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どうやら悪役令嬢はお疲れのようです。  作者: 蝶月
開始前生存確認編
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41話 笑顔に本音を隠しましょう。

お願いします。

 こんにちは、セレスティナです。

 春が過ぎて夏がやってきました。


 あれから『何故二国がこの国に』という件で仕事が立て続き、私は治癒師兼調査の仕事をこなしていた。

 治癒師の仕事はルクシオのアシストだったのでいつも通りグロ注意モザイク祭りを、調査は言わずもがな二国の密偵についてを。鼻や耳がいい街の先祖返りを中心に聞き込んでいき、彼らの侵入経路を割り出した。ついでに暫定神子様のカノンについてこっそり情報を集めてみた。


 タイミングを逃してルクシオや上司に言えなかったが、この事件の真相は十中八九カノンの暴走だ。彼女はきっと、転生者。しかも私と同じ世界の人間。

 彼女は私と違ってこのゲームの内容を知っているのだろう。私の事を、髪の色がおかしいことを知っていた。ゲームに沿って歩く気などサラサラない私は口調も服も役職も、本人とは全く違う。だから彼女が違うというのもおかしくない…が、ちょっと驚きすぎじゃない? 久しぶりに命の危機を感じた。


 カノンは何が目的なんだろうか。学園入学前からヒロインの故郷であるメルニアに来るなんて、登場人物のチェックかな?ヒロインでも探していたのだろうか…。彼女は運が良かった。途中で捕まっていれば、私が逃がしていなければ、今頃人体実験にされているか人間解体ショーにでも出されていた。

 冗談抜きで、うちの国って超排他的だからね。知ってる? メルニアって人間も食べるんだよ? 王都や他都市にはいないけど、国境沿いの山や森の野生動物は大半が先祖返り。人間と同じ知力とそれ以上の戦闘力があるから、下手すりゃ夜ご飯になってたね。


 え? 同じ転生者がいたのにあまり動揺していないって?

 いやいや、結構驚いたよ。けど登場人物の一人だったし、私という実例があるんだからありえなくもないかなと思って。それにぶっちゃけどうでもいいかなって。私が気にするのは彼女の行動の結果に起こるものだ。もしうちの国の人間を攫おうものなら早く対処しないとゲーム以前に大戦争。人間対竜その他肉食獣の一方的な大虐殺が始まるから。古の時代に日当たりがいいからという理不尽な理由で土地を奪われた人間がいる事を忘れないであげて欲しい。…まあ、実害がなければ気にする必要も無い。


 それにしても…困ったな。顔がバレたのは兎も角彼女の行動が拙い。あの年で神子としての地位を築けるほどの才能があるのに、考えも無しにこの国に来る。

 過信してるのかな。靴にスタンガンでも取り付けたみたいだけど、それが効くのは人間だけだよ。多分うちの国は効かない人の方が多いよ。本編開始までに死んでいないか気になるわ。


 …とまあ、話を戻しまして。

 私の中では、事件の真相はカノンの暴走で決定。上も何か掴んだのか、裏でこそこそ動いている。まあ、ルクシオが動かないのなら別にどうでもいいや。

 そういえばなのだが、これから何が起こるかわからないので黒いローブというか外套というか、ルクシオに借りたあれを魔改造して返しておいた。物理魔法関係なく攻撃されたらオールカウンター(十倍返し)仕様。うちの子に手を出すやつは全員悶絶しながら死ぬといい。

 渡した時の笑顔を思い出すと私まで笑みがこぼれる。彼が笑う時は大抵悪いことを考えている時なのだが、今回は諸事情でテンションが上がっていたので例外。普段と変わらず無愛想に感謝を述べていながら、腕はしっかりとローブを抱きしめていたのが超可愛かった。ぶんぶん振る尻尾が見えたね。でかくなっても可愛いとか頭撫で回したい。

 もうカノンとかどうでもいいからさ、ルクシオを愛でたい。家に帰ったら狼になってくれるかなぁ…。









 ――図書室にて。


「えーうーあー……なんだかなぁ、っていうかこの問題何これ私今何やってんの? あれ、私…あれ?」


 乱雑に問題書を開いて、私は肘をつきながら顔を顰める。今更勉強かよ。面倒臭ぇよ。懐かしい問題ばっかりであくびしか出ないんだけど。


 ただ今私は図書室で受験勉強をしています。今まで放置されていたのに、思い出したかのように受験生のレッテルを貼られましてね。いや、やることが終わったからいいけどね? いいけど勉強したい気分じゃないんだよね。

 あのなんちゃら学園、本気で勉強しないと入れないらしくて時間があれば勉強しろと言われた。大雑把な命令に従わなくてもいいかなと思いつつ、一応図書室に入り浸り中です。

 ディーアに聞いたら良かったかなぁ。けど勉強してなさそうだし、やらなくてもいいのかなぁ。くそ、手紙でも出しときゃ良かった。返ってこなさそうだけど。


「セレス嬢」


 殿下が細かい字を読みながら私の名前を呼ぶ。うるさいってか? なら違う席に行けばいいんじゃないですかね。諸事情で荒んだ心が殿下にいたずらしろと囁いてくる。


「殿下殿下、見てくださいよ鳥ですよ。わぁ…奇抜な色だなぁ。そういやルクシオが美味しくないって言ってましたね。食べるところがなかったのでしょうか」

「あのさ、暇だったらでいいんだけど…ここ、わからないから教えてほしいな」

「超暇です煩くしてすみません」

「え? うん」


 そうだよね。殿下はうるさいとか言う人じゃないですよね。思ってても言わないよね。八つ当たりしてすみませんでした。

 びたんっとペンを置いて本の上に突っ伏すと、殿下が本から目を離して苦笑いを浮かべる。図書館なんだから静かにしないとね。と、唇に指を押し当てる姿はそんじょそこらの令嬢と比べるのも烏滸がましいほど可愛らしい。守りたい、その笑顔。


 さっきから殿下と相席しているのだが、殿下マジでやばい。目を伏せて、時折首をかしげて考える姿は同年代の令嬢の中で群を抜いて可愛く、わかった瞬間の笑顔は直視したら目が破裂するぐらい以下略。それでいて性格も良くてみんなに人気。なんていうことだ、殿下は魔性の女に育ってしまわれた。

 じっくり見たら男なんだよ? 線は細いけど思った以上に筋肉質だし…てか普通に細マッチョだし、いつも微笑んでるから可愛く見えるけど真面目な顔は凛々しい美形だし。それなのに女の子以上に可愛いとか殿下の女子力が欲しい。ついでに身長もよこせ。

 ああ、細マッチョは彼が怪我した時に治療したら見えた。そりゃ鍛錬場で鍛えたら筋肉つくよね。おめでとう。


「セレス嬢?」

「はいはい。何番目ですか? 殿下、この問題苦手でしたよね?」

「えっと…その問題も苦手なんだけど、こっちもわからなくて」

「これですか。んー、ちょっと待ってくださいね。これはたしか…」


 それにしても上の人達、よく私が学園に行くのを許したな。

 メルニアは先祖返りを学園に行かせはしない…と思う。だって圧倒的にデメリットが大きいじゃん? 先祖返りとバレなければ他国との繋がりや新たな知識、他国の文化を学べるが、先祖返りは癖が強い人が多くてバレる可能性が高い。どれだけ繕ってもふとした時に野生味が…ね?

  私は先祖返りではないが、彼ら以上にデメリットが大きい。だって能力値があやしいんだもん。身体能力は一般人かそれ以下なのだが、魔力に関してはぶっ飛んでる。魔力量は自分で把握できないほど無尽蔵にあるし、魔法は想像するだけで使える。ある程度想像出来るなら何でも作れるし、魔力を宝石にして保存することも出来る。ただ一気に使うとぶっ倒れるけど。

 万が一バレたら狙われるよね? 国単位で亀裂が走らない? 私、先祖返り以上に危険人物だよ?


 うーん、全くわからない。何故私をこの国に残そうとしないのか。何か良くないことでもあったのかな。それとも深く考えすぎで、単にゲームの効力で入学させられるのかな。けど…なあ、今までゲーム通りに進んでいないから確証が無い。

 十歳も満たない私に無理矢理勉強やら戦闘やらを仕込んだルークさん達は私を決して国外には出さなかった。それどころか大勢の騎士達と行動しない限り、私を王都とうちの領以外出していない。そう考えると―――裏があるとしか思えない。


「……ねぇ、セレス嬢。何か気になることでもあるの?」

「え?」


 殿下の不思議そうな声にはっとする。しまった、と顔を上げると胡乱な目をした殿下が私の顔を覗き込んでいた。やばい、今絶対能面みたいな顔になってた。意識飛んでた怖いわ私真面目か。

 考えるも何も殿下の護衛で入学だ。彼の入学のために私を呼び出して戦闘人間にしたのかもしれない! そうだ、私より殿下の方が大切だもん。殿下皆に超人気だもん。裏なんて…ないよね?


「ない。ないない。絶対ない。ないです殿下」

「…君って嘘が下手だよね」

「いやいやいや嘘じゃないですよ」


 明らか信じていない顔でへぇ、と言う殿下に何度も首を振って否定する。殿下には関係の無い話だし、逆に知ってて言われても困る。憶測は憶測のままがいい時もあるんだよ。下手に嗅ぎ回ると怖いお兄さん達がごっつい釘を刺しにやってくるのです。変な命令をされる可能性大だから絶対後悔する。

 そんなことを考えているのを知ってか知らないのか、殿下は眉をひそめて小さく唸る。殿下ってびっくりするほど勘がいいから考える時間を与えるのは良くない。慌てて『問題に入りましょう』と言おうと口を開いた瞬間、遮るように殿下がおっしゃった。


「ルクシオの仕事が気になるの? それとも事件について知りたいのかな? ああ、受験のこともあるよね。僕はルクシオの仕事で悩んでいてほしいけど、君のことだから何かしてるだろうし、事件は既に首を突っ込んでいたでしょう? なら、残りの勉強のことかな?」


 うわぁい、どストライクだー。泣いてもいい?


「…治癒師の事かもしれないじゃないですか。新米の独り立ち超心配」

「つい数分前に『やっと解放されたぁー』って喜んでたじゃないか」

「ルクシオがいなくなるのは常に心配です」

「そういえばさっきルクシオに会ったんだけどさ、どうしたのあのローブ。ちょっと禍々しかったよ? じっくり見ようとしたら威嚇されちゃったけど、あれ…魔導具化したよね? 効果は……防御系かな。ルクシオの事、愛してるねぇ」

「……殿下鋭すぎィ」

「ふふ、ありがとう」


 殿下にとって私の悩みは十秒にも満たない範囲で考えつく簡単な悩みだったみたいです。

 やっだぁー、勘が良すぎて白目剥きそう。頭良すぎじゃない? まどろっこしい陛下やら肉食系令嬢やらと多く会話する分、考察力が鍛えられまくってるのかな。


「学園のことが知りたいの? それならディーアから色々と聞いてるから細かいことまでわかるよ」

「いや、学園は薄ら覚え……大丈夫ですよ? 殿下が気にするような事じゃないです」

「セレス嬢。すぐに誤魔化して有耶無耶にするのは君の悪いくせだよ。悩みがあるなら相談してよ。気づいた時にはいつも事件の中心にいて、一人で解決しようと抱え込んでさ。何だか信頼されていないみたいで…寂しいなぁ」

「…あはは、別に誤魔化してもいませんし、悩んでもいませんよ。一人で抱え込める器用な性格もしてませんし、勘違いですよ」

「けど君に頼られたことは一度もない。事後報告が常で、助ける頃には終わってる」

「殿下にたよ……たよる? ああ、やる前に誰か呼べと」


 私がぽつりと呟くと、眉をはの字に下げて殿下が頷く。私の要領の得ない返事に不安そうだ。本当に理解しているのかと濃い紫の瞳が問いかけてくる。


 そうは言ってもさ、私は君達が小学生くらいの時から見ているんだよ? おばさんが若い衆に何を頼れと。無駄に歳を食っているのに何も出来ないとか大惨事じゃん。言っておくけど私の実年齢、殿下のお父様と同じぐらいだからね。あんなハイスペック野郎達を見ていたら頼る自分が恥ずかしい。

 それに殿下は何か思い違いをしているようだ。私は殿下の護衛であって、殿下に護られる存在ではない。ちょっと巻き込まれる程度でへこたれていたら能無しのレッテルを貼られる。あっ、遠回しの解雇通告? 受けて立とうか?


 ……それとも私が頑なに頼らない理由が気になるのかな。考えてみれば今まで頼るなんて単語に縁がなかった。前の生活も然り、今の仕事も然り。頼られる事はあれども頼った事はほぼない。

 きっと私の中で頼るってのは恥ずかしいことなんだろうね。人に迷惑かけるのも嫌なのに、あまつさえ弱点を晒すなんてって。殿下は聡いから、私が皆に距離を置いているのにも気がついているのかもしれない。


「―――………んだよ」

「ん、何か言った?」

「いや?お言葉に甘えて早速学園について教えてもらおうと思いまして。学園ってどんな感じなんですか? 広いんですか?」


 私は努めてはにかみながら照れが混じった声で殿下に言う。また私に誤魔化されると思っていたのだろう。彼は一瞬きょとんとして、それから満面の笑みで噛み締めるように『そうだねぇ』と呟いた。私は楽しそうに考える素振りをしながら殿下の言葉に相槌を打つ。

 ちょろいな殿下。いや、わかっててスルーしてくれているのかな。どちらにせよありがたいことだ。



「―――そうだ。ねぇ、セレス嬢」



 適当に聞き流していると、殿下は急に声を落として私を呼ぶ。『忘れてたんだけど…』と前置きしながら困ったように頬をかく彼に、私は首を傾げる。急に話が終わったな。てか殿下が忘れ事なんて珍しい。私はきょとんと目を瞬かせて彼に促す。


「どうしたんですか?重大な案件ですか?」

「重大じゃあないし、まだまだ先の話なんだけど…ルクシオに来年から僕の護衛は要らないって言ってないなぁ…って」

「殿下、学園に行きますもんね」


 そういえばディーアが学園に行く前も仕事の引継ぎやら何やらで大変だったっけ。あいつ言うのギリギリだったからな…。思った以上に仕事を溜め込んでてイライラしたなぁ。

 考えていると殿下がさりげなく『僕達ね』と訂正してくる。はい、私もついて参りますよ。楽したいからね。


「そういう君もルクシオに言ってないよね?」

「言ってないですよ。どうせ毎週帰るつもりですし。大事じゃないので、一週間前でいいかなって思ってるんですけど」

「そう言うと思って聞いたんだ。……あのね、学園に入学したらそうそう帰れないよ。長期休暇の時ぐらいしか出れないよ」

「…ん?」

「特に一年目は大変だって聞くから今年は帰れないかも」

「んんん…ん?」


 聞き間違えかな?


 …うん、そうに違いない。


「学園都市ですからお土産屋はありますよね。やっぱり美味しいものがいいですかねぇ」

「セレス嬢、現実逃避は良くないよ。ルクシオとは会えない。入学すると帰れないよ」

「学園の名物ってなんでしょう?楽しみですね」

「帰れないからね」


 ………嘘だろ。


 え、ちょっと待ってそんな酷い話が…


「へっ……へへへそそそそんなはずが」

「あるんだよ」

「いや、だって、殿下面白いご冗談をおほほ」

「冗談じゃないよ」

「ルクシオに会えないとかそんな牢獄みたいな学校がっ、んな馬鹿な話があるわけないじゃん。ね、ね?」

「震えが尋常じゃないけどそうなんだよ」

「ちょっと待ってもしかしてお別れ言わないと行けないぐらい学園って遠いの?土日に帰れるぐらい近いんじゃないの?そんな殺生な学校、普通ある?」

「さっきの話聞いてた?学園は宙に浮いてるから魔法陣を使わないと行けないんだよ。この時点で遠いってわかってくれる?」

「なら何回も繋げれば、」

「外敵が侵入しないように余程のこと以外は使えなくなってたはずだよ」

「やだもう行きたくない…!」


 本当に牢獄ではないか。なんだその学園聞いてないぞ。辛い。学期末じゃないと会えないとかきつい。ストレスで死んじゃう。ルクシオと最近毎日会ってるから尚更離れ難い。前まで三ヶ月に一度しか会えなかったりしてたのに…あの時の私はどうやって乗り越えてたんだろう。既に死にそうなんだけど。

 え、もう行きたくない。嫌だ。ルクシオと離れたくない。意味がわからない。


「この世の終わりみたいな顔しないでよ…。来年彼も入学できるように進言してみるから、ね?」

「それはそれでルクシオが危ないじゃないですか。国内の学校ならまだしも三国が集まる学園じゃ…」

「牢獄みたいな学園だから大丈夫だよ。そもそも学園長が先祖返りだから理解があるし、正直に話すとあの学園はこの国のものだから」

「じゃあ週一で会わせてくださいよ…!」

「僕に言われてもねぇ…ごめんね」


 殿下が申し訳なさそうに謝ってくれるがそれで許されるなら私達はいらない。く、卑劣な罠を…!あと何ヶ月ルクシオといられるんだ?半年そこそこしかないぞクソが。


「早めに言った方がいいと思うよ」


 辛い。


主人公と殿下は仲良しです。三日に一回、鍛練の後に医務室でお茶会をするぐらい仲良しです。主人公の限り少ない生き残った女子力は殿下のアドバイスで生きています。

主人公は根本がおばさん気質。若い子には負けてられないと働きます。しかし常時事件に巻き込まれ、奇抜で力ずくな解決方法のインパクトが強すぎて、裏で爆処理班的な二つ名がつけられているとかなんとか。実力と才能はあるのに天才とは言われない残念さに乾杯です。


ありがとうございました。

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