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第83話 とある女性だけの会議

魔王軍を退け

新たな仲間たちを加えたキョウイチロウ一行

ひと段落ついて取り敢えず次の目的地をエルフ領と定めて今後の行動予定を計画する為に食事の準備をして皆で食卓を囲む事となったそんな中…


「セイラ!ルイーズ!少し良いかな?かな?」


「アデルフォード様?」


「ルイーズ!貴女のクローゼットはお話し合いに使える〜?」


「何の用事かは知りませんが使う事に対して問題有りませんが内容にもよりますわ」


「それは勿論〜

キョウイチロウの事に決まってるし〜」


「キョウイチロウ様のお話しですか?」


「貴女はステータスに妻の文字があるからと言っても優先順位は変わりませんわよ?」


「その件よ!効率良く…する方法とか諸々を心得ているのかって話しぃ〜」


「ルイーズ様!実に興味深い内容ではございませんか!?」


「そうですわねセイラさん…興味はあります…

分かりました!私のクローゼットで会議といきましょう!」


「ウフフ♪話しの通じそうな二人を選んで正〜解〜

ラフティーナは〜

キョウイチロウの護衛に残すからぁ〜

後日クローゼットで伝えておいてね〜」


「リョー( ̄^ ̄)ゞかい」

「ビシッ( ロ_ロ)ゞリョ!」


「では宴たけなわな様ですから行きましょう」


『ここで言う「えんもたけなわ」は客観的にアデルフォードが見た場合での送り仮名である「宴もたけなわ」は主観的に見た送り仮名である』


「はい」


「マイクローゼット」


「ではアデルフォード様…用件を簡潔にお願い致します」


「良いわ、先ずセイラ」


「はい!」


「貴女今ダークエルフよね?」


「はい!」


「貴女はご存知かしら?ダークエルフとエルフでは受胎率が違うと言う事を」


「知りません!どちらが出来易いのですか!?!?教え下さい!!」


「ガッつかないの!セイラ!」


「はい…すみません」


「先ず単純に言えばどちらもさほど変わらないよ〜…

でもね〜」


「変わらないんですね…でも?…続きがありますのね?

お聞かせ願えますでしょうか?」


「ウフフ♪興味津々ね先程のあわてんぼうのセイラではありませんね

理解が早くて即実行に移せる子は嫌いじゃないよ〜♪」


「アデルフォード様は意地悪ですわ」


「この件に関してはね

貴女が先にお子を授からなくては次に通じる私にぃ順番が回って来ない訳なのね

そもそもエルフ自体、人族の子を授かる確率が低いからぁ〜キョウイチロウが愛した人が次々とお子を授かれば貴女は落ち込むでしょう?」


「アデルフォード様…意地悪なんて言ってごめんなさい」


「アデルフォードさま?では?どうすれば良いとお考えなのでしょう?」


「ウフフ♪ルイーズも興味津々な様ね♪

キョウイチロウが普通の人族であれば受胎率は低くてセイラが子を授かるのにキョウイチロウの晩年までかかるかもしれないんだけどぉ〜」


「…」


「ウフフ♪お二人共♪興味津々ね〜♪キョウイチロウのスキルにぃ無病息災ってぇ〜あるよね〜?」


「はい!私達もその恩恵を受けてスキルをレベルは低くとも持っていますがそれが何か?」


「病気に掛からないと言う事は〜?何を意味するとお思い?」


「(。=`ω´=)えーーと???分かりません」


「免疫が高くてぇ健康と言う事でぇ間違い無いかな」


「何が良いんですの?」


「子種も健康♡キョウイチロウの恩恵で母体も健康♪」


「では!?」


「授かる確率は格段に上がってるよ〜」


「アデルフォード様!わたくしはダークエルフとエルフではどちらで受胎すれば良いとお思いですか!」


「エルフ一択だよぅ!」


「それは何故!?」


「貴女は神楽を舞う為にエルフに戻る予定だよね?今の神聖値は幾つ?」


「は…ぃ50です」


「又?ダークエルフに戻すのぉ〜?手間が掛かり過ぎちゃうよぉ〜」


「です…ね…エルフ一択っと」_φ(・_・


「一々書き留めなくても良いよぉ〜セイラ」

少し呆れるアデルフォード( ̄▽ ̄;)


「後はね、キョウイチロウの……が、始まるのを〜待つだけだねぇ〜♪」


「そちらに付きましてはノウェルが分かるそうです!」


「あら?優秀な従者を持ってますわね…

流石はキョウイチロウ♡

後はキョウイチロウをその気にさせるだけですわね」


「どの様にしたら?」


「食べ物に内緒で興奮成分のある物を混ぜるのが最適かな?かな?」


「アデルフォード様…今度ともご指導ご鞭撻の程を!何卒!」


「ウフフ♪スッポンとか蛇の粉末とか〜健康且つ興奮作用のある物はいくらでも〜♪」


「嗚呼ぁ〜(′□`*=*′□`)ああぁ〜待ち遠しいですわぁ〜!」


セイラとの話し合いはコレ以上は書けませんねw

18禁バージョンはスピンオフで

( ゜□゜)アハハ/\/\/\

書くかどうかは私の胸先三寸w

要望があればと言う事で(*≧艸≦)


「ルイーズ!」


「はい!」


「貴女!キョウイチロウの〜夜の???スキルに付いて、何かご存知?」


「はい!私は夜の自身で夜のテキストを作成して貴族の御子息と御令嬢に教鞭を取っていましたわ

主人様は私の夜のテキストをパラパラとまくっただけで全てを把握されてその日より一晩で三倍の厚さの夜のテキストキョウイチロウ編を作成致しましてございます」


「へぇ〜」


「アデルフォードさま?」


「ルイーズは〜キョウイチロウの???スキルをどう思ってるのぉ〜?」


「その鍵の掛かったスキルの全てが知りたいです!」


「うんうん…キョウイチロウが鍵を掛けてるのね〜」


「はい!しかも何重にも厳重にして!なかなか開示しては下さりません!」


「知るのはヤメた方が良いかな?かな?」


「何故ですか!?アデルフォードさまは知りたくはありませんの!?」


「(-ω- ?)んーーー?それって多分だけどぉ〜キョウイチロウの性癖も含まれるんじゃないかな?かな?」


「それでは!?是が非でも知りたいですわ!!!」


「ルイーズ!だから!ヤメた方がぁ〜良いよ〜って言ったよねぇ〜?」


「何故です!?私は夜のテキストを全て知りたいのです!

学び尽くしたい!

主人様の趣味趣向を熟知して常に喜んで頂きたいと願うのは従者として至極真っ当な事ではありませんの?」


「全然分かって無い!セイラはどう思う?」


「わたくしは知りたいですが…知りたく無いです!」


「はぁ!?何ですのそれは!?セイラ?」


「セイラ!正〜解〜♪」( σ ・д・)σ


「はい!?アデルフォードさま?どう言う意味でしょうか?」


「セイラ!ルイーズは未だ分からないみた〜い」


Σ(;゜д゜)ハッ!?

「私は何か見落としてますの!?」


「セイラは聡いから分かるよね?何となくで良いから話してみてぇ〜」


「あぁ…はい…

わたくし的にはキョウイチロウ様の事でしたら全てを知りたくて堪りませんが…

お互いに知り合いたい…と…申しましょうか…

少しづつ知っていきたいと言えばいいのでしょうか?

日々の生活の中でお互い新しい気付きを積み重ねてそこで知っていきたいと言えば正しいかと」


「そう!!!それ!!!」( σ ・д・)σ


「…」


「全て一括でキョウイチロウを知ってしまったら!つまらない!

キョウイチロウの機微を探って失敗しながらでも良いの…

例えば最近だとぉセイラの目薬がキョウイチロウに通用しないみたいな♪(*≧艸≦)」


_| ̄|○ガックリ

「確かに最近目薬でのお涙頂戴は効きません」


「ルイーズ!」


「はい!アデルフォードさま!」


「少しづつキョウイチロウの鍵の掛かった引き出しを開けて行くのを楽しみなさい!一括で知ろうとするのは〜」

(`・д・)σ メッだよ!


「はい♪目から鱗が落ちましてございます!

全てを知り一から十までサポートするのがメイドの勤めと勘違いをしていましたわ!

あぁ〜何という日でしょう…

この様な生き甲斐を見出せる気付きを下さるお方との出会いに主人様には感謝しかございません

アデルフォードさま!今後ともセイラ共々このルイーズ精進致しますので何卒ご指導ご鞭撻の程を!」


「ぉk♪ウフフ♪」


「アデルフォードさま?どうされました?」


「何だか楽しくなって来ましたわ♪此方こそよろしくね♪」


「今回はこれくらいかしらね…」


「どうされましたアデルフォード様?」


「先刻話しに上がっていました入浴券ポイントって何ですの?」


「キョウイチロウ様と一緒にお風呂に入る権利をポイント制にした物です」


「へぇ〜

普通にみんなで一緒に入れば良いのに」


「それが…

外出中は湯船がドラム缶でして…二人しか入れ無いのです」


「(-ω- ?)んっ?それこそ意味が分からない、私は飛んで行けるし貴女達はアクセラレーターでの長距離移動もお手のものでしょう?大きな湯船のある温泉施設に行けば良いのに」


( ; ゜Д゜)「盲点でした!それでしたら全員で入れますわ!!」


「流石はアデルフォードさま♪ルイーズ感服致しました!」


「何事も効率よく!時短は必要!足踏みしてられない!だって人族の寿命は短いんだよ」


「キョウイチロウの様の…が始まったら即実行!実力行使と言う事ですね!」


「それは違う」


「アデルフォード様?何故です?」


「人族の統計では男性に動いて貰うのがベストなの」


「統計??」


「女性が馬乗りになるのは(`・д・)σ メッ」


「何故でしょうか?」


「統計では奇形の率が上がるから」


「そうなんですね!?始めて知りました!」


「無理強いは(`・д・)σ メッ

キョウイチロウに頑張って貰うのがベスト♪」


「何でも知ってらっしゃいますのね♪可愛いだけでは無いアデルフォード様♪素敵です」


「ウフフ♪褒めても何も出ないよ〜

さぁ♪

出せるのはお風呂施設くらいかな?かな?

クローゼットから出ましょう」


「はい」

「はい」


「(-ω- ?)んっ?お風呂施設?

アデルフォード様?今?何と??」


「私のアイテム袋は魔工匠フーバーの特製なの!

だから施設事、入ってるわ♪」


「それを早く言って下さ〜い!!」


「(*≧艸≦)ウフフ♪私はドラム缶風呂とやらに入ってみたいですわ」


「やっぱりアデルフォード様は意地悪ですわ…」

呟くセイラ


そんなセイラを他所目にアデルフォードは真っ先にキョウイチロウの元へと駆け寄る

皆の元に戻るセイラとルイーズはどこか晴れやかで満足気に足取りも軽く期待に満ち満ちていた

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