第四話;約束
今回は少し展開が速いかな?
カッパーナ国のフラペーノ提督との接触をした山本提督.....どう動くのか....
「フラペーノ提督あなたの艦はどうしてこのように?」
山本が訪ねた
「昨夜大きな嵐にあって....艦はボロボロに..」
フラペーノは落ち込んだように言った...
確かにフラペーノの帆船は航行不能な位破損している
「ならば我々があなたの船を曳航して貴国に向かう、というのはどうですか?」
山本が提案してすぐフラペーノは
「よろしいのですかな!?ならば頼みたい!」
すぐ返事を返してきた
それもそうだ自分の帆船に比べて日本艦隊は黒い煙を出しながら航行しているのだから
好奇心がわくのも当然だろう
「はっはっは、それではフラペーノ提督と他の水兵たちをわが艦の中に案内しろ」
フラペーノ提督と水兵たちを旗艦金剛へと連れていく途中山本が聞いた
「なぜ召喚?をしたのですかね?何か理由が?」
フラペーノは俯きながら
「我がカッパーナ公国はある国との戦争中なのです.....
その戦争が絶望的な戦況にあって.....」
山本も少しうつむいたがフラペーノに話しかけた
「もし貴国と我が帝国が国交を結べばその戦争に助力できると思います」
フラペーノは下を向いていた顔を上にあげ
「本当ですかな!?それは頼もしいが.....いいのですか?元の世界からこの世界に
召喚した我らに手を貸して]
山本はにっこりしながら
「困っている人がいるならば助けるのが我が国です」
フラペーノ安心したように安らかな顔をしている
次回国交樹立準備 フラペーノ提督初来日