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悠久なる君へ~3300年の記憶~  作者: 雛子
27章 太陽の国
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2年後

「次の診察ですが、1週間後で大丈夫ですか?」


 これからの予定が書いてあるページをめくりながら、誰の予約も入ってない事を確認して目の前の患者に尋ねた。すると、相手は少し困ったように眉を八の時に下げてカウンターにある卓上カレンダーを覗く。


「あー、21日にしていただけるとありがたいんですが」


 21日のページをめくると、所々予約が空いているのが見えた。


「21日ですね、大丈夫ですよ。お時間はどうされます?」


「14時頃は空いてますか?」


 14時の欄を見ると空白だ。


「空いてますよ。じゃあ、21日の14時で大丈夫ですか?」


「よろしくお願いします」


 患者の名前を空欄に書き込んで診察券を返却した。


「お大事に」


「お世話様でした」


 最後の患者が中にいる医師に頭を下げ、奥から「お大事に」と声が繰り返される。そして出口の方へ向かって行き、やがてドアの閉じる音がした。

 後ろ姿が夏の道に吸い込まれていったのを見届けて、掃除用具が入っている棚から箒を手に入口の方へ向かう。専用の靴から外へのサンダルに履き替えて、すでに診察終了の看板を立てた扉を開き、周辺の掃除をするのが私の日課だった。


 どこから落ちてきたか分からない葉や土を箒で掃っている内に、じっとりとした熱気が肌にまとわりつくのを感じて、大体を綺麗に掃き終わってから身体を起こして空を仰ぐ。

 変らない青空、そこを通り過ぎる白い雲。湿気の多い季節だ。時折吹き抜ける風はどう考えても熱風で、肩にも満たない私の黒髪をなびかせる。この湿気の高さは日本独特なのだろうと、自分の伸びた影を見ながら考えた。雨は降りそうにない。ふと時間が気になって腕時計を見ると、13時近くを示していた。母との約束にも十分間に合いそうな時間だった。


「弘子ちゃん、お疲れ様」


 中に戻ると、叔母が最後の片づけをしながら私に声をかけてくれた。母方の叔母夫婦は、家族で新井歯科医院を経営している。

 叔父と従兄で歯科医師、叔母がその助手、私が経理と受付を受け持つ形の経営でそれなりに毎日患者がやってくる。小さな歯科医院で、カルテはデータ化されているが、予約は手書きのノートでまとめられていた。

 2年前、日本に帰国してきた私の身の上を知りながら、社会復帰のために職場を与えてくれた親戚が新井家だった。


 箒をもとの場所に片づけながら、エジプトを離れてもう2年になるのだと、窓から覗く空に今までのことを振り返った。


 ──私は、変われただろうか。ここに馴染めているだろうか。


 自分にそう問い掛けてしまう。この問い掛けが日常的なものになってしまったのは、それに頷くことが出来ないでいるからかもしれない。


「もう片付けはいいのよ、お母さんと用事があるんでしょ?ただでさえ最後の患者さんで時間押しちゃったんだから早く行きなさい」


「これだけやったら着替えます」


 空から視線を戻して、叔母に笑みを送るとすぐに残っている作業に取り掛かり始めた。

 土曜の診察は午前中いっぱいで終わる。空腹を感じ始めながら、今度は受付の方へ向かって開きっぱなしのノートを閉じ、他の書類とまとめてとんとんと机に打って揃え、もとの場所にしまい込んだ。


「お疲れ様」


 呼ばれて後ろを向くと、にこにこと笑う従兄が立っていた。私より頭二つ分ほど高い長身の彼は、マスクも帽子も外して、せいせいした顔をしている。


「お疲れ様でした、恭介さん」


 私より3つ年上のその人は、母の甥というのもあって、母の面影をどことなく感じるところがあった。屈託のない笑顔は患者さんにも好評で、物腰と声の柔らかさからは親しみさが滲み出ており、時折口から飛び出す冗談もよく笑いを誘っている。優男だと患者さんが言っているのを聞いたことがあるものの、そんな弱々しいところはあまりなく、むしろ自分というものをしっかりと持ち、芯を通して自分を通すということを知っている人だ。私とは違う。


「もう終わった?」


 彼はそう言って私の手元を覗き込んだ。


「これで終わり」


 もう一冊のノートの方に今日の日付を記して閉じ、同じようにしまった。


「今日も何気に多かったなあ」


「本当に」


 幼少期から17年間ずっとエジプトで過ごしていたせいか、日本へ帰ってくるまでほとんど口を利いたことがなかったこともあって、従兄という感覚が無い。

 帰国して再会した当時は、初対面も同然だった。それは相手も同じはずなのに、訳ありで帰国し、ここで働くことになった私を嫌な顔ひとつせず受け入れてくれた。それどころか色々な面で支えてもらい、精神的に不安定だった私はここまで来ることが出来た。


「弘子ちゃん」


 彼は小動物のようにきょろきょろと両親の様子を確認してから、おいでと手招きする。叔母も叔父も、診療室の奥の方で最後の片づけをしていた。


「ちょっと、こっちに来て」


 「え?」と聞き返した私の腕を、すかさず掴んで引き、診察室の壁伝いに奥の来客用の部屋に2人で入り込む。


「恭介さん」


 私が目を瞬かせると、彼は少し肩を落として苦笑した。


「こうでもしないとこういう話できないから」


 もう一度その人は部屋から顔を出して両親の様子を確認し、大丈夫だと確信すると再び私に向かい合った。一歩前に出て私の様子を人懐っこい瞳で窺っている。


「前に話したことなんだけれど」


 相手が緊張気味に言うものだから、私の頬に否応なく熱が走るのを感じた。


「直接言うと照れくさいな」


 彼が苦笑いしながら後頭部をかいた。

 一度真剣に交際を申し込まれたのだが、返事はできないままでいる。メールで済ませてしまうと私がはぐらかすことを感じて、この人は真正面からもう一度話そうとしてくれているのだ。


「今度食事でもどうだろう。来週以降なら大丈夫なんだ。弘子ちゃんの空いてる日でいい。俺が予定空けるから」


 視線を彷徨わせ、行くべきだろうかと悩みながら言葉を探した。食事に行くことは構わないが、おそらくそこで付き合うかどうかの返答を求められるのだと思うと、誘いを受けるかどうか悩んでしまう。


 2年間近くにいて、相手がそういう気持ちを持っていることは気づいてはいた。何度か誘われて二人で食事や日帰りの旅行にも行った。正式にお付き合いをしているわけではない。私が頷かないからだ。かと言って、私がここまで本来あるべき生活の中で普通と同じく過ごせているのは、この人のおかげでもある。彼が今以上のことを考えているのなら、私も真剣に考えて行かなければならない時期にきていた。


「返事はいつでもと言いたいんだけど、俺としては早めに聞きたい気持ちもある」


 目の前に彼の手がある。私の手などすっぽり包むことができる、大きな優しい手だ。誘いを受けるたび、この人の手を取れば、と考えてしまう。この人の手を取ったなら、私は変われるだろうかと。今の状態から抜け出せるだろうかと。


「それほど、俺は本気で──」


 続く言葉が分かって、はっと顔を上げた。

 断り続けてもいまだこうして好意を寄せてくれているのだから、もうそろそろ真剣に応えなければならないと考えて口を開きかけた時、彼の頭部に拳が飛んできたのを見た。ごつん、と良い音がして、目の前に立っていた彼は頭を抱えると身体をくの字に曲げて蹲る。


「まったく」


 叔母がすぐそこに立って、息子をじっと見下ろしていた。


「こんな両親のいるところで何してるの。それもいやーに隠れてこそこそと」


 母親に言われて、彼はバツの悪そうに打たれた後頭部をかいて身体をもとに戻す。


「だから隠れてしてるんじゃないか。俺だってこんな姿を両親に見られたくありません」


 身体を起こした彼の目線が、一気に高くなった。


「好意のある女性の傍にいつも母親が門番みたいについているから、その人を堂々と誘えない息子の惨めな気持ちを母さんにも分かってほしいものだよ」


 わざとらしく言う彼は、いつものその人で、笑いを誘っているようでもある。


「鼻の下のばした顔の見っとも無さったらないじゃないの」


「伸ばしてないだろ、自分の息子がそんな破廉恥な男に見えるのか」


 なんてことだと冗談めかして言い返す息子に、叔母はのらりくらりと返事を返しながら私の腕を取った。


「もういいから、母さんは奥で父さんの手伝いしてきなよ。俺たちは大人だ。両親の介入はいらないよ。ほら、父さんがこっち見てる。見るといい、あの寂しそうな旦那の眼差しを」


「いいのよ、お父さんは。あら、香澄、お帰りなさい」


「ただいまー」


 応接間の奥は新井家の住宅に繋がっており、玄関から制服姿の綺麗な小麦色の肌をした女の子がやってきた。


「あっ、弘子ちゃん!」


 私を見るなり、兄に似た表情を緩めて駆け寄ってくる。新井香澄は恭介の妹で、私の従姉妹に当たる少女だった。


「香澄ちゃん、お帰りなさい」


「良かった、間に合った!今日会えるかなって思って急いで来たの!」


 部活で忙しく、夜遅くまで活動しているために私と会えないことがほとんどで、久々の再会に手のひらを合わせて笑い合う。


「今のうちに香澄と一緒に着替えてらっしゃい」


「おいで、弘子ちゃん」


 誘いに答える前に、私は叔母に背中を押されて着替えのために従姉妹の部屋に入って、恭介の視線が扉に阻まれて途切れた。





「今日、何か予定あるの?」


 着替えて荷物を持って廊下に出ると、コーヒーを飲んでいた恭介が声を掛けてきた。


「お母さんと上野で約束してて」


 荷物を腕にかけながら、その人を見上げる。


「なら駅まで送っていく。それくらいなら良いよな、母さん」


「お兄ちゃんはいいよ、私が送る。用事もあるし」


 叔母が返事をする前に香澄は私の腕を掴むと玄関に向かって歩き出した。


「おい、香澄」


 慌てて追いかけてこようとする兄を、妹はきっと睨んで振り返った。


「ついてこないでね!女同士で話すんだから!ついてきたりしたらもう絶対口きかない!」


 ちょっと待ってほしいと、香澄に断ってから、肩を落として困ったように苦笑している恭介の方へ小走りで向かった。彼の目の前に来たはいいものの、何と言えばいいか迷った挙句、私はいつもと同じ返事しか返すことが出来なかった。


「お返事、今はまだ……」


 このまま彼の誘いへの返事をしないで帰ることは、相手に対してあまりに失礼だと感じながら、頷くことも否定で首を振ることも出来ず、そう言う他なくなって申し訳なくなってしまう。


「ごめんなさい、しっかり考えてから決めたいの。お返事は必ず後日に」


「いいよ、待ってるから」


 彼は優しい顔のまま、ひとつ大きく頷いた。寄り掛かるテーブルにティーカップを置くと、私に顔を近づけて、いつもより真面目な瞳に私を映し出し、周りには聞こえないよう声を落として囁いた。


「もう一度言っておくけれど、俺は2年前のことなんて気にしない。記憶がない期間に何があったとしても受け入れる覚悟がある。埋めてやれる自信もあるよ」


 熱を孕んだ眼差しがすぐそこにあって、私は目を逸らせなくなる。彼の言葉に惹かれてしまう自分にどうしても気づかずにはいられない。得体の知れない6年間を真っ直ぐ受け入れると言ってくれる人が、この人以外にいるだろうか。


「……ありがとう」


「俺は身体が大きい分、何でも受け入れられるよう出来てるんだ」


 人懐っこい笑みで冗談を言いながら、彼は「気を付けて」と手を振って私たちを見送ってくれた。




 真夏に近づく、駅へと繋がる細めの道を二人で並んで歩く。ぎりぎり車が擦れ違える広さしかないその通りで話すのは、部活のことだったり、学校生活のことだったり、他愛のない会話ばかり。

 会話が途切れて隣の子の真っ黒な艶のあるポニーテールが揺れるのを眺めていた。女子高生らしい可愛らしさがある。私は25歳になった。隣にいる香澄はまだ17歳だ。ついこの前まで私も同じ年だったはずなのに、いつの間にそんなに年を食ったのだろうと、少し笑ってみる。6年間が無い分、その感覚が及ぼす違和感はとても大きかった。


「お兄ちゃん、ほんとに弘子ちゃんが好きなんだから困っちゃう。お母さんから聞いてはいたけれど、ほんとにがっつりだね」


 前を向いたまま香澄はため息交じりに苦笑した。


「あの人、弘子ちゃんのことが好きなの。どうしようもなく惹かれてるの。あんなに一生懸命なお兄ちゃんを見るのは初めて」


 本当に優しい人だと思うし、6年間失踪して記憶喪失だという自分の経歴を伝えても、偏見を持つことなど一切なかった。


「私なんて、恭介さんに勿体ないくらいなのよ」


 前の光景に目を細める。


「私を気味悪がる人もいる。変な噂をする人だっているわ。それに、私は中途半端でしかない」


「自分を卑下しちゃ駄目」


 香澄が私の肩をぽんと叩いた。叩かれた右肩には、2年前の銃弾の傷痕がうっすら残っている。痛みも感じることなく、問題なく動く右肩から繋がる腕を、左手で掴んで擦った。


「弘子ちゃんは何も悪くないんだから。いけないのは、過去にあったことでしょ」


 顰めた眉間を緩め、彼女は遠くに視線をやった。

 肩を竦めることしかできない私のすぐ横を二台の自動車が擦れ違おうとしていて、二人で身を寄せて避ける。その際に傍に煙のように立ち上った灰色の排気ガスに小さく咳き込んだ。


「弘子ちゃんが昔のことをどうにかしたいっていうのを、お兄ちゃんは知ってるの。それにお兄ちゃん、ふと見た時に何だか消えてしまいそうなくらいに弘子ちゃんが儚く見える時があるんだって言ってた」


 そう言われて困ったように笑ってしまう。

 私が儚げに見えるのは、自分を見失ってしまっているからだ。自分が何であるのか分からない。自分がどうしていたのか分かっていない。陽炎のように、何もかもが未だにあやふやでしかないのが私だった。

 自分を否定することほど虚しいことは無い。それでも、私は私であるはずなのに私ではない気がする。

 私は、何──。


「もしかしたら結婚すれば、弘子ちゃんの蟠りもなくなるのかもしれない。お兄ちゃんもきっとそう考えてるんだと思う……ううん、そうしたいって考えてる」


 言葉を受けて隣の女の子を見た。高校生の従妹の顔は真剣そのものだ。

 今付き合うことを考えるのならば、私も自分の年齢を考慮に入れて結婚前提で付き合った方が良いのは確かだ。

 母も、安心するだろうか。私が結婚したら──でも。


「お父さんもお母さんも、弘子さんがお嫁にくることに反対しない。いとこ同士なんてそこらでもある話だもの。弘子ちゃんのことが好きだから、私は素直に嬉しい。思考回路が単純なお兄ちゃんに関しては大喜びよ。弘子ちゃんのことが好きで、救いたいって思ってるんだから。でも問題は、それで弘子ちゃんはいいのかってこと」


 彼女から目を逸らして前を向いた。

 人通りが多い道を、車が速度を落として行き交い、自転車が横を颯爽と通っていく。少し古めの商店街が立ち並び、一件のパン屋から香ばしい匂いが私たちの前に流れていった。前を歩いていた小さな男の子も、その香りとキャラクターを描いたパンに目を輝かせて母親の手を引いている。


「……もし…もしもの話ね」


 光景から隣に視線を移すと、香澄は私をじっと見つめていた。


「弘子ちゃんがお兄ちゃんと結婚して、それで今の蟠りが解ければいい。昔のことが忘れられたらいい……でも私には、どうしてもこれじゃいけない気がする。お兄ちゃんでは駄目なんだよ。お兄ちゃんも、それにはうっすら気づいている。でも認めたくないんじゃないかな」


 恭介のことは好きだ。ただ、恋焦がれるものかと言われたらそういうものではなかった。同じ職場の、そして親戚、友人としての彼が好きであって、それだけでしかない。私が彼との結婚をうっすらと考えているのも、神隠しに合ったことのない皆と同じ普通になりたいだけ。新しい自分を何かのきっかけを伴って始めたいだけなのだ。だが、本当にそれで私は変われるのか。

 世間に馴染めているように見えても、実際はそうではなく、2年前のまま変われていない自分をどうにかしたいと思っている。長かった髪を行方不明になる前と同じ長さに切っても、日本に帰ってこちらに就職しても、働いて今の生活に馴染もうと努力しても、深く好意を寄せてくれる人がいても、私はあの時のまま、何一つ変わっていない。本当に何も。

 私は、何かを大きく失って、埋めることが出来ていない。それが辛くて堪らない。何か大きなものを失ってしまったままの自分が怖い。しかし、もしそれを埋め合わせるために恭介と一緒になろうとしているのなら、それは恭介自身が良いのだと言っていても、申し訳ない事だということは苦しいほどに分かっている。だからこそ、私は彼の気持ちに頷くことはなかったのだ。


「お母さんも、私と同じことを考えてるの」


「叔母さんも?」


 こくりと彼女は俯き加減に頷いた。


「弘子ちゃんが悩んでいるのをお母さんは知っているから。弘子ちゃんがお兄ちゃんの勢いに流されないようにって。2年も一緒にいるのよ?弘子ちゃんの気持ち、分からないはずないじゃない」


 すでに目の前には駅が現れている。こぢんまりとした決して大きいとは言えない駅に、人が吸い込まれるようにして入っていく。


「お兄ちゃんには、よく考えて返事してあげて。自分の気持ちに、正直になって」


「ありがとう。香澄ちゃん」


 お礼を言うと、彼女は恥ずかしそうにしながらも、ひまわりのような笑顔を浮かべてくれた。


「これから中学の頃の友達に会ってくるんだ。弘子ちゃんは上野まで気を付けて。伯母さんと楽しんでね!」


 嬉しそうに手を振り、私が改札を越えて手を振り返すとファミレスの方に駆けて行った。




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