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放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
【 終わりゆく世界編 】
34/87

ボロボロのからだ




「遅いね、君達は・・・それにボロボロだ 」






レイトが死んでから必死に逃げたけど

結局、僕は足が折れてサナさんは全身打撲、




そんな二人じゃ、絶対に追いつかれる──






「貴方が・・やったんでしょ」




「そうだよ、サナ君── だけど思うよ

人間とはなんと脆いかを、ハハここはゲームの

世界だ強くて当たり前、だけど君達は弱いよね」



「それは単純に僕とキング君やサナ君、レイト君

とのレベル差が原因だとは言いきれない程にね」






ヒイロさんは一時。おいて話しだす・・・




「さて── ここからが問題だ、何がそうさせる





「考えられる原因を君達はその頭の中で考える

知能というよりは物事を単純かつ新たな可能性、


「つまりは発想へと転換する事が重要だ、

君達は僕を倒せない、それは何故かをでは──」



「それならどうやって倒せるかを。

それが君達の運命を決める、決定なんてない」




 「君達はまだ、゛抗えるのだから(やり直せる)──」










「ァア──」


       「キング!」





ヒイロは剣を容赦なくキングの胸に突き刺した





「・・経験だよ、君達にはこの世界でのいや──

何処でもいい・・経験が戦いの経験が少ない 」




「何故、僕に勝てないかと言ったね──

君達は確かに他のプレイヤーから見ていて 」


「急成長を遂げていると言えるだろう、それは

死肉と戦い岩の守護者と戦い、あの古龍王でさえ



「キング君、君を王と認めそして仲間を讃えた

しかしまだ子供の遊びだ── 僕はこの世界で」




「何度も敗北を味わいその理由を考え、戦った

君達がしてきた事と同じ事をして今、ここに居る





「サナ君──次は君だ・・! ハァ!」





「いいかい・・・」



「ァ・・ボ・・ッ・・・ッ・・・」




「この世界が出来た時からそれを続けてきたんだ

そこが君達と僕の決定的な違い経験の差だよ。」






「君達の若き光が僕にまた希望を魅せた

光を観た人間として君達をどうやってでも鍛え」




「来るべき時代を迎えさせる── これは 」





「その為の一度目の犠牲だ、次は殺されるな」







はっ・・・!  僕はヒイロさんに殺されて・・




それで、うっ・・吐きそうだ


一瞬、僕の死体が見えた── 死んだんだ。






「おい、キング───!」






もう・・! レイトにもサナさんにも!


姉さんにも会えないなんて・・・!!




「悔しいよ───! 」






「そうだよな、俺もあんなにあっさり死ぬなんて

しかもお前と違うところはカッコ悪いって所だ




「そろそろ、サナさんも来る頃だよな──!」






「レイト・・・・!」


「ああ、俺だぞ! なぜか死んで──と・・」




「レイト! レイトだぁ~・・・生きてて!

死んでなかったんだ、僕は死んじゃったけど 」



「あ~キング、お前も死んでないみたいだぞ?

こうやって俺と話せてるからな! よかったよ」






「そうなんだ、僕も死んでない・・・! そうか

じゃあ、帰ったら姉さんにも会える── 」



「そうだな、その前に世界をなんとかしないと

俺たちは一生ゲームの中で生きていく事になる」





「そんなことはさせないよ。三人で現実世界に

帰るんだ・・・ 絶対に── 」



「あぁ、わかってるよ・・ 」








「ところで。レイトは何で僕が刺し殺された事を

知っていたの? 何かで見たの・・・・? 」




「ああ、説明するよりこれを見ろほらここだ」






今日、AM8:00 丁度、王は空より帰還する








「これ・・もしかして僕のこと──? 」




「あぁ、俺が知ってる王なんてお前だけだ

俺が起きたらCOMにこの記文が届いていた。」




「じゃあ── 誰かは僕が空から来るのを知って

それをレイトに送ったっていうことなの・・?」




「不思議だよな・・」




「不思議なんてもんじゃないよ。

これは明らかに仕組まれてるよ、離れよう」





「え。 ──ここからか?」



「そうだよ、何か変だよ君が死んでないことも

それに僕が死んでないことも何かが起きてる 」




「確かにな・・・ 何かが起きてるぞ──! 」


「ほら、またきた───」






今日、数分後に空から姫が舞い降りる






「また、・・・やっぱりここは危険だよ」



「いやまだだ、その続きがある── 」







そしてその場に王と戦士、姫が交わる時

真実を知り、そして戦い始めるだろう───






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