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第66話「歩いてるだけで楽しいんだが」

第66話「歩いてるだけで楽しいんだが」


れぃの「とりあえずはそのキャラっぽく滑れるようになる」と言う発言は否応なく三人に火を付けた。


板を履き終え、全員が滑り出せる状態。


ののこ「じゃあ、さっき乗ったリフト乗り場まで行くよ。途中何回か止まるから慌てず自分のペースでね」


ゆき達は声を揃えて「はーい」と返事したが、その緩い返事とは裏腹に皆さっきとは違う緊張した面持ち。


別にコースの難易度が……とかそう言う訳ではない。


いかにそのキャラクターっぽく滑るにはどうすれば良いか……と言う事に集中していたのだ。


れぃ「先頭はこのグルキャナック様に任せておけ!」


ゆき「おぉ!グルキャナックっぽい!」


れぃ「GOっ!」


威勢の良い掛け声と共に滑り出すれぃ。

しかし、その滑りはジリジリと向きを変えて、いつも以上にへっぴり腰。

腕をぐるぐる回しながら「はわわわわわわ」と言っている。

そして多少わざとらしくはあるが、お約束の転倒。


キョロキョロと回りを見渡し、何食わぬ顔で雪を払う。


そして胸を張り、堂々とこう言った。


れぃ「ふんっ!ウォーミングアップはこの位で良いだろう。見せてやろう!真の私の実力をっ!」


そしてまたジリジリと滑り出し、へっぴり腰で滑って行く。


れぃの寸劇にゆきとまみは大笑い。


ゆき「グルキャナックだ!グルキャナックがいた!」


まみ「れぃちゃん、最高!えれぇ面白い!じゃあ、次あたし!」


まみは人見知りだが、気を許した相手だけだと、実はけっこう調子に乗る所がある。

これもまみがゆきとれぃに馴染んだ証拠だ。


まみ「次期十二支候補、狐族代表、『巫狐』、参ります!」


まみは滑り出す前に大きく両腕を開き、わざと袂をなびかせてから姿勢を低くして滑り出した。


山頂の風は強く、衣装の風圧も大きい。

しかしまみはそれをものともせず、「やぁっ!」と言う掛け声と共につま先側のターン。


その後も「えいっ!」「やぁっ!」「せぃっ!」等、ゲームの中で巫狐が攻撃する際に発する掛け声に合わせてターンを繰り返す。


ゆき「おっほ〜〜〜!まみもえれぇ巫狐じゃん!あたしも………あたしはシルフィード、あたしはシルフィード……」


自己暗示をかけるように何度か繰り返し、滑り出す。


ゆき「いざ!風の精霊達よ!我に加護を!」


ゆきにすれば大胆と言うべき滑り出しだ。

今までウェアの時でさえ直滑降で滑り出す事は無かったのに、ゆきはグッと前傾姿勢を取り、直滑降で勢いをつける。


少なくとも本人はそうしたつもりだが、実際は緩やかな斜度で、ほんの数メートルの直滑降なのであまりスピードは出ていない。


ゆきもまみと同じようにターンに入る直前から「はぁーーーーっ!」と気合いの声を出してシルフィードを演じる。


はためくローブの裾。

剣は持っていないが、映画でシルフィードが敵に向かって行くポーズをそのまま本人なりにイメージして再現。


ゆき『何これ!えれぇ楽しい!』


スピードがさらに上がり、ローブもさらに風に煽られる。


ゆき『スピード出て来た!ローブもえれぇ風受けてる!ちょっと怖いけど……シルフィードは勇猛果敢な精霊騎士!負けねぇ!』


恐怖心をシルフィードのイメージでねじ伏せる。


ゆき「臆するな!風は我が力であり我が友!行っけぇ〜〜〜!」


普段のゆきならビビってブレーキをかけてからターンに入るスピードだが、ゆきは気合い一閃、そのスピードでターンを成功させた。


ゆき『やったぁ!あたしたぶん今えれぇシルフィードだった!』


ゆきは、シルフィードになりきって滑るのがこんなに楽しいとは思わなかった。


いつものウェアでの滑りと比べれば、全然いつも通りでないなのは自覚できている。

それでもウェアで上手く滑れた時以上の喜びをゆきは感じていた。


そしてそれはまみも同じだった。

先行したれぃが待っている所に着くと、両腕を大きく広げ胸の前でゆっくりと合掌するポーズを決めて止まる。


れぃ「おおおおお!まみ、かっけぇぞ!」


まみ「こーーーんっ!」


れぃからの絶賛に巫狐が勝利した時の巫狐の鳴き声で応える。


その後、少し照れたような表情。


まみ「今、巫狐をイメージして滑って来たんだけど、何て言うか……気持ちいい!」


れぃ「わかる!あたしもグルキャナック意識して滑ったんだ!そしたらただの斜滑降もターンも転ぶのも全部楽しい!」


そこにゆきが合流する。


ゆき「すまない、待たせた!これより先は私が先陣を切る!二人とも我に続け!」


ゆきも完全にシルフィードになりきっている。

普段、ゆきが自分から先頭を滑ると言い出す事はまず無い。


れぃ「よかろう、そちの滑り、とくと見せてもらうぞ。あの……だから……ゆっくり滑るんだぞ……」


れぃもグルキャナックっぽく返す。


こうなるとまみも楽しくて仕方ない。


まみ「こーーーん!」


巫狐の鳴き声で同意を示す。


そんな三人を最後尾からほほ笑ましく見るののこ。


ののこ『真由美、ほんっと良い友達できたな〜』


れぃが待っていた所は、偶然にもこのコースの中間地点だった。


今度はゆきが先頭を滑る。


少し幅の狭い林間コースだ。

普段なら「怖い〜」だの「狭い〜」だの言いながら滑るが今日のゆきはシルフィードだ。


まるで森に潜む敵を警戒するような素振り。


ゆき「全員、警戒を怠るな!」


だが引き連れているのはシルフィードの部下の騎士達ではない。


ドジでまぬけな魔王の少女と狐の巫女。


れぃ「ふふん!あたしはこんなの全然怖くないんだから!」


単なる偶然だが、絶妙なタイミングでれぃのエッジが雪面のギャップに引っかかり、すっ転ぶ。


れぃ「あだぁ〜!」


まさに「ドジまぬ」のワンシーンだ。


これまた普段ならまみが「れぃちゃん大丈夫?」と言う所だが、まみも今は巫狐だ。


まみ「あらあら大変!私の攻撃、そこまで効きましたか?」


これはゲーム中に相手がダウンした時の巫狐の煽り文句だ。


転びはしたが、この状況をれぃは心の底から楽しんでいた。


れぃ『ちょっ……これ、えれぇドジまぬの世界じゃん!グルキャナックは誰でもできそうな事に限って失敗して、かと思ったらとんでもねぇ事をサラッとやってのけて絶賛されて。そしたら次から出来なくなるポンコツ魔王。転ぶのはグルキャナックを演じる上で必須のパフォーマンスじゃん!』


れぃはガバっと立ち上がり、ゆきとまみを追って滑り出す。


れぃ『グルキャナックならこの展開だったらどうする?』


林間コースを抜け、広く緩やかなバーンになる。


順調に滑っていたゆきだが、それでも決して速い訳ではない。

既にグルキャナックの衣装で受ける風圧の癖を掴んだれぃがゆき達に追い付くのは容易だ。


ゆき達に声が届く距離まで近付いたので、パフォーマンスを再開するれぃ。


れぃ「ははは!待てぇ〜ぃ!」


ゆきとまみは後を振り返りはしなかったが、れぃの声でれぃが追い付いた事を確認する。


緩やかな傾斜でターンを続けるゆきとまみ。


れぃ「待て待て待て待てぇ〜い!……って……あ〜〜〜〜〜」


そう言いながら、れぃは直滑降でゆきとまみを一気に抜き去る。


その際、手をわざとバタつかせて、まるで止まれなくなったかのようなアクション。


そう。

彼女達はスノーボードを楽しむと同時にロールプレイング(役を演じる)をしているのだ。

さしずめロールプレイングスポーツと言ったところだろうか。

もっと有り体に言うなら「壮大なごっこ遊び」だ。


そしてその遊びは自分や仲間達だけで楽しむのではなく、他のレイヤーや一般の利用者にも見せるエンターテイメントでもあった。


それは今までのコスプレイベントで味わった楽しさとは別次元の楽しさであった。


近い感覚で言うなら文化祭の時のコスプレ喫茶の時に似ているが、演じたいキャラクターを演じたいように自由に演じる事ができると言う点において大きな差があった。


滑り終えた三人は、お互いのパフォーマンスに賞賛の声をかけ、れぃのパフォーマンスに笑いあった。


ようやく三人のテンションが落ち着くのが見えたののこ。

それまでは三人の近くで、うんうんと相槌を打つに留め、声をかけずにいた。


この三人の時間を存分に楽しませてやりたかったからだ。


ののこ「さて、今が10時5分。集合写真の撮影が11時だからぼちぼち向かおうか」


ゆき「仰せのままに」


れぃ「では参ろうぞ」


まみ「こーーーん!」


それぞれのキャラクターをイメージした返事。


お互いそれを聞いてまた笑う。


ののこ「ちょっとフラットで、最後少し上りになってるから板外した方がいいかもね」


そう言われて三人はいそいそと板を外す。


板を持って滑り出し地点まで移動。


その間も、一般の利用者の視線を感じたらそれぞれのキャラクターになりきって敬礼したり手を振ったりする。


れぃ「歩いてるだけで楽しいんだが」


ゆき「わかる〜」


まみ「あたし巫狐っぽくできてるかな」


れぃ「大丈夫。えれぇ巫狐っぽいぞ」


スタート地点に着いて板を履く。

板を履いている途中でも写真撮影を求められ対応する。


人気なのはれぃのグルキャナックだ。

やはりテレビ放映しているのと、少年誌掲載の漫画、小学生から大人まで認知度が高い。


特に小学生は思った事をすぐに口にするので、あちこちで「グルキャナックだ〜」と言う声が聞こえる。


その度にれぃは手を振ったり、目の横でピースサインを出すいわゆる「目チョキ」で応える。


一方まみの巫狐は男性に人気が高い。

裏十二支戦記もシリーズ化している人気ゲームだ。


そして女性に人気が高いのがゆきのシルフィード。

女性向けのファンタジー小説が原作で、作画も女性に人気のイラストレーター。

作品に出てくるキャラクターも美男美女が多く、多くの女性を虜にしている。


そして番人に人気なのがののこ。

テレビ放映、映画化、コミックス化、コラボ商品多数、王道ファンタジー作品でファン層も幅広い。

その作品のヒロインのコスプレ。

しかもクオリティがハンパ無い。


次から次に写真撮影を求めるが後を絶たない。


ののこ「このあと、今日のコスプレ滑走参加者による集合写真が11時より、リフト券売場付近で行われます!今からそちらに向かいますので、そちらにお越し下さい!」


ののこの通る声が響く。


ののこ「じゃあ、行くよ」


ののこが撮影を切ってくれなければ、ゆき達は集合時間を過ぎてもその場所から動け無かっただろう。


ののこはギャラリーに手を振ってゆっくりと滑り出す。


ゆき達もそれにならい、ギャラリーに手を振ったり敬礼したり、キャラクターっぽいお辞儀をして滑り出す。


手を振るだけで拍手が沸き上がる。


ゆき「何だこれ?えれぇ面白い!」


れぃ「ちっちゃい子が、えれぇ喜んでくれた。嬉しい……」


まみ「あたしは……楽しかったけど、やっぱり緊張した〜」


ゆき「だろうな」


そう言うとゆきは笑う。


そこから集合場所になっているリフト券売場まで、滑りやすいコースが続く。

あまり斜度がきつくなく、幅も広い。


ゆき達はガンデ達の真似をしてリフト上の人に手を振るパフォーマンス。


ただ、あまり滑りに余裕が無いので、たまによろけながら声に応える。


ゆき「滑りながら手を振るのって思った以上に難しいね」


れぃ「あたしさっきそれでコケたぞ。ウケたけど」


まみ「巫狐の衣装も手を上げると風圧変わって転びそうになる」


ゆっくり滑っているので、会話も可能だ。


そして気がつくと、それぞれ自分の衣装の風圧にも慣れて来ていた。

もちろんウェアの時の滑りはまだ出来ないが。


やがてリフト券売場が見えてきた。

既にコスプレ参加者達が集まっている。


ののこ達が到着したのは10時45分。


ゆき「ののこさん、車に剣を取りに戻る時間ありやすか?」


ののこ「うん。まだ大丈夫」


まみ「あたしもお祓い棒取ってくる」


れぃ「……あたしは特に用事無いからみんなの板見とく……」


ののこ「れぃちゃんありがとう。じゃあ急いで行ってくるね」


れぃ「……いってらっさーい……」


ののこ達が駐車場に戻り、れぃは一人板の番をしていた。

少し気を抜いていたのもあるし、何となくスマホを出そうとしていたので注意が散漫になっていたのもあるだろう。

また、集合写真の為に人が多く、あちこちに人がいて縦横無尽に動き回っていた為、自分に近づいてくる人物にれぃは気付かなかった。


柳江「むか……じゃなくって、れぃさん。ののこさん達は?」


いつの間にか柳江が来ていた。


れぃ「おわっ!たまげた!」


柳江「あ、ごめん。気付いてると思った」


れぃ「……いや、大丈夫。ののこさん達、一度車に戻った……」


柳江「そうなんだ……。え〜っと、れぃ……さん。あの……」


珍しく柳江の歯切れが悪い。


れぃ「……ん?なんじゃらほい……」


まだ少し柳江に対して意識はしているが、たくさんの人と写真撮影して気分的に柳江も写真撮影を求めて来た一般の利用者と同じ……と言う感覚になっていた。


柳江「え〜っと……良かったらLINE交換してもらえんかな?」


れぃ「はぁ!?」


思わず目を見開き、大声が出てしまう。


柳江「いや、あの、そう言うんじゃなくて、出来上がった写真を送るのにギガファイル便のリンク送らなくちゃいけねぇので……いや、あの、嫌なら他の人に聞いてもいいんだけど、今丁度時間あるのかなって思って……」


れぃ「なんだ、びっくりさせやがって。あたしはてっきり……あっ」


柳江「てっきり?」


れぃ「何でもねぇ!ほら!これ!あたしのIDのQR!」


とんでも無い事を口走りそうになり、れぃは慌てて誤魔化す。


柳江「あ、あぁ、ありがとう」


柳江はスマホを取り出し、LINEを登録する。


柳江「読み込めた。ちょっと待って……と……」


直後にれぃのスマホが着信を知らせる。


スマホには「新しい友達からメッセージが届きました」の見出しで「柳江敏彦」と書かれている。


開くと「よろしく」とだけメッセージが書かれていた。


れぃ『スタンプくらい貼れよ』


心の中でツッコむれぃ。


れぃ「……あたしはスタンプでいい?……」


そう言いながらスマホを操作する。

しかし、思い通りに操作できない。


れぃ『何だよこのスマホ対応インナーグローブ!反応するだけで思い通りに操作できねぇじゃん』


それもそのはず。

れぃは手が小さいので、レディースのSサイズでも指先が余るのだ。


モタモタしていたら駐車場からゆき達が戻って来るのが見えた。


れぃ『やばいやばいやばい!柳江とスマホでやりとりしてる所をゆきに見られたら、また何か言われる!』


余計に焦るれぃ。

「ドジまぬ」のスタンプを開き、画面をスワイプするが、思い通りにスワイプしない。

ゆき達はどんどん近づいてくるが、まだこちらの様子には気付いていない。


れぃ『下から3段目、右から二つ目!』


使い慣れた「ドジまぬ」のスタンプ。

どこに何のスタンプがあるか完全に把握している。


れぃはグルキャナックがふんぞり返って「よろしく頼むぞ」と言っているスタンプをタップ。

即座に送信ボタンをタップ。

まさに流れるような指捌きで柳江にスタンプを送ると、スマホを即座にしまう。


と、同時に柳江のスマホが着信を知らせる音が鳴る。


れぃ「スタンプ送っといたから」


そう言うとれぃは柳江の方を見る事なく、近づいて来るゆき達の方に歩き出した。


ただ、横目で柳江をチラと見た時、何だか柳江が固まっているようにも見えたが、とりあえずはゆきに柳江と一緒にいた事に気付かれないようにするのが先決だ。


するとれぃの背後から柳江の少し上ずった声がした。


柳江「向井さん!俺も……」


その瞬間れぃがバッと振り返る。


れぃ「だぁら本名出すなつってんだろ!」


柳江の謝罪を聞くのを待たず、小走りでゆき達の元に向かった。


ゆき達と合流してから、ふと違和感を覚えた。


れぃ『よろしく頼むぞってスタンプ送って、何でその返事が「俺も」なんだ?』


会話が成立していない。


れぃ『あっ!「俺もスタンプ送った方がいいかな」てか、そう言う事言いたかったのか?そんなこんわざわざ聞くなってんだ、まったく!』


プリプリした気分が表に出ていたのだろうか。


ゆき「れぃ、何かあった?」


れぃ「柳江のやつが、またあたしの事本名で呼びやがった。コスしてる時は本名で呼ぶなって言ってんのに!」


ゆき「あー、そりゃ怒るわな」


ゆきはカラカラと笑う。


れぃ「笑い事っちゃねぇ!」


ののこ「はーい、集合写真行くよ〜」


ののこの号令でゆき達はののこに付いていく。


この時、まみにしては珍しく、ふと気になり柳江の方を見た。


柳江はスマホを片手に立ち尽くしている。


まみ『柳江くん、固まってしまってるけど、れぃちゃんそんなにキツく言ったのかな……』


少し置いて行かれたまみをゆきが呼ぶ声が聞こえ、まみは「こーん」と答えて小走りでゆき達に追い付いた。


間もなく集合写真の撮影が始まろうとしていた。

そのテンションにれぃはさっきの事なんて既に忘れており、寄ってくる小さい子にパフォーマンスを披露していた。


自分がやらかしたとんでも無い事に気付く事なく。


そう。

れぃは不慣れなスマホ対応のインナーグローブの余った指先のせいで、送りたいスタンプをタップしたのに、実際にそのタップに反応したのは一つ下のスタンプであった。

そのスタンプを間違えて送ってしまったのだ。


柳江のスマホに送られたスタンプは、グルキャナックの両目がハートになっていて、さらにくちびるを突き出してキスをしようとしているイラスト。

しかも「ちゅき〜♥」と言う文字が入っているスタンプを送ってしまっていたのだ。


れぃはスタンプを誤送信。

そのスタンプを見て告白されたと思ってしまった柳江は慌てたあげく「俺も」と答えてしまった。


間違いのスタンプをキッカケに告白する事になった柳江。


そんな事になっているとはつゆ知らず、れぃは寄って来た小さい子供達との記念撮影を楽しんでいた。

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