始まりの戦い
今回は別のジャンルに挑戦してみました!
よろしくです!
(キーンコーンカーンコーン)
学校のチャイムがなりみんな着席する。
俺の名前は透。どこにでもいる普通の高校生だ
違うところといえば、人生に飽きていることだ。俺は今、この瞬間を生きている時間に飽きてしまった。死ぬのだって怖くない
余計なストレスを抱えずに生きていく。そしてそのまま死んでいく
友好関係も程々に築き、部活も気分で終わらして、そして今日も1日が過ぎていく
毎日これの繰り返し。今日もいつものように眠る
〜翌日〜
(ガラガラ)
「よぉ!透!」
ドアを開けるとすぐに声が聞こえた。こいつは翔大。俺とよくつるむ友達だ
「朝からうるせーな。もうちょい静かにしろよ」
「いいじゃねぇかよぉ!今日も頑張ろうぜ!」
そういい、俺と肩を組む翔大
(ウゼェ…)
内心はそう思いつつもつるんでいた
(キーンコーンカーンコーン)
「あ、やべ!クラス戻らなきゃ!じゃーな」
そう言いつつ翔大は駆け出した
鐘がなってからしばらくすると
(ガラガラ)
コツコツコツ…
「……?」
みんな唖然としたように口を開けていた
なぜならドアから入ってきたのは見ず知らずの男性だった
その男は教卓の前に立ちこういった。
「今日からこのクラスの担任になった高橋正人です。以後よろしく」
満面の笑みで言っているが、みんな納得するはずが無い
「て…てめぇ誰だよ!」
クラスのひとりがそう言うと、みんなものるようにして先生に聞いた
俺はその光景を眺めるだけだ
その時
(バンっ!)
爆発音とともに最初にたった男子が倒れた。血もたくさんでている。
「先生の話は静かに聞くものですよ。次騒いだものも問答無用に撃ちますよ」
そう言い銃を教卓の上に置いた
「いまからあなた方にゲームをしてもらいます。机の中をご覧下さい」
そういい覗くと、机の中には腕輪が入っていた。
「この腕輪をつけてください」
しかし、誰もつけようとはしない。それもそうだ。みんな怖いのだ。俺も思ったことのない恐怖にかられている。あんなこと言ったくせに。なんなんだよ
「はやくつけろよぉ!クズどもがぁ!」
急にその先生は声を荒らけで銃を構える
「ま、まて!いまつけるから…」
「わかればいいんですよ」
先ほどのことが嘘のような笑顔をみせる
みんなは嫌々つつもつけるしかなかった
「みんなつけましたね?それではルールを説明します」
ルール!?何が起こるのか俺には予想がつかない。
「今からあなた達にミッションをしてもらいます。このクラスには33名。そして一人死んだので32名の生徒がいます。」
「な、何をするんだよ」
1人の男子が問いかける
「簡単です。いまつけた腕輪を外すだけです。しかし、外すと言っても鍵がないといけませんよ」
腕輪の裏を見ると鍵穴がある。
「では、今からルールを説明しますね。
まず、皆さんには一つずつ鍵をお配りしています。この鍵はみんなの鍵穴と共通しているため、腕輪を取ることができます。
しかし、自分で自分のを開けることはできません。破ったものは死にます。時間内に腕輪を外せなかったものも死にます」
その言葉にみんな血の気が引いた顔をしていた。しかし、ここまでならば簡単だ。みんなの鍵で一つずつ開ければいいじゃないか
「ここからが本番です。自分のもっている鍵を使われるとその鍵の所持者は死にます」
「なっ!」その言葉にみんなびっくりしている。最低でも16名は死ぬ!こんなことがあるのか!?
俺は初めて、死に対する恐怖が湧いてきた
「その鍵を大切な人に使わし自ら死ぬのもよし
殴ったり、蹴ったりして奪うのもよし
腕輪を外せればいいのです!
制限時間は3時間!範囲はこの教室!」
「お、おい!」
俺の言葉は届かずにゲーム始まった
「mission スタート!」
to be continue…
はたして、死の戦いを生き残るのは…