*め*っ*
うふふふ
目が覚めた。
どうやら、母さんを待ってる間に寝てしまってたらしい。何か夢を見てたような気がするけど、頭がぼうっとしてよく思い出せない。
「どうかしたの?」
――いや、ちょっとうた「うふふてた「ふふふふ「寝ふふ「ふ? こふふ「ふふろふふふふふ「ふふふ早ふ帰ふふふふ「ふふ「ふふふふって。」ふふふ「ふふふ「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
――あははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははは
はっ!?
気がつくと、二階の廊下で寝ていた。
――あれ? 何で廊下で寝てたんだろ。
答えはすぐに出た。
――あ、そうだ。下に降りるんだった。
立ち上がって階段のほうをむくと、後ろから呼ばれた。
「 」
――何? 母さん。
「洗濯物。今日一番遅かったでしょ。」
――え、やだ。
「拒否権はない。」
――ぐえ!?
まきっぱなしだったマフラーを母さんに引っぱられて息が詰まった。これは流石にひどいと思う。
――いきなりひっ張るなよ! 首が折れたらどうしてくれるんだ! 、え「ふふふフふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふフふふフふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ
真っ暗。息が苦しい。なにも見えない。からだが動かない。酸素をとりこめない。声が出せない。だれか誰かダレか!
――ぅ、ぁ…。
僕の顔のうえに影がかかる。
――嗚呼、たすカっ「うふふふふふふフふふふふふふフふふふふフフふふふふふふフふふふふふふふふふふふふふふふふフふふふふふふフふふふふふふふふフふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふフふフふふふふふふふふフふふふふふふふふふふふふフふふふふふふふふふふ
――あハははハはハははははハははハはははハはははははははハハははははっははははははハははははは
目がさめた。
めの前の、み慣れたような見なれないようなシャれた幾何がく模ようのかべは、近くのデぱートのだったよウな。確かトうさんとかい物に来てタんだっけ。…あ、母さン「うフふ」ちにキた。
あれ? 母さんときたんダっけ? あれ?「ふふふ
――どしたのかアさん。
なんデそんなにあわててルノ?
――あれ? かあサんきョうそんナフくきてたっケ?
ふふフふふふふふふフ
あレ? ボく ここで なニしテタんだっけ?
ふふふフふふフふふふふふふフふふふふふふ
キョう は いツだっケ?
ふふふふフふふふフふふフふふふふふふフふふふフふふふフふふふふふふ
こコ どこダッけ?
ふふフふふふフふフふふふふフふふふふふフふフふふフふふふふフふふふふフふふふふふフふふふふふふふ
アれ? アレ? あれ?
――ボク だレダっけ? なマエ「うふふ」「ふフっふふふフふふ
あレ? な「ふふふふフふふふフふフふふふフふふふふフふふふふフふふふフふふフふふふふふふフふふふフふふふ――あはははハははハはははハははハははハっははハハはははハはははっははハははハははははははハはハはははハハははははハははっははハはハはははハハハはははははハはははっ
ぼクハ目ガさメた――――――――――
ふふふ
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」……
August Ferdinand の帯。