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58 銀河帝国のその後

 銀河帝国の元皇帝とその配下にある宇宙艦隊を手に入れた。


 ぶっちゃけ元皇帝に関してはどうでもいいが、(シャドウ)魔神が契約を結んでいたので、あの後元皇帝は不老不死の祝福を受けて、死なない存在に進化していた。


 まあ、祝福の元になっているシャドウ魔神が何かしたり、シャドウ魔神と同レベルにある他の高位魔神が殺したら死ぬだろうが、それ以外の要因ではまず死なない存在になった。

 なので、ほぼ不死といっていいだろう。


 完全なる不死というものが存在するかは、俺も知らない。

 ただ部下の高位魔神たちは死んでも復活するので、奴らに死というものはないのだろう。



 さて、不老不死になった皇帝だが、ここ最近は大賢者の塔にある高級バーで、酒をグダグダ飲んで酔っ払っている。


「余は、余は、銀河系の支配者なのだー」


 と言いつつ、いつも店にいる。


 完全にただの酔っぱらいだ。

 おまけに皇帝でなくなったので、無職だ。

 ただし宇宙艦隊と共にこの塔にやってきたので、金だけは無尽蔵と言っていいほど持っている。

 艦隊に備蓄されている物資の資金的価値がとてつもない。


 その金を使って、ただの飲兵衛になっていた。


 俺に言われるがまま黙ってついてきたくせに、今になって昔のことを思い出し、未練タラタラな態度をとらないでほしい。

 あのまま向こうの銀河系に残ってたら、また死んでいる運命だったのに。



「暗黒面の王なのに―」


 それと元皇帝が言うところのザ・パワーの暗黒面の王。

 ザ・パワーの正体が、俺たちの世界の魔法と同じ物だった。


 自分の時間の流れを遅くして、寿命を延ばしたり、アンデッドまがいの蘇生方法を用いることで、死者を生き返らせる技術があった。

 だが大賢者の塔では、相手にされないほど出来の悪い魔法だった。


 手から雷を放ったりもしたが、こちらに関しては大賢者の塔どころか、この世界(ローラシア)の一般レベルの魔法使いと大差ない代物だった。

 微妙過ぎる魔法を使って暗黒面の王とか、元皇帝の頭が心配になってしまう。



 とりあえずそんな感じで、元皇帝に関してはただの飲兵衛になり果てた。




「マリリンちゃんに振られた、もうお終いだー」


 それと元皇帝が飲んだくれている酒場には、白髪の残念イケメンもいて、机に突っ伏して泣きながら酒を飲んでいた。


 見た目が人間でも、正体が死者(リッチ)なので、酒に酔わないはずだ。

 だが、うちの塔ではアンデッドでも酔える酒を開発して、普通に売ってそうなので、その辺のことは気にするだけ無駄だろう。


 ロージの奴だが、デート1回目にしてマリリンちゃんに振られてしまい、人生のどん底に落ちていた。



 ついでに奴が持ってきた宇宙要塞建造計画に関しても、俺の権限で凍結させてもらった。


「ジャガイモの量産などしたら、俺の美的感覚が疑われる」


 俺は銀河帝国艦隊の洗練された姿を見て、二度とじゃがいもにロマンなど感じるかと、心に固く誓ったのだ。


 奴からの提案書は、しばらく受け付けない。





 なお、皇帝と共に俺たちの世界へ連れてきた帝国軍の宇宙艦隊だが、これに関しては(ローラシア)の軌道上に浮かべていた。

 だが、翌日にはローラシアを管理している駄女神アルシェイラと、駄天使アナスフィアが俺の元にやってきた。


「アーヴィン様、空の上に不気味な星が浮かんでいると、地上にいる人間たちが話し合っているんです!」

「世界終焉の前触れだって噂になっているんです!」


 なんて感じで、苦情が来てしまった。


 艦隊が地上にいるローラシアの住人から、見つかってしまったようだ。


 ローラシアは現代の地球並に科学技術が発達してないので、テレビやスマホと縁がない。

 そのため1人1人の視力がとてもよく、衛星軌道上にある艦隊の姿が見えてしまったらしい。


 艦隊の中で最大の大きさを誇るインペリアル級になると、全長120キロだ。

 地上から見つかっても仕方ないのかもしれない。


「分かった。すぐに大賢者の塔のフロアを増設して、艦隊を入れておこう」


 軌道上がダメなので、いつものように困ったら大賢者の塔のフロア増設で対処だ。

 艦隊1個しまうくらい、大賢者の塔なら簡単にできる。


「お願いします。頼みますよ。今地上では、世紀末が訪れていると、ヤバイ宗教がたくさんできてるんです。人心が荒れてるんですからね!」

「お、おお。なるべく早くやっておこう」


 駄女神アルシェイラの目が赤く充血していたので、俺は気圧されながら答えた。


 そんな姿を見ていて、俺は世界を管理するのって大変なんだなと思った。

 俺も大賢者の塔で、ろくでもない奴らのトップを務めているが、やはり世界ひとつ管理するとなると、並々ならぬ苦労があると見える。


「アルシェイラ様、この後はお姉さま(メフィスト)の所で叱っていただきましょう」

「そうね。お姉さまにご褒美をもらえれば、まだまだ頑張れる」

「……」


 訂正。

 あんな駄女神たちに管理されてる世界だから、人心が荒れ果てているのだろう。





 駄女神たちのことはともかく、早速大賢者の塔のフロアを一つ増設して、艦隊を収容した。


 そして艦隊に所属していた技術者たちが加わったことで、塔の技術者たちと一緒になって、宇宙艦隊の建造に関してアイディアを出してくれるようになった。


 とてもありがたい。

 俺の理想とする宇宙艦隊建造計画が、これで進んでいく。



 ただし、だ。


「魔神王陛下、宇宙艦隊の人員(クルー)ですが、艦隊には3か月分の食料備蓄しかありません」


 とは、宇宙艦隊の司令官の言葉だ。

 飲兵衛皇帝より立派な人で、現実がしっかり見えている。


「人員とは、具体的には何人だ?」

「艦艇270隻。人員は30億となります」

「さ、30……」


 30億って、ちょと待て。

 地球の人口の半分近い数字じゃないか!


 宇宙艦隊にロマンを感じていたが、全長数十キロ級の軍艦が勢ぞろいしているのだ。

 当然それを動かすクルーとなれば、桁違いの数が必要になってしまうのだろう。


 しかし、そんな数の人間をどうやって養えという!



「……メフィスト」


 困ったときは、俺の右腕であるメフィストに相談だ。


「私が管理している星の住人に供出させることもできますが、さすがに無制限にとはいきません」

「……」


 そういえばこいつ、俺を信奉する頭のおかしい狂信者の星の管理をしてたな。

 だがあの星の住人は、未だに古代バビロニアやエジプト文明程度の社会だ。

 生産される食糧なんて、たかが知れている。


「ですので、塔内に有人可能惑星をいくつか創られてはどうでしょう。帝国の進んだ科学力であれば、惑星さえ用意すれば、後は自分たちで食糧生産施設を作れるのでは?」

「艦隊の技術者たちと話し合う必要がありますが、補給艦にある資材を用いれば可能かと」


 メフィストの案を、司令官が考えながら答えてくれる。


「……分かった。とりあえず有人惑星だな」



 星ひとつ追加で創ることになってしまった。

 “神界の大地”を操作して、銀河帝国艦隊を収容しているフロアに、有人惑星を作ろう。

 有人惑星のためには太陽も必要なので、それも追加で作らないといけないな。


「できれば艦隊の資材確保のために、資源衛星も用意していただけないでしょうか。資源があれば、あとはこちらで採掘、加工いたします」

「……鉱物が豊富な衛星も追加するか」


 司令官の提案で、有人惑星の周囲に衛星もひとつ創ることが決定した。



 なお、その作業は俺が”神界の大地”を操作して、1、2時間ほどで完了した。

 衛星にある資源は、採掘しても定期的に再出現(リスポーン)する設定にしたので、資源埋蔵量に関しては事実上無制限になる。


 星の作成に魔力が少々必要になるが、相変わらずバカみたいな魔力量を保持する俺からすれば、減ったことにも気づかない誤差みたいな量だった。


「し、信じられない。このわずかな時間で、小さいとはいえ星系が誕生してしまうとは。偉大なる神よー!」


 その後、司令官がヤバイ目をして、俺に対して五体投地してきた。



「おやおや、さすがは主。従順な信者をまたしても作られましたね」

「全然嬉しくねぇー」


 グレーの母星でもやらかしてしまったが、またしても変な人間を1人作ってしまった。


「神よ、あなたから与えられた惑星を、我々が命を懸けて守っていきます」

「神の星に、永久の豊穣を」

「我々の力をお求めの際には、なにとぞお呼びください」


 ……訂正。

 司令官だけでなく、艦隊のクルーたちまで、おかしな宗教に改宗してしまった。


 俺みたいな魔神王を信奉しても、いいことなんて何もないぞ。



 そしてその日から、俺の枕元に立って魔神王とかいう怪しい神を賛美する、狂信者の生霊の数が増えた。



 メフィストが創った星の住人やグレーがいるのに、帝国艦隊の人間まで加わらないでほしい。


 ドウシテコウナッタ。





 まあ、枕元の生霊たちはさておき。


「しかし、300隻にならないのに、艦隊のクルーが30億って……宇宙艦隊の建造計画、ストップさせないとまずいな」


 実際に運用されている、帝国艦隊のクルーの数がおかしすぎる。

 あの数で、地球の人口の約半分だ。

 このまま塔でやらせている艦隊建造計画を続ければ、船を1隻運用するだけで、大賢者の塔の人口より膨大な人間が必要になる。


 正確には、塔内部に有人惑星があったり、帝国艦隊のクルーの面々もいるが、そういうイレギュラーな人員を除けば、大賢者の塔の人員だけで、まともに船1隻運用することができない。



「フフッ、その点は抜かりないのでご心配なく」


 だけど俺の不安を察知してか、艦隊建造計画の技術者が意味深なことを呟いてきた。


 どう考えても、これって悪魔の声だよな。

 従ったらダメな奴だ。



「兄上、そもそも宇宙艦隊を作る理由がロマンなんですよね?」

「ああ」


 そんな俺に、クリスが話し掛けてきた。


「戦争するわけでもないのに、艦隊なんて作るのやめましょう。今すぐやめるべきです」

「そ、そうだな……」


 そもそも例のじゃがいも要塞を作ったのも、宇宙艦隊の建造計画も、単にロマンを求める心の声に従ったに過ぎない。

 銀河帝国艦隊で現実を知った今、これ以上計画を続けてはダメだ。


 塔の経済、その他諸々が破綻してしまう危険がある。


 いくら金銀財宝を好きなだけドロップさせることができる大賢者の塔であっても、億単位の人口で運用しなければならない艦隊を作ってはならない。


「宇宙艦隊!」


 だが、俺が諦めようとした時、イリアが俺の服を掴んできた。


「艦隊、絶対に作る!」

「……お、おう。とりあえず1隻は作っておくか」


 イリアに睨まれて、ついそう言ってしまった。

 妹におねだりされたので、決心がつい鈍ったんだよ。


「兄上、絶対にダメです!」


 だが、そこでクリスが、普段より強い態度で止めにかかる。


「バカ兄は黙ってろ!」

「フグッ」


 されど無常。

 クリスはこの塔の中では、実力的に下の部類。

 イリアに凍結魔法を使われ、凍らされてしまった。


「イリア、さすがにクリスを凍らせるのはダメだぞ」

「大丈夫。ちゃんと死なないように手加減してるから」

「兄弟喧嘩がダメだって言いたいんだよ」

「それよりも艦隊」


 ……

 この塔では、基本的に拳の強さ、魔法の威力が発言権を持つ。

 実力がないクリスの意見は、実力であっさり葬られてしまった。



 もっとも、後日俺が艦隊建造計画を縮小させようとしたら、技術者たちから総反対を食らってしまい、計画を止めることができなかった。


 確かに、この塔では実力がものを言うことが多い。

 その代表が魔神たちだ。


 だが科学者や技術者たちは、常人には理解できない、マッドという物差しで生きている。

 マッドたちが総反対したことで、塔の代表である俺の意見が潰されてしまった。


 民主主義や多数決と言えば聞こえはいいが、多数決に参加した人間全てがマッドという、想像するだけでも恐ろしい多数決での決定だった。


「艦隊なんて、どうやって運用するんだよ……」


 自分でやりだしたことだが、計画を止めることができなくなって、俺は途方に暮れる羽目になった。



 もしも艦隊の運用で、塔の経済や人員が傾くことになったら、宇宙艦隊を破壊魔法で根こそぎ消し飛ばそう。

 頭の悪い解決方法だが、魔神たちの行動原理に倣って、そうすることにしよう。


 ああ、普通でノーマルな俺だと、こんな頭の悪い方法しか思い浮かばない。


 誰か、俺の仕事を変わってくれる人間はいないのか?






 とまあ、俺の胃にはちっとも優しくないことばかりの大賢者の塔。


 もっとも大賢者の塔は俺の胃に優しくないだけで済んでいるが、元皇帝がいた銀河系は、その後大波乱になっていた。


「あの後も観測を続けていたので、何が起こったのかは全て記録しています」


 とは、我が塔随一の知者である、アカシックレコードさん。


 名前が長いので、分体が銀髪の美形さんであることにちなんで、”シルバ”と名付けてやった。

 髪の色そのままの名前だな。


「皇帝がいなくなったから、少なくとも内乱が激化したなんてことはないよな?」


 俺はあの時皇帝を、大賢者の塔へ亡命させた判断を間違っていないと思っている。


 なんだけど、シルバさんは首を振った。


 ……

 ああ、イヤな予感しかしない。


「造物主は、あの銀河系から皇帝を取り除くことで安定が訪れるとお考えのようですが、実際にはそのようになっていません」

「……」

「皇帝がいなくなったことで、民主制を掲げる反乱軍が勝利を収め、向こうに残った帝国艦隊は瞬く間に解体されました」


 ここまでは流血沙汰が最小限に収められ、内乱が早期に収拾したと考えていいんだよな。


 首都星付近にいた帝国艦隊は俺が塔に連れてきたが、それ以外の銀河系各地に駐留していた帝国艦隊は、解体されてなくなってしまったらしい。


 とはいえ、死人が少ない終わり方をしたはずだ。



 でも、シルバさんの話は続く。


「その後民主制を掲げていた派閥内で、共通の敵がいなくなったことで権力争いが勃発。初期は勢力が2分される程度でしたが、やがて派閥がさらに細分化して四分五裂状態になりました」

「……」


 皇帝が混乱の原因かと思ったら、皇帝がいなくなってさらに状況が悪くなってしまったらしい。


 中国の歴史かな?

 あの国って統一状態にない時は、いつも群雄割拠になって、血で血を洗う争いをしてる。

 まるでそんな感じで、酷い内乱状態になっているじゃないか。



「そしてここから先は、まだ向こうの時間が経過していないので、私の予測演算となりますが、お聞きしますか?」

「ああ」


 聞かない方がいい気がするけど、シルバさんの予測演算という名の、未来予想を聞いてみよう。



「それでは続けます。向こうの銀河系は権力争いの激しさから、統一政府を維持することができなくなり、銀河系各地に勢力が割拠するようになり、群雄割拠と呼んでいい状態に陥ります」

「……」

「以後、銀河系内では長い戦乱が続くことになり、文明は衰退の一途をたどることになります。最盛期には1兆に届いていた銀河系の人口が戦乱によって激減。人口は10分の1以下になります。さらに中世的停滞と呼ばれる暗黒時代に突入し、勢力の多くが科学技術を衰退させ、星間国家を維持できなくなるばかりか、宇宙進出前の文明レベルにまで落ち込んでしまうケースも続発します」

「……」


 中国の戦乱かと思ったら、それ以上に深刻だった。

 銀河系を支配していた国家の面影が、完全になくなってしまう。



 途中からはシルバさんの予測演算だが、最悪の状況になっていると言っていい。


 この話を聞いて、


「さすがは主、皇帝を除くことで、銀河全体に巨大な混乱をもたらす。ああ、多くの者たちが辛酸をなめ、血を流し、無念の中で死に絶えていく。血と怨嗟の嘆きが、銀河の星々を赤く染め上げることでしょう。なんと素晴らしい世界」


 などと、メフィストが頭のおかしいことを宣った。



 一方の俺は胃がキリキリするばかりか、冷や汗が出まくってしまう。


「もしかして、俺が皇帝をこっちの世界に連れて来ない方がよかったのか?」


 その方が、あの銀河系にとって良かったのだろうか?



「これも私の予測演算となりますが、残念ながら皇帝が向こうの銀河系に残った場合も、反乱軍に再度殺されてしまいます。シャドウ魔神様によって不老不死になっていても、監禁されて身動きが取れなくなるので、結果ほぼ変わりません。その後は反乱軍が勝利を得て、銀河帝国が民主制国家に復権しますが、やはり派閥争いによって戦乱の世に突入してしまいます」

「つまり俺が何をしても、あの銀河系の歴史は変わらいなってことか?」

「はい」


 俺がやったことは、向こうの銀河系の歴史に、大きな影響を与えるものではなかったらしい。


 これはあくまでもシルバさんの予測演算による、向こうの銀河系の歴史だ。

 ただし銀河系規模の頭脳を持つシルバさんの予測演算なので、信憑性は極めて高い。



 そしてシルバさんの話は、まだ続く。


「仮に歴史を書き換えるならば、直接造物主が出向かれ、魔神王として銀河系の民を粛正した上で従わせる方法しかありません。そうすれば、全ての民が造物主の御前に膝をつき、首を垂れることになります。以後造物主が望まれる、平和で争いのない世の中になります。歴史を書き換えるには、人間でなく、神の力なくしては不可能でしょう」

「……」


 平和に至るまでの道が物騒すぎる。

 しかもその粛正の数って、以前シルバさんが1千億とか言ってたやつだよな。


 俺に血みどろの闘争なんてできるわけがない。

 精神(メンタル)が持たない。



 まあ、この話はあくまでもシルバさんの予測演算でしかないのだ。

 そう思うことにして、俺はあの銀河系でこの先続いていく戦乱の時代について、これ以上考えないことにした。


 世の中、知らない方がハッピーでいられることの方が多い。

 知らなくて済むならば、知らない方が我が身のためだ。

あとがき




 これにて銀河帝国での話はお終いです。

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