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第1章 婚約

第1章、レティーナが1度目で結婚する、ブリリオン殿下と婚約するところからです。その内、分かりやすく登場人物のこと書きます!!

第1章 婚約


コンコンとノックの音が聞こえる。

私は返事をし、入るように進める。

執事は恭しく礼をし、言う。

「お嬢様、失礼いたします。」


「どうしたの?」


「お嬢様、旦那様がお嬢様を御呼びです。」


父は、私に関心がなく父の方から私を呼ぶことは滅多にない。

「私を?お兄様ではなくて?」

だから、私は聞き直す。

「はい、旦那様はレティーナお嬢様を御呼びでございます」


「そう、分かったわ。すぐに支度をするから。すぐ行くとお伝えして」


「はい、かしこまりました。」

執事が一礼をして、退出する。

私は、侍女に支度をするように言う。


私、レティーナ・ラ・ブロンズは、ここラハラート王国の5大貴族の一つ、ブロンズ公爵家の娘として生まれた。名家の娘として、幼い頃から厳しい英才教育を受けた。

厳格で厳しい父が私を呼んだということは、何か大切な話しがあるのだと感じていた。

案の定、私の思いは当たった。

「ブリリオン殿下と私が婚約ですか?」

私は、目の前に座る父に聞き直す。


「ああ、急だが、明日からお前には次期皇后となる教育をうけてもらう」

父は、淡々と準備を進めるよう促す。

でも、私は

「しかし、ブリリオン殿下はもう既に、サイバルト公爵家のレナート嬢と婚約していたはずです。なぜ、急に私との婚約にかわったのですか?」

サイバルト公爵家は、ブロンズ公爵家と同じ5大貴族の一つ。代々、皇后を排出しているほどの名家。そして、何より皇太子との婚約が解消されたとなれば、それ相応の理由があるはず。


しかし、

「それは、お前には関係の無い話しだ。分かったのなら、部屋に戻れ」

父は私の問いかけには答えず、私は部屋を追い出された。


第1章まで呼んでくださり、ありがとうございます!!

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