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2. 3年間

レティーナと殿下の仲は最悪なんですけど、このまま読み続けたら分かると思います。

2. 3年間


入学式前のパーティーで、殿下と言い争いになったが、殿下のあの一言が脳裏から離れなかった。あの後、殿下と何を話したかなんて、覚えていない。あれが、あのときの殿下と思いたくなかった。


そして、殿下と同じ学校に通うもあれっきり殿下と会ったり話すことは無かった。ただ、時間だけが淡々と過ぎていった。

相変わらず、私の周りには殿下との事を聞いたりする令嬢たちがいたが、私と殿下が会ったり話したりするところを見て、次第に私に関わらなくなっていった。

でも、その方が良かった。なぜなら、婚約者から嫌われてい婚約者として、同情や好奇心な目で見られることは私には耐えられなかった。

そして、次第に学院で私と殿下の仲が悪いと言う噂は瞬く間に広まっていった。


でも、私は何も努力しなかった訳では無かった。私は、殿下にお弁当やテラスでのお茶を誘ったり、パーティーではパートナーをかってでたが、殿下は私の誘いを受けることはなかった。

学院生活は私にとって、地獄の3年間となった。


学院生活の最後。卒業が近付くある日、父から手紙が届いた。

手紙には、殿下と私の結婚の日にちが決まったという内容だった。父は私と殿下の仲を知り、国王陛下に頼み結婚を急いだらしい。

私には、嬉しくもないことだった。

呼んでいただき、ありがとうございました!!

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