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放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
【 終わりゆく過去編 】
76/87

『WORLDWARENEMY"S♯2』MINUTETIME

どうも、これだけ言っときます

消えなきゃ2時間は早く出来たのに!!


 ──満足しました。

それじゃごゆっくり楽しんで下さい




     現在時刻,07:01時、



 猟、理懈僂(リゲル)界音(カイネ)、を残し先行した

如月隊長、如月,桂太、一人を残し如月小隊、



隊員である者達は死んだものとする。


死因は銃による、射殺また出血死、その他、

原因においても死因は銃弾によるものである





「んな、アホな─、

小隊っても30人近くおんねんぞ──!」


「アナタ、見たところ隊長さんかしら?」



「お前は誰や、いや─ッッーーそんないい

なんで、俺だけ殺してないんや!? 」


「待ってるの── 」




、待ってくれッ! 

 ダメか、意識が持たん──




「、私を救ってくれる人を───

        ここで、待ってるのーー 」






   CURRENT TIME.07:13TIME




「おい、猟! 押すなよ いや、なんて

言ってもお前は今、俺を押してたぞ? 」



「鬱陶しかったからだな」


「なんだってっ!」



「まぁまぁ二人ともケンカはやめて、

そろそろ如月小隊とも合流出来そうなんだから


「ったく、猟! 次はないぞ、

絶対! 俺は許さないからなっ!!」


「はぁー、もう好きにしてくれ」



「まあ、なんだかんだ言っても嬉しいんだ

もちろん僕もだけど、それよりもーーーね?」


「仲良くは出来ない──」


「また、そんなこと言って─── 」




「おい、猟! 早くこっち来い!!」



「─今度はなんだ、?」


「いいから来い! 界音さんも!」


「──?、僕も?」




「ゴホッ──ゴホッ、ゲェ、ハァハァ」


「な! 如月隊長、大丈夫ですか?

直ぐに衛生兵をっ、猟ちゃん、理懈僂くん!!


「いや、界音さん無理だよ──

多分、──全員死んでるよ、ゴホッ匂いが」



「なら、外に居る隊員に助けを呼べないか?」


「確かにそうだね、呼んでくるよ!」



「待て──」


「俺を助ける奴は直ぐに来る───ハァ

無線機で呼んである。猟、お前に伝言だと

「待ってるから、直ぐに来て───」だと、」


「ァ──こんなこと言いたくないから

よく聞いとけよ、あの女は目標を持ってる

それを、──止めてくれやと、」


「ふざけた女や、我が儘で勝手な──

猟、理懈僂、界音、命令や、隊長の勝手な

あの女を殺して目標を救ったれ、」


「俺は殺しません、」


「猟!」


「そうやね、俺も射てへんねん

でも、軍旗違反は重罪やぞ、殺せ敵や!」




「敵とは思えません───── 」


「猟!」

「猟ちゃん──」



「二人とも行くぞ!!」


「猟、隊長置いてくのか!?」



「居ても、」


「へ、?」


「ここに居てもムカつくだけだ。早く来い!」




「隊長死にかけてんだぞ!!」



「誰か助けに来るんだろう、そう言ってた

ほって置けばいい。」


「見捨てる気かっ! 最低だよお前!!」


「やることがあるんだよ、死にそうな奴は

放って置けばいいだろう!!」



「おお、それがお前の本音か──

誰かを助ける為に誰かを犠牲にするのか 」


「救いたいと思う人に命をかけるのが俺だ

間違ってると言われようが変える気はない、」


「そんなに死人を救いたいなら残ったらいい

俺は一人で行く、お前は来なくていい!」



「猟ちゃん、僕は行くよ?」


「来るな──!」


「理懈僂には誰かもう一人居た方がいい、」



「へっ、それで譲歩でもしたつもりなのか?

お前は恋人の為に仲間を射つ様な最低な奴だ」


「誰が好きなんて言った?」


「やっぱり好きなのか?」



「殺すぞ、」


「ああ、やってみろよ俺は訓練受けてない

お前とは違うんだよ、俺がお前を殺ってやる」


「チッ、お前みたいな奴嫌いなんだよ──!!」




「5分だけここで待つ、好き?

会ったこともない、見たこともない顔だ 」


「だいたい、好きな人はもう居るんだ。」



「─────悪い」


「5分だ、それを過ぎたら隊長を置いてく

その間に来なくても二人とも連れていくぞ」



「ああ、俺が悪かったよ」


「猟ちゃん── 僕も?」



「ああ、座って誰か来ることを祈るんだな」

















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