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秒でWごはん!!

作者: 笛鳴ことり
掲載日:2026/04/15

僕の名前はケイタ!高校1年生。



もうすぐ待ちに待った昼休みだ。



(キンコンカンコーンッ!)



「あー!腹減ったー!」



僕は仲の良い3人でいつもお弁当を食べている。



今日の弁当は何かなー。



うちの母さんとってもおっちょこちょいで、、、



バタバタしながら今日も僕のお弁当と父さんのお弁当を作っていたっけ、、、。



高校になってから前より良く食べるようになったからご飯とおかずを別々の弁当箱に詰めてもらっている。



(パカッ!)  まずはごはん!



(パカッ!)  次におか、、、




        え?!!




        ごはん?!



        

        うそー?!




    ごはんと、、、ごはん?!




    ごはんが2つーーー??!!!




        何でー?!




「まじ最悪ーー!!」



僕は思わず大声で教室中に響き渡るような声で叫んだ。



「えーー!!うそーー!?!」



教室内の別の場所でも同じような叫び声が聞こえて来た。



その方向を見ると、、、!!



クラスのマドンナ的存在のゆうかだ。



「おかずとおかずなんだけどー!!」



それを聞いた瞬間、、、



僕はなぜか運命を感じてしまった。



同じ日にWごはん&Wおかずを持ってくるなんて、、、



「あのさ、、、良かったら交換しない?僕も母さんがごはん2つ間違って入れててさ、、、。」



「えー?!ケイタもー?!良いの?」



「うん!もちろん!」



「ありがとう!」



それをきっかけに僕たちは仲良くなり、、、



付き合うことになった。



僕たちのことがきっかけとなりクラスはもちろん学年全体にWごはん&Wおかずカップルが誕生した。



僕らはその火付け役となりカリスマカップル的な存在となった。



今では僕たちは結婚をし、子どもも大きくなり奥さんは僕のお弁当と子どものお弁当を作り毎朝大慌てだ。



この光景、、、僕の母さんそっくりだ。



そしていつもの仕事の昼休み、、、



(パカッ!)



「あー!!ごはんとごはんだー!!」



「えー!?良かったら私のおかず食べます?」



「良いのかい?ありがとうー!僕の奥さんおっちょこちょいでさー。困ったもんだよ。」



「どーぞ。どーぞ!」



「全部手作り?とっても美味しいよー!君って料理上手なんだねー!」



こんな感じで女子社員におかずを分けてもらっているんだ。



あまりに奥さんがバタバタしてるから、、、



ちょっと、、、ちょっとだけ、、、



『お手伝い』をしてるだけなんだけどね!



そう言えば僕の父さんも時々『お手伝い』していたっけ、、、。



こうしてWごはん&Wおかずの奇跡は続いていく、、、。



今日もどこかの昼休みにWの奇跡が生まれることを願って、、、。



アーメン、、、。

















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