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星野好蔵、敗北!
BNR32からBCNR33に乗り換えた星野、いつものように筑波山を走っていると、バックミラーに蒼色のマシンが見えた
星野「S2000か?所詮2リッターの2シーターだ」
星野「だが、33Rは出来が悪すぎる。先代よりホイールベースも伸び、ボディもワイド化。峠には合わない」
考え事をしていた星野がふとバックミラーを見ると、S2000のボディがすぐそこにあった
星野「速すぎる!なぜだ!」
アクセルをさらに少し踏み込む
星野は、あるところに気がついた
走行ラインがコーナー毎に異なるのだ
星野「あのラインでこの速度を!?」
驚愕している星野を横目に、S2000はノーズを33Rの横に滑り込ませる
星野「こいつッ!」
だが、既に限界だった33Rのタイヤは限界を超えてしまう
星野「まずい!リヤタイヤの接地感が消えた!」
星野「テールが流れ出してスライドが収まらない!」
そのまま33Rはガードレールへ接近して行った
星野「このクソッタレが!!!!!」
33Rはクラッシュした