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第1話 僕の幼馴染

僕の名前は椎名隼人しいなはやと、幼い頃はアニメの影響で、主人公になりたいって思ってた。わるいことをするやつはゆるさないぞ〜って子供心に思っていた。

幼稚園の頃は友達とヒーローごっこをして遊んでいた。最初はピンチでも正義は必ず勝つ。テンプレートだけど楽しい。


両親とデパートにお出かけしたときは、ヒーローショーを見たいってよく言ってた。

それで、目をキラキラさせながら見ていた。


そんな子供の頃に、思っていたことはいつの間にか忘れて、日々を過ごしていた。

成長するにつれて、アニメのほかに漫画・ラノベも読むようになっていた。


趣味にお金が掛かるので、週に3回本屋でアルバイトをしている。本が好きだから全然苦じゃなくて最高だ。本をタイトル順に整理し終わったあとに本棚を見ると嬉しくなる。


高校2年生になり、特に周りでいじめとかも無く、平和に過ごしている。

アニメ好きというと偏見でボッチと思ったと人がいるかもしれないが、特にボッチではない。ただ友達はそれなりにいるんだけど、親友?っていうのはいないと思う。親友じゃなくても、その時その時の友達を大切にしようって思っている。


友達の中でも幼馴染の柊佳奈ひいらぎかなとは一番付き合いが長い。腐れ縁ってやつだね。家が隣同士ということもあって、子供の頃からいつも一緒にいた。

幼稚園の頃は、僕の後ろをトコトコとついてきて、可愛かった。


今ではすっかり成長して、黒髪ロングで、顔は整っており、スタイルも良い。誰が見ても美人というだろう。


昔は仲が良かったけど、今はそこまで仲は良くないと思っている。顔を合わせれば、いつも厳しい言葉を掛けられるし、口答えしても口では勝てないので、いつも言われっぱなしだ。。。

多分、佳奈は僕のことは嫌いなのかもしれない。けど僕は嫌いってわけじゃないよ。

佳奈が言うことは結構正論が多いしね。


よし!!今日も学校頑張りますか!!


* * *


放課後になり、残っていたクラスの女子達と話をしていた。

「それでね、それでね・・・」


「うんうん、それはそうだよね」


僕は授業が終わっても教室に残ってダラダラ過ごすことが多い。

クラスメイト達と話をするのも楽しいし、本を読んでいるのも楽しい。

と、そろそろ帰るみたいだ。


「「椎名くん、また明日ね〜」」


「バイバイ〜またね〜」


クラスの女子達は帰り、教室には数人の生徒が残っているだけになった。

きりが良いところまでラノベを読もう。どれにしようかな?


カバンに入っているラノベを選んでいると。


「隼人帰ろう。ってまたそんな本読んでるの?いい加減学校でそういう本読むのやめなよ。一緒にいるこっちが恥ずかしいだけど。もっとさ、そういう本じゃなくてもっと有名な作者さんの本とか読めば良いんじゃない?」


え〜。結構面白いんだよ。この面白さを伝えたい。ラノベに関わらず、本全般が好きなので色々読んでいる。ビジネス書とかもホントたまーに、たまーに読むけど、読み終わるとなんかできる男になった気するよね。気がするだけだけど笑


って話がずれた。


「まぁまぁ、そういうのもありだよね。」


適当に返答する。


「ほら帰るよ」


「りょーかい」


僕はだいたい佳奈と一緒に帰っている。

小学生の頃から一緒に登下校してたからその流れが高校になっても続いてる感じ。

友達からは佳奈と幼馴染で羨ましいって結構言われる。


佳奈は、毎週のように告白をされているみたい。美人に生まれるのも大変だよね。

でも彼氏は作ってないみたいなんだけどなんでだろう?

彼氏ができたら当たり前だけど一緒に帰るのはやめたほうが良いよね。少し寂しい気持ちがあるけど、しょうがない。多分そのときになったら佳奈からは言い出しづらいと思うからその時は僕から言おう。


===============

ここまで読んで頂きありがとうございます。


初めて小説を書きました。どういうのを書こうかなって考えながら書いてるので、急に方向転換する可能性があります。ご了承ください。


「いいね」と「★」を頂ければ、書くモチベーションが上がりますので、宜しくお願いします。


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