の心からの気持ちだよ。だが───

妻を救うために私は人を殺し尽くすこれも愛かな


「俺は・・妹を救うために人は殺せない

正直、傲慢だって思います言い訳みたいです」




「なら何故、私は妻の為に人間を殺すのか?

 計画が失敗でも私が死んでもいいんだ 」


 「何故か分かるか? 君だったら、」



「・・・・・悲しい理由ですよ。それは」


「帰ってきて欲しい私にはそれだけだ。

正義や悪では測れない純粋な願いが私にはある


「娘に死んでと言われても妻に最低と言われても

それが"私"のっ・・く・・ぅ願いなんだ!」





 桜・・・ 俺は、どうしたらいい───








  電脳世界 エンド・ワールド




「桜・・? この世界にそんなのあったか?

っとそういえばサナさんに呼ばれてたんだった」


「またどうせ・・キングが何かやらかし、

う~ん ・・考えたくもないな──そんなこと


「レイト! ちょっと遅いわよ

何ならまた例のアレ、やってあげましょうか?」



「や、サナさんホントにそれは止めてください

一瞬三途の川みたいなの見えるんですよ、」



「それで? そこで誰かが呼んでるとか?」



「いや、ただ見えるってだけで─── 」


「ふふ、それってレイトを待ってる誰かが

三途の川みたいなのに居ないだけじゃないの?」



「な! 俺だって待ってる人が居ますよ」


「それって誰なの?」


「・・・・・・」


「やっぱり居ないって事なのね・・・?

ごめんなさい聞いて、私が悪かったわね── 」


「そ、そんな事はいいんですよ

それより何かあったんですか キング絡みで?」


「いえ、今日は──── 」





「その話は俺からさせてもらう、久しぶりだね

二人とも、あの子( 『キング』 )はやっぱり居ない様だが──



「 俺たちの世界の未来について話に来た。」











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