1.久しぶりの再会
内容がぐちゃぐちゃですみません!!
1.久しぶりの再会
ブリリオン殿下とは、幼い頃に一度だけ会った。急な婚約とは、いえ殿下に会えるのは楽しみだった。殿下があの時、私が言った言葉で微笑みを浮かばせたのは今でも、覚えている。思えば、あの時私は、初めて恋をした。殿下と婚約したら殿下はもう一度、私にあの笑みを浮かばせてくれるかしら。そう、私は期待を胸に殿下と婚約した。
しかし、殿下と婚約をしたからといって、殿下と会うことは無かった。
そんな時、父から殿下が通う学校への入学を命じられた。殿下と会える、そう思った。
入学式前のパーティーのこと
「あら、あなた様はブリリオン殿下の婚約のレティーナ様!!ブリリオン殿下と婚約なんてうらやましいですわ!!」
「私、ターベルトと申します!!レティーナ様とぜひ、仲良くして頂きたくて!!」
「私も!!」
「私も!!」
と、たくさんの令嬢たちに取り囲まれた。
そんななか、私に強い視線を向ける少女に気がついた。
それは、ブリリオン殿下と婚約解消したレナート嬢だった。
私がレナート嬢に近付くと視線に気付いたのか、にこりと私に向けた。
そして、
「レナート様、私、ブロンズ家のレティーナ・ラ・ブロンズと申します。どうぞ、よろしくお願いいたします。」
私は、恥ずかしくないように丁寧に自己紹介をした。
すると、
「あら、レティーナ様。殿下と婚約解消された私に挨拶をなさるなんて、ひどいお方!!私と殿下は愛し合っていたのに、そのなかを引き裂く方だと思っていたけど。優しい顔の裏でなんともひどいことをなさるのね。ねぇ、皆さんもそうだと思わない?」レナートはそう言い、レナートを囲んでいた取り巻き立ちに視線を向けた。
すると、周りの取り巻きたちは
「まったく、その通りですわ」
「人は見かけによらないとは、まさにこの事ですわ」
と、私に言う。
「私は、何もしていません!!私の方こそ、殿下と急に婚約したことに戸惑いました!!殿下とレナート様が婚約破棄したのはレナート様に問題があるからではないのですか?」
と、私は、言い返す。
すると、レナートは、余裕のある顔から苛立ちへと変わる。
「なんですって!!あなたが私と殿下の中を引き裂いたのよ!!」
レナートは、大声で叫ぶ。
すると、
「何をしている!!」
そう、言うのは私が会いたかったブリリオン殿下だった。
「殿下~、聞いてください!!レティーナ様が私に対してひどいことを言ってきたのです。」
と、レナートはあること無いことを言い出し始めた。
私は、
「いいえ、違います!!レナート様と我家の事を侮辱しました!!断じて、私は嘘偽りは申していませんわ!!」
必死に誤解を解く。
しかし、殿下は
「2人とも醜い言い争いはやめろ!!レナートもだ。レティーナ、君は僕の婚約者なんだ、こんなところで言い争いをしてどうする!!もっと、婚約者らしいことをするんだ。」
レナートには、厳しく言わずに私だけに怒った。
だから、私は
「違います!!殿下!!私は本当に何もしていないのです!!信じてください!!」
必死に殿下に語りかける。
すると、
「いい加減にしろ!!もう、うんざりだ。僕だって、君と婚約したくて、したわけではない!!」
殿下のその一言で私は、
「今、何と?急な婚約だとしても、殿下でも言って良いことと悪いことがあります。・・・・それに、私は今日、初めて殿下とこうしてまともに話しました。いつも、お会いしたくても会うことも叶わず、今私に合って話すことはもっとあるとは、・・・・・・思わないのですか?」
自分の感情がコントロールできなかった。
ここまで、呼んでくださり、ありがとうございました!!