ロシア軍 米軍と合流4 後編
米海兵隊のヘリUH1Yヴェノムがロシア海軍空母ミルゲーマージにだんだんと近づいて来た
機長「まもなくロシア海軍空母に着艦します」
ウィリアム「わかった」
パワーズ「第3歩兵小隊。もしもの時は命を賭けてでも司令を護れよ!」
フォーリー「了解」
機長「空母に着艦します」
そしてヴェノムは空母ミルゲーマージに着艦した
ヴェノムが着艦したと同時に武装したミルゲーマージの船員と将校らしき人が来た
デミトリ「ようこそ、空母ミルゲーマージへ。私は艦長のデミトリです」
ウィリアム「第8MEU海兵隊司令官のウィリアムだ」
ウィリアムが自己紹介すると米海兵隊除くロシア海軍の兵士がざわめいた
ロシア軍兵士「第8MEUって一ヶ月前に行方不明になった部隊だよな」
ロシア軍兵士「その後行方が掴めず捜査打ち切りになり事故死として処理されたよな」
ウィリアム&パワーズ&第3歩兵小隊全員「(俺ら事故死になってんの!!??)」
内心驚きつつも顔には出さないウィリアム達であった
デミトリ「それで御用件は?」
ウィリアム「ああ。実は貴軍の司令官と会談をしたい」
デミトリ「わかりました。どうぞ付いてきてください」
そしてウィリアム達はデミトリの後に付いていった
二十分後
ロシア海軍士官「お待たせしました。それでは会議室に案内します」
会議室
イワン「ようこそ空母ミルゲーマージへ。私がこの艦隊の司令官のイワンです」
ユーリ「ロシア陸軍司令のユーリです」
ウィリアム「アメリカ海兵隊第8MEU司令官のウィリアムです。よろしく」
イワン「こちらこそ」
ウィリアム「それでは話に入りましょうか」
数分後
イワン「つまりここは我々が住んでいた所とは違う結界と呼ばれるシールドで外の世界と阻まれた場所なのですね?」
ウィリアム「簡単に言えばそうです」
イワン「それで戻る方法は有るのですか?」
ウィリアム「はい。戻る方法は有るには有るみたいなんです」
イワン「みたいとは?」
ウィリアム「何でもとある妖怪がその戻す方法を知ってるらしいんですよ(あともう一人居るけど)」
イワン「ではその妖怪に頼めば宜しいのでは?」
ウィリアム「それがそいつが何処に居るのか全く不明でして」
ユーリ「そうですか。それで貴軍は後どれくらい持つのですか?」
ウィリアム「どれくらい、とは?」
ユーリ「ここは我々が居た世界と行き来できないのでしょ?ならば補給もできないはずですよ」
ウィリアム「ああ。そう言うことですか。大丈夫です。協力者が居ますから」
ユーリ「協力者?」
ウィリアム「はい。作者です」
イワン「大丈夫か?それ」
ウィリアム「今までそうやって補給を貰ってたので。じゃないと我々は後数週間で餓死してしまいますよ」
ユーリ「はあ」
ウィリアム「では私から質問です。我々と同盟を結びませんか?」
イワン「同盟ですか。ウーン、ユーリさんはどうですか?」
イワンがユーリに尋ねる
ユーリ「やはり結ぶべきでしょう。ここは異郷の地。生き残るには協力関係が必要不可欠です。それに彼等(アメリカ海兵隊)は我々(ロシア軍)よりこの地の事をよく知っている筈ですし」
イワン「そうか。それでは反対は居るか?」
イワンが周りを見渡す
イワン「居ないな。ではウィリアム司令官これからどうぞよろしくお願いいたします」
ウィリアム「こちらこそよろしくお願いいたします」
そしてイワンが同盟を承諾し米軍とロシア軍は協力体制に入った
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