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4話  神様から事情を聞く話 《3》 一体いつ始まるんですかね?冒険は・・

異世界、剣、魔法、憧れたもんだぜ若い頃は‥。子供の頃は色々なアニメの主人公の必殺技とか真似してみたりしてさ?そこからRPGゲームとかに触れるたびに思わなかったか?決して主人公じゃなくてもいい、あの世界に行ってみたい!自由に冒険してみてぇ!そして今、俺は行けるんだっ!剣と魔法の異世界に!これほど嬉しいことはない…!これでテンションが上がらない奴はいないだろ!そうだろ?ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇ!!



「ぃよぉっしゃっ!爺さん、その《ステータス》はどうすれば見れるんだ?やっぱり向こうに行かないと見れない感じ?」



『本来ならそうなのじゃがお主はもうベリルトの゛ことわり゛に入っているはずじゃ。従って《ステータス》を見ようと思えば見れるはずじゃよ?地球にはない概念じゃからわしも興味あるのぅ。なぁ~に時間は気にせんで確認するとええ。今お主の魂はわしの力でこの場所に留めておるんじゃがココは時間というものは存在せん空間じゃからのう。それに魂はあってもそれを入れる器となる肉体が無いじゃろ?それを作る事もせんといかんしな。』



「あ~なるほどね。そっかぁ、俺は化物に殺されてっから‥ん?でも今って俺は魂だけの存在なんだよな?なんで死ぬ前の姿で今ここに居るの俺?服とか靴もちゃんと履いてるけど‥」



『ああそれはじゃのぅ、お主が殺された後も゛記憶゛を無くさせないようにしとるからなんじゃ。普通は死後の魂は意志はあるが記憶は段々と薄れていってしまうのじゃよ。そしてまっさらになった後に転生していくのじゃ。稀に記憶が薄っすらと残って転生する者もおるがのぅ。従ってお主は自分の゛記憶゛から今の姿を形度かたちどっておる。ちなみにベリルトへ転生する際の肉体は今の容姿が基本となるが構わんか?』



「そういうわけか。あ、俺の体なんだけど年齢とか若くできないかな??さすがに32のおっさんがいきなり向こうに行ってもなんか切ない未来しかみえねぇんだわ‥。」



『ふぉ、ふぉ、まかせておれ!それくらいは楽勝じゃわい!』



ピカァァァァ!



「…うっ!」


(くそ!油断してた!なんかまかされたのが嬉しかったんかな?すげぇー光りだしたよ!頭が!俺って肉体が無いから今は魂だけなんだよな!?目なんか無いはずなのにすげぇ眩しいぞこれ!)



『それではわしは用意をしようかのぅ。あの魔物の記憶の中にまだ有用な情報も残っておるかもしれんからしばらく待っておるがよい。』



そう言って陽貴の前から姿を消した神様。陽貴は手持ち無沙汰に畑に寝転んだ。長閑のどかだなぁ~っと寝そうになっていたが《ステータス》の事を思い出し、さっそく実行してみる。



「あ!そうやった!ステータス、ステータスっと…ん?あれ、出ないなぁ。なんか他に呪文とかいるのか?う~ん‥ゲームとかではステータスってアイコンクリックするか、最初からキー配置でステータスを開くボタンとか決まってるもんな。そういえば‥ステータスっていっても゛何の゛ステータスを見るか考えてねぇな。もしかして‥」



そう思って゛自分の゛ステータス!っと陽貴が念じると頭の中にゲームのようなステータス画面が現れた。



《ステータス: 瀬田 陽貴 》

 

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    ・

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【---】



「・・・ふぅむ。さっぱり訳わかんねぇな・・。全部の表示が横線とか、括弧で区切りがあるから何かしら書かれてるとは思うんだが、バグってんのかな?おかしいな~爺さんが俺はもうステータス見れるっていってたのになぁ。まぁ見えるには見えるけど・・画面だけ」



頭の中でこれでもないあれでもないと色々試してみるも、なんともならず悩んでいると目の前の地面がいきなり盛り上がり、そこから謎の発光物体が土を押しのけ現れた。



「!…ファ!?ちょ!なんだコレ!?」



『ぬぉぉっふぅっ!あ痛たた!わしとしたことが出るところ間違えてしもうたわい。すまんのぅ、驚かせてしまったみたいじゃ。ふぉふぉっ!』


(もうね‥ツッコミが追いつかねぇよ‥)



地面から荒い息をあげて這い出してきたのは神様だった。何をミスったらそこから‥?遠い目をしながら陽貴は神様に聞いた。



「…爺さん。さっきステータスを見てみたんだけど表示?がまったく文字すらみえないんだけど何かわかる?ステータスを表示する画面っぽいのは出てるんだけどさ」



『む?うむ、恐らくはまだ魂の状態だからではないかのぅ?どれ、さっそく肉体と合わせてみようと思うのじゃが、どうかのぅ?魂と肉体が融合すればうまくステータスも表示されるじゃろうて。』



「お?もう出来たの?おkおk!やっちゃってよ爺さん!」



『わかったのじゃ!ではゆくぞい?…ふぉぉぉぉはぁぁっ!!』



陽貴の了解をた神様は気合十分に何か吠えだした。すると、陽貴を光が包み込み、まばゆまたたきだしたのだった。と、同時に神様の頭も化学反応的な感じに輝きだす。菜の花畑では陽貴が光ると神様あたまも光るという訳のわからない状況を生み出していた。




(…もうどうにでもなぁ~れ☆)






陽貴は考えることをやめた‥。









                            next→

自分で疑問になった事を説明させていたらまったく話が進まない・・。もっとポンポンいきたいのですが

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