1課題目
はじめに
擬死中学生で投稿している【ImAgIngEr】をこちらにも投稿しています、ご了承ください。
ふと、思うことがあった。
何故機械は動くのだろうと。動力は電気で、プログラムによって制御されているのは知ってる。一般常識だ。 でも、こんなの1000年前じゃ考えられない。ましてや電気なんてのもまだ無いと思う。
電気だって常識ではない。構造なんかわかってても分からないものだ。電子が動く?どこに電子がある?...原子?見えない原子なんか信用できない、...電子顕微鏡?そんなの、
...機械と常識が生み出した空想だ。
俺は研究者だ。今は大学を卒業し、浪人中である。就職なんてせずに新しい技術...いや発見をしてみたい。
今まで習ったことなんてたかが組み合わせだ。組み合わせだけじゃこれ以上大きな変化など生まれない。俺が求めるのは非現実、つまりSFみたいな、そんな技術だ。
今まで人間はできないと思われた事を全てやってのけた。たとえ全てではなくても、それは進歩だ。近づいているに違いない。俺は常識にとらわれないいろいろな体験がしたくて、熱心に勉学に励んできた。
でも、そんなのは意味なかった。新しい技術に昔の技術なんて使いたくないし、もう答えは出ている。
俺の目の前、約6m先に一人の少女がいた。13~15歳といったところだ。 顔は分からないが服装からまだ垢抜けない清楚な少女を思い浮かべるが、髪を緑に染めていた。黄緑に黒が少しかかったという感じだが、オレンジに見えないことも無い。
...あまり見たことのない髪の色だな...不思議な事もあるものだ。
...そんなことより、とりあえず対処をすべきではないか?まずはその少女に近づいてみる。だが、その少女はちらほらと液晶画面のノイズのようなモノを発している。消えたり、移動したり、色が無くなったり...。
そのかがんだ少女が長い間見えなくなったと思うと、するりと私を抱きしめ...というか手を首の後ろに回し、足を俺の腰に絡めつけている。これはまるで...あれだ
「だいしゅきホールド」
その少女は私の耳をくわえたまま言い放ち、そしてそのまま動く気配はなかった。
厨二ですね、すみません...
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