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異世界行ったら銀行作って大儲け  作者: 三者凡退


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間話-親の嬉しい悩み

今日は2話更新です。もう一個のやつとこれを合わせて許してください。

 俺はデュオシルク家とデュオシルク商会のトップである、アルベルト・デュオシルクだ。最近は多少だが収益が増えてきていて密かに嬉しい。

 しかしそんな俺にも悩み事がある。幸いにもその悩み事は嬉しい悩みごとだ。

 その内容を話す前に俺の目の前にいる女はリリアーナ・デュオシルク。そう、嫁だ。一人子供出産してもなお健在なその美貌と慈愛に満ちた性格は屋敷の人間関係や笑顔を絶え間なく作っている。彼女がいるからこそ俺は安心して家を空けることができる。ちなみに愛称はリリだ。

 「最近のナイクはとても目を見張るものがあるな。どんな素晴らしい人に育っていくのやら。俺は楽しみで仕方ないよ。」 

 「何よあなた。今更、あの子がすごいのは今に始まったことじゃないでしょ。あの子は生まれて間もない頃から私たちと違うものを持っていると感じたわ。でも、あの子の将来が楽しみなのは私も同感よ。」

 そうリリは褒める。

 「にしても俺は市場調査に行くなんて聞いたときは本当に俺の息子かと目を疑ったぞ。だって、あの年の子があんな事は言わないだろ。しかも剣術の家庭教師も魔術の家庭教師も欲しいと言うもんだからもう俺はあいつの勉強熱心さには参っちゃうよ。ついていけない。」

 「そうよね。あの子はすごい。しかも、何がすごいってあんな実力や知識を持っててもあぐらをかいてないということだわよね。私はあの子と話しているといつも不思議な気持ちになるのよ。」

 「どんなだい?」

 「あの子と話すときはまるで二人と同時に話している気がするの。一つは無邪気な少年。そして、もう一つはとても頭の良い青年。この二人と話してる気がするの。特に後者の青年と話しているような気が多く感じるわ。その青年は賢く謙虚で人のことを思いやれる。」

 彼女が持つ慈愛が形成された理由は世渡りをしてきたためだ。彼女は世渡りが上手で相手の素性や性格を感情的にも論理的にも読み解くことが上手だ。まぁ彼女その力がなかったら俺の嫁にはなってくれなかっただろうがな。

 「そうかい。確かに俺もたまに疑問に思うことがある。俺は誰と話してるんだってなる。ナイクと話してるのか、ナイクの中にあるもう一つのナイクのような誰かと話してるような気になる。。。でも、まぁナイクは賢いから僕らの死ぬ間際までその青年とは会わせてくれないだろう。」

 「そうね。ところで、なぜあの子は市場調査にルナを選んだのかしら?ロハスでもいい気がするのに。」

 「さぁね。少なくともあの子がルナを信用してることは確かだ。ルナはナイクの良き友であり、相談相手になるだろう。」

 「まさかあなた。そんなことを見越して拾ったの?まぁかわいいしちゃんとしてるから文句ないけど。」

 「すまないな。そんな理由だけで。」

 「家庭教師の雇用の方はどうなのよ。2ヶ月後って言ってたけど。見つけたの?」

 「あーそれは。。。剣術の方は見つかったんだが、魔術の方はナイクに合う師が見つからないから難航してる。すまない。」

 実際のところ高給で雇うつもりだから募集すればいくらでも寄ってくるが、今日のあれを見てどうもこの前雇用を検討していた人じゃ物足りないと思って気が変わったってのが実際だ。

 「はぁ、、その謝罪はもし2ヶ月後に用意できなかったときにあの子に言ってあげて。」

 「それもそうだな。ところで、俺は最近ある構想を練ってるんだ。」

 「なーにそれは?」

 「ずばりその構想は名付けてデュオシルク家財閥化計画だ。」

 「あら、それはまた壮大な計画だこと。で、概要は?まさか思い立ったはいいものの中身は空っぽですみたいな私達の結婚式みたいなことはないわよね?あのときはほんと大変だったんだから。二人であなたと私のお父さんに頼みに行って。」

 「まぁまぁ。結果オーライだからいいじゃないか。」

 「それもそうね。たしかに私もあなたのそういうとこを見抜いて好きになったんだから。」

 「しかしまぁその財閥構想には結構な準備が必要で、その一つに親戚を増やすというものがある。」

 「何?つまり、子供がたくさんほしいってこと?あなたそんなこと言うなんて私に何人産ませるきよ?」

 「そうだなまぁ。とりあえずいればいるほどいいかな。」

 「あなたらしいわね。」

 そうして俺達は抱擁し接吻した。ナイクが生まれて四年、時間があまり取れずにいたが、今日はチャンスだ。今日はお互いいいムードだ。

 そんなことを思いながら俺達は寝室に向かい、俺は彼女を押し倒した。あぁかわいい。なんてかわいいんだ。出会ってからもこの感情は揺るがない。

 そうして致した。そもそも根っからそうも簡単に子供ができるだなんて思っていない。ナイクだって十数回やった末にできた子供だからな。もちろん期待してないわけではないが、できなかったとき彼女が可哀想だ。


 そんなことを考えながら疲れ果てたリリを横目にアルベルトは寝るのであった。

新たな命ができるシーンは気が向いたり、要望があれば収益化なんてするつもりないんで書きます。自分自身いろいろと考えてるネタはあるので。今日は愛があるので割愛です。明日から二週間旅行に行くため更新ができないかもです。とりあえず来週の更新は書留と予約投稿ができるのでできると思います。

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