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トラブルメイカー -To Love Maker-  作者: TAMA-RUN
33/167

#33 キラメキ!ハルカ高くどこまでも・・・ その2

 幾多もの綺羅星が現れては消えていった。

今や、その頂点を目指すものは幾千万


しかし、その綺羅星が輝きを放てるのは

たった一つ。


私たちもかつては、その輝きを放つ者だった


しかし綺羅星はやがて、流れて消える

さらに輝く綺羅星の陰となって・・・


今、私たちの前にはたくさんの綺羅星が輝いている

そんな中から、更なるキラメキを放てる者たち


その子達に教えてあげなくてはいけない。


『最も眩しく輝ける一瞬』



 歓声が私たちを包み込む。

目の前には、まるで星が降ってきたかのような

光の洪水。


それぞれが、思い描き憧れるたった一つの

綺羅星を見届けるために


自分たちの『唄(想い)』を伝え終わった瞬間

心地よい気だるさが、全身を支配する。


かつて、一番のキラメキを放っていた私たち

あれから既に10年以上


あいも変わらず繰り広げられる『争奪戦』

私の一存で今回、参加を決意した。


その目的はひとつ

『私たちのキラメキを託す』


新たな時代を輝く『綺羅星』へ・・・!


「終わったわね・・・」

結果は満足している。


「これで気が済んだ?」

一緒についてきてくれたメンバーが訪ねてきた


「ええ・・・」

私の視線の先に、あの子達は居る


その輝きは、私たち以上に眩しい。


「おつかれさまでした!」

光栄だった。


まさか、シャイニングスターステージ

初代優勝グループ『platinaプラチナ』のメンバーと

同じ舞台で歌えるなんて思わなかった。


私の憧れの人たち

私がアイドルになるきっかけをくれた人たち


その人たちが、私たちの目の前に居る


「ハルカ、だったわね・・・?」

不意にリーダーの『トリニティ』さんが名を呼んだ


「これを」

手渡してくれたのは『マイク』

今まさに唄い終えたものだ。


「・・・!」

私の手をやさしく包む


「あなたたちが『新しいキラメキ』となることを・・・」

そう言うと彼女は、MCに何かを伝えてステージを降りていった。



そして興奮冷めやらぬステージには

私たち『フォーシーズン』の名前が高らかに読み上げられた



しかし、それはまだ『はじめの一歩』に過ぎない

あの人たちの想いを心に受けて


私たちは、更なる高みへと踏み出す


まだ祭典は始まったばかりなんだから・・・!



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