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放課後エンド・ゲーム  作者: トムネコ
【 旅する姫とその終り紡ぐ外編 】
1/87

エンド・ゲーム外編 ―忘れられた王座―1―




―FIRST‐SIDESTORY―

エンド・ゲーム―忘れられた王座―






王よ、 貴女は今、何処へ行ったのだろうか







「サィナ! 貴女、また私から逃げる気!?」



 「誰? 私、急いでるの用なら早くして 」




「うぐぐぐ、。。 貴女ってホント嫌いっ!」





 「用はないのね。なら私は行くわ───」



「待ちなさい!! 」



 「・・・用があるなら早く言って。」



「お嬢様~~~!」



 「ほら、来ちゃったじゃない・・・」



「なに、貴女って追われてるの?」


「それに・・お嬢様って! 貴女!

そういう事は早く言いなさいよねっ!!」


 

 「何故・・・?」



「わ、私・・無礼を働いたとかで── 」


 


 「で・・?」



「殺されてるかも知れないでしょッ!!」



 「そうね・・・・。」


 「確かに私がそう(殺すと)言ったらアナタは死ぬわね」



「お嬢様、こんな処で一体何をしておいでで?」



 「この子が私を呼び止めたの・・・」



「おや、貴女は確か・・ルザエリア家の

お嬢様に何か御用ですか? それならまずは」



 「アジューズ。私なら大丈夫だから・・」



「ええ、お嬢様。ですが私はお嬢様の召し使い

お嬢様の事を御守りするよう仰せ付っております



 「アジューズ。いいから黙ってて・・・」



「ホホホ、もうジイは居りませんか・・

悲しいですな~ いやしかしこれは── 」


「お嬢様が大人なった証拠というもの

ホホホ、このジイと共に大人になって貰えるとは



「いやはや。老骨を削ったかいがありますな 」




 「もういい・・・・。アナタも行く──?」



「えっ・・ ──いいの?」



 「来たいんでしょ・・?」



「うん。宜しくね サィナ・・・!」



 「よろしく・・・。アナタの名前は・・?」



「私は、ルザエリア=モナ・エルドマリア

いい! 私の事はエルドって呼びなさいっ!」 



 「偉そう・・。私はやっぱりサィナでいい」





「そう── サィナ! 早く行きましょ!!」



 「手は引っ張らないで・・。」






一方、その頃・・・・・




「お嬢様~~! 一体、何処へ行かれたのです」







   「お嬢様~~~~~~~!!!」







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