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放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
【 終わりゆく世界編 】
17/87

世界審理



「キング・・・・キングか!?」



「うん─? レイト? どうしたの慌てて」





どうしたって..... そうか・・知らないよな








「お前、大丈夫なのか?」




「僕? 大丈夫だよ。人に囲まれてるけど」



「囲まれてる? まあ、いいから何処にいる?」



「僕は・・・えーと、広場だね!」




「広場・・・ 噴水に花があるだろう?」



「うん、あったよ」




「何色だ?」


「紫だね、それで色がどうしたの?」




「場所が解った直ぐ行く頼むから待っててくれよ



「うん、でも早くね・・なんか雲行きが怪しい」


「おい、今度は何をしたんだ?」




「なにもしてないよ。ゲームって楽しいね!」



「・・・・・・・・」




「レイト・・・?」








今度は何をやったんだか・・・





 因みにさっきの花の色は東西南北によって

色が違い、季節の違いだとか戦争の名残だとか


 まぁ、色々な意見がある。でも設定だ

特に花の色が何かなんて誰も気にしないだろう







「はぁ・・・・・」



「レイト! こっちだよっ!」




そりゃ見れば分かるよ、龍を連れてるしな






「それより、お前はサナさん見てないか?」




「僕って衛兵に囲まれてるんだよ、普通って

親友なら助けてくれるんじゃないの? 」




「それで、サナさんは見てないんだな?」


「見てないよ。連絡は取ったの? 

チームなら取れるんでしょ? 僕にもきたし」






CC(シーシー)COM(コム) 略してCOM(コム)、そのままだな






「ああ、COMで連絡はしたんだけど

繋がらなくてなどうしようか悩んでるんだ」




「サナさんが僕達を見つけてくれるでしょ

だって、サナさんだし 大丈夫だよ。」



「まあ・・ そこについては心配してないんだが

そろそろ教えてくれるか? その龍はなんだ?」




「アルって言うんだ! 僕の眷属だよ」




あ、ああ・・・そうか、聞いた俺が悪かったよ





「・・・王、私から事の顛末をお話します」




「助かるよ。アンタ喋れるのか、古龍なんだな」



「ええ─ では、これが始まりから終りです 」 





事の顛末を聞いた俺はこう聞いた・・




「へぇ~ アイツの事を知っているんだな?」



「はい 誰よりも彼奴を知るのは私だと、」



「なら聞きたいんだ、アイツはなんなんだ?

俺は捕食ってやつに襲われた。壁があった」


「あれは一体なんなんだ? なぜ、捕食と?」






「一つに理由は存在しません、彼奴には

空腹等もありません。喰らうためでしょう」




「意味はないってことか? 例えば、

力を蓄えるとかもか? それなら納得出来る」



「貴方を喰らった所で微量の差程変わらない」


「じゃあ! 何故、人を食べる?」




「彼奴はこの世界に存在する人という種を

存在から消す為、喰らっていると考えています」




「人間を滅ぼす!?」




「いえ、彼奴の狙いは種を滅ぼすこと

この私も例外ではありません。

生命あるもの総てに死は訪れる 彼奴は 」




「その循環を乱し彼奴のみがこの世界で存在し

生き残る事を目的としているのでしょう 」




「どうやって倒す?」



「賢者達は彼奴をバグの実写体だと呼んだ

私は彼奴と戦い死に絶えかけた時に彼奴を」




「総てを喰らう化け物"と呼んだ 」




「賢者達はこの世界を封印し終りが結果とした

しかし、過ちを犯し賢者は封印はせず

この世界に生を与えた。この世界を創りし賢者は



「戦い──戦い─── そして悟る

この化け物には敵わないと、彼奴は殺せない」










「 これが世界のたった一つの理です 」















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