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近い様で遠い 少し近い食べるおはなし

作者: 童貞卓

先生は最後まで俺を否定することなく信じてくれた。先生を騙してる気がして少し気分が悪くなった。


教員は何て言うだろうか。諦めるなとでも言うかな。知らないけど。


友達は分かんない。どう思ってるんだろうね。


親は戸惑ってた。実の息子がどんどん腐ってゆくのを間近で見てたからそりゃあね。でもやっぱり親ってすごいね。割と考えが読まれちゃう部分はあったよ。ゲーマー失格だね。でも最後の最後まで俺が何で腐ったのかは分からずじまいだったみたい。


あのね、皆さん。


俺はもう何もしたく無いんだ。ただ残りの数十年を消費する。死んでないだけで生きてはいない。お金をいっぱい使わせるのはせめてもの報復。あーもう人生どうでもEDM。ん?どういう意味かって?やだなあもう。とっくに分かりきってるじゃないですか。


あ、でもあいつは何て言うかな。









何も言ってくれそうにもないね。そりゃそうだけど。




本当に辛い人ってこうやって文章に残さないと思うんだよね。だからまだ俺には心の余裕があると思うな。ゲームするのも好きもあるけど空虚を埋めるためってのがほとんどだし。


外を通る車のエンジン音が嫌だな。もしかしたら帰ってくるんじゃないかってね。願わくば帰って来ないで欲しいなあってね。

別に嫌いな訳じゃないけどさ。極論元を辿ればあんたらのせいだしね。


なんかの映画だっけ?アニメだっけ?の台詞であったよね。

「必要なのは、たった1日の悪い日だけ」

これは結構いい言葉だと思うな!

人の不安定さが分かりやすく表現されていると思う。


だから皆も気をつけた方がいいよ。堕ちるのはあっという間だから。そこからがしんどいからね。這い上がる気がなくても堕ちた場所の瘴気に充てられてたまったもんじゃない。這い上がる気があれば尚更。元に戻るために頑張るって精神にものすごい負荷だからね。


運が悪かったとも言えない。ミスが明確だからね。詰みだよ詰み。どれくらい詰みかって言うとドラえもんと負けたら死ぬじゃんけんをしているのにチョキの悪魔と契約してる人くらいだね。いやー楽しいな。


誰しもにこういう泥濘みたいな感情ってあると思うけど皆はどうしてるのかな?きっと皆は優しいから表に出さないだけなんだろうな。


とか言ってる間に4時っすよ。あーあ、人生の辛いところね、これ。








またとやかく言われるんだろうなあ。


めんどくさいな。


やだな。







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