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放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
【 終わりゆく世界編 】
12/87

希望の光と悪魔の囁き



どれくらい歩いただろうか・・・?

  ここはユーカリス草原、8時間前



彼らはここに居た。



現実時間でも相当な時間が経っている筈だ



だが、彼らはここから出られない



 昔、システムに異常が起きた

後に僕ら賢者の四人にこう呼ばれる存在








「バグの実写体。膨大なバグデータ

を貯めこんだ、バグの人形がこのゲームでは

勝手に出来ていた。僕らは何もしていない 」





自然界で独自に生物が進化を繰り返し

生き抜く様に───



 このゲームではゲーム自体が意思を持ち

プログラムやシステム等を書き換えていってる







あの化け物が現れてから僕らはこのゲームの

開発を止めようとした、しかし───






ある。科学者が僕に良い話を提案してきた










数年前────







「今川さん── ですね?」



「ああ、よろしく 君は?」


「ソウ・シルヴァー と、シルヴァーとでも」




「そうか・・で、君の提案と言うのは?」




「我々はアメリカで大規模な核エネルギーの

研究をしています。そこであのゲームが目に

入った訳です。ゲームというのは基本的に 」



「理論的にですがゲーム側の物をこちら側に

持ってくる事が可能だそうです。もちろん

それはあくまでも理論上、しかし科学者だ」


「やってみたいと思ってしまう。

禁断という言葉が我々科学者を危険にする」



「貴方はどうです・・・・・」





「やはり、停止させてもらう

あのゲームは本当に危険だ。もしも

この現実世界に影響を及ぼす様なら大変だ」



「では、その可能性がある所までは来ていると?




「・・・・・何も言えない」



「素晴らしい!! 偉大ですよ博士!

貴方は開発者ではない。科学者だ!

我々と同じですよ! 博士・・・・ 」



「いや、君と同じにするな気分が悪い

帰らせてもらう。 」




「博士! 博士!!」










  あの時に止めていれば良かった



そう思わない日は1日たってなかった。

どうせどうなってもいいなんて諦めれば終りだ



だが、


それまでに生きていた人々の犠牲が多すぎる

僕には見て見ぬ振りなんて出来ない、そして




─数年が過ぎた今はシステムに阻まれ強制停止が

出来なくなってしまった・・・・・







やはり彼らを早く見つけなければ







「希望になってくれる」













「ほら見て! あれ龍だよ ドラゴンだよ!」



「そんなわけないだろ。キング・・・・・」



「どうやら本当みたいね。レイト──?」














「彼らならば・・・・!!」






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