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⑶『エンドレス、ターミナル』

⑶『エンドレス、ターミナル』



それはそれは、エンドレスを希望する人類のための、ターミナルなのであって、天地創造の神の為の、ターミナルではない。地球が滅びたら、神が負けたことになる。であるからして、宇宙へのロケットのターミナルには、人類が居るのだ。



人類は続かなければ、途絶えてしまえば、宇宙に負けたことになる。それ故、エンドレスなターミナルに、人類は未来、集まるだろう。月面か火星に、住居を構えて、人類は生存するだろう。人類の歴史は、エンドレスなのだ。



そういう訳で、こう言ったタイトルになって居るのだが、俺はもう、地球滅亡の前に死ぬだろうから、後人よ、上手くやってくれ、としか言いようがないのであって、それも含蓄した上で、この小説を書いて居る、ということでもあるのである。

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