表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

74/107

第74話 再教育

コソコソ小声「キョウイチロウ様…

少し貴方様の魔力と言うか実力が分かる様に隠蔽を部分的にとく事は可能でしょうか?」


「(-ω- ?)んーー

良いのかな?私が復活する前の微弱な魔力波動も魔王は感知してたけどバレると魔王軍の幹部か本人が来るかもだけど…

私はアンナしか守らないよ」


「それは駄目です!…

仕方ありませんわね…」


「それでは!十傑七名の再教育を始める!心せよ!」


「はい!姫さまの御身の前にすら立たなかった不甲斐ない私達にご指導ご鞭撻の程を…

遅参したどころか姫さまにお会いする事すら叶わなかった我らに再教育の機会をお与え頂き感謝の念に絶えません…

して其方そちらの子供さんはどなた様でしょうか?」


「誰がおもてを上げて良いと言いましたか!」

ゴゴゴゴゴゴ

凄まじい覇気が巻き起こり怒気を孕む


「アンナ!」

パシッ

「あぅっ!?」

膝裏をキョウイチロウに蹴られ跪くアンナ


「な!?無礼者が!!!」

十傑七名が自分の獲物に手をかける


「どちらが無礼者か!!」

一陣の風が巻き起こりアンナの覇気が七名をぎる


「コチラに在わすお方をどなたと心得る!我が主人!キョウイチロウ様で有らせられるぞ!者共!座が高い!控えよ!」


「はぁ〜」

『アンナこのセリフが言いたくてしょうがなかったんだよなぁ…』


日本人勇者が起こした東方のジーパングォに修行に行った際に見て来た本のセリフ…

まったく何処かで聞いた事があるセリフだが少し脚色されてる?


フンス!

口を真一文字に結び鼻息を一息


そのドヤ顔はやめて欲しい…

「アンナ!皆、萎縮しています!コレでは再教育も何もあった物ではありません!

お前が新人教育をジークさんに問うていたではありませんか!

コレは間違っています!」


「はい!申し訳ございません!主人あるじ様」

ズザッ

横を向き片膝を付き敬意を示すアンナ


「なっ!?姫さま!その様な子供相手に王族の姫君であらせられる貴方様が傅くなどあってはなりませぬ!

しかもお前扱いなどしてくる無礼者になどと!」


「だぁ〜れ〜が!面を上げて良いと言いましたか?一度ならずも二度も言わせるのですか?

我が主人と言ったでしょうに

迎えに来てもらって尚、わたくしに物申すとは!

いい度胸ですねアンスリッド」

スクっと立ち七名に向き直り仁王立ちで睨み付けるアンナ


「アンナ!お前も一緒!」

パシッ

「あうっ」

又も膝裏を蹴られ跪くアンナ


「貴っ様ぁ!度重なる姫さまへの狼藉許すまじ!

覚悟せよ!」


ガッキーーーン!

七名の武器はたったの三人のメイドに軽々と塞がれる!

「何ぃ!?お前たちはリアン!パンポン!ステフ!何故その様な格好をしている!」


ズザッ!キョウイチロウに跪く

「大丈夫でしたか?主人様」

「ご無事ですか主人様?」

「…」

メイド姿の元十傑の登場に驚きを隠せない十傑の面々

「ステフ良い子」撫で撫で


「沈黙は金を守れて偉いぞ」撫で撫で


「…光栄至極♡」


「聞けぃ!我ら三名はキョウイチロウ様の専属メイドと成った!故に十傑を抜ける!」


「なっ!?リアン!では!?姫さまの十傑はどうなるのだ!」


「到着すら出来無かったお前たちに用は無い!

力不足を嘆くがいい!

再教育したのちジークの軍に配属となる!

反論は許さぬ!」


「そんな!横暴な!」


「黙れ!アンスリッド!姫さまを守るどころか遅参も出来ず魔群帯手前で己が無力を嘆いていたお前たちに弁明の余地はない!」


「くっ!しかし!」


「論より証拠で、その実力を見せてみてよ

リアン、部分進化しただけだけど一人で良いよね?」


「私も!」


「駄目!」


「はい!主人様」

何かしらの意図があると言う事ですね…


「馬鹿にしているのか貴様ぁ!」


( ・-・ )スン


「なっ!?」

何と言う冷めた目で我らを見るのだ…此奴…


「じゃあリアン!」


「主人様の!御心のままに」


スタスタスタ


七人の前に立つリアン

「まとめて来いよ!ビビって無ければだがな」


「馬鹿にするなよリアン!貴様一人で何が出来る!」


秒殺で地面を舐める十傑


「くそぉ何なんだ!」


「次!パンポン!お前も一人でいけるな?」


「はい!」

私は二番手か!流石は主人様!私のはやる気持ちは筒抜けか!


「はぁ!?十傑序列六位のお前如きが!」


「グハァ!」

又も秒殺


「ステフも行く?」


「お許し頂ければ…」


「良し!行って来い!」


そしてステフに秒殺される十傑…


「…」×七名


「己が実力不足を自覚したかアンスリッドよ!

貴様らはキョウイチロウ様配下の姫騎士アンナ様の部下として不十分だ!

今後は七武天と名乗りジーク殿の元で精進せよ…

再教育プログラムをこなせれば主人様に嘆願してやっても良い励め!」


「リアン!お前如きがその様な物言い…」


「駄目だわアンナ!ここまでされて未だ実力が推し量れないとか無いわぁ〜

め!め!

魔群帯よりお外に丁重に送り返して来て!」


「お待ち下さい!主人様!この子たちもわたくしの可愛い部下なのです何卒ご再考を!」


「うん!アンナが言うならお前が責任を持って再教育しなさい…その後はジークさんの軍に編入に変更は無い!」


「ありがとうございます♪」


「アンナ…部下の躾はしっかりとね

行くよ!リアン、パンポン、ステフ」


「はい!」


広場を後にするキョウイチロウを見送るアンナ

茫然自失の十傑改め七武天


「身の程を知りましたか?

貴女たちでは到底及びも付かないお方ですわ」


「姫さまぁ」(ノω・、)


「ごめんなさいね…

あのお方の情報は機密事項ですの

説明が足りないとは思いますが察して下さい」


「我らも共に行きとうございます」


「我らが向かうは己で平穏を掴みとる為の死地…

貴女方を連れて行く事は出来ません」


「しかし我らより序列の下のあの三人でも可能なら我らでも」


「未だ言いますか?その序列が下と見下した結果が七人で当たっても三連敗なのですよ身の程を弁えなさいと何度も言わせないで

申し訳ありませんけど五指に付いて来れなかった時点で振るい落とされたのです

遅れて無理に魔群帯に入って命を落とさなかった貴女達の判断は褒められて然るべきですわ

よく我慢しました

己が実力を把握出来てるのに何故先程は出来ませんでしたの?

それが分水嶺でしたわ…」


「姫さまぁ申し訳ありません」

。゜(゜´Д`゜)゜。


「姫さまお待たせ致しました」


「アリアドーネ、アエリアーナ、アイシリン、アルシアーナ、アストライア遅い!」


「姫さま?この者たちの処遇は?」


「主人様に見限られました…

今後わたくしの再教育プログラムを経てジークの軍に編入が確定しましたわ…

これほどまでに己が実力不足を推し測れないとは思いませんでしたわ」


「では…私達とは共に行けぬ…と言う事ですね残念でなりません」


「…」


「我ら七名は…姫の剣足り得なかった

五指を格下と見下し…

あの三人を見下し…

完膚なきまでに叩きのめされその実力差を身をもって体験した

キョウイチロウ殿を見た目で判断して実力を測ろうともしなかった我らの落ち度

しかしコレだけは覚えておいてください…

我らの…

我らの一番は姫さまなのは譲れない…

決して譲れないのです」

(T-T)

「さぁ涙を拭いて再教育プログラムを始めるますわよ…」

( ✧Д✧) キラーン


「姫さまお手柔らかに…お願い…します」


「五指!先ずは腑抜けた貴女たちを叩き直しますわ!

お手柔らか!?

そんな物ありませんわ!

全員!全力で来なさい!」



「ひぃーーーーー」×五指

シュバッ!シュッ!キンッカキンッ!カカンッ!


「何と凄まじい…」

「しかし姫さまの覇気が!感じられません!」

「隠蔽されてますの?」

「以前聞いた事があります!膨大な魔力波動を感じた数日後に消えたと…

アレは消えたのではなく隠蔽されたのですね!」

「姫さまの憂いを帯びたお顔はもうありませんわね♪それだけで私は満足ですわ」

「ですです何だか恋する乙女の様にも見えますわ」

「でも…何だか遠い存在になられてしまった様で…少し淋しくもありますわね」


「…」×七名


「私!今回の再教育プログラム!血反吐を吐いても続けますわ!

次は絶対に振るい落とされません!

実力で姫さまの傍らを勝ち取って見せます!」


「姫さま!我らにもご指導を!やぁぁぁぁぁ!」


「フフフやっと自ら一歩前に進めた様ですわね…」


「手加減は致しませんわよ!!!」



「セイラ?ルイーズ?セバス?ラティ?どう見る?」


「わたくしは…まぁ最低ラインの及第点はあげても良い…かな

でも!キョウイチロウ様!覗き見は人が悪いです!」


「どうせご主人様のハーレムの一員」


「ノウェル!?」

セバスにベッタリ…お爺っちゃん子だなノウェルは♪

「フム( ;-`д´-)そこそこの実力はある様ですが…」

「ですわねアナタ…」


「(-ω- ?)んっ?」


「あの者達では…旦那様の種族進化に耐えられ無いかと」


「ラティ!?部分進化でも!?」


「はい…実力に伴った部分進化をしなくては…」


「ですわね…あの者達の持つスキル全てが進化出来る器で無いと進化させる意味がございません」


「そっかぁ厳し事を言えば奮起するかと思ったけど…元々の実力が必要と言う訳か」


「ですな、アンナ様には誠に申し訳ありませんが今回は保留にした方がよろしいかと、後はジーク殿の軍でどれ程の頑張りを見せられるかと言った所でしょうかねぇ

あの者達の唯一の希望の光は後僅かなレベルアップと言う事でしょうか」


「でも遅かれ早かれご主人様のハーレム入りは確定事項」


「ノウェル!?( ̄▽ ̄;)ハーレムは作らないよ」


「同じ様な物!今回の三人も既にご主人様の虜…

ご主人様は女たらしなの」


「言い方っ!たらしてませんしっ!ハーレム計画もありませんっ!」


「ノウェル今晩もご主人様と一緒に寝れる?」


「寝れます!寝れますとも!」


「裸でも良い?」


「Σ(・ω・ノ)ノ!?何で!?」


「その方が効率よくマナの吸収が出来る」


「えっとノウェルの第二段階への進化条件だったっけ?」


「うん!ご主人様の魔力を吸収して自分の総量を上げてある程度の数値を超えると進化出来る…

更に!」


「更にはしない!何だか嫌な予感しかしない!法律に違反しそうな予感しかしないから駄目です!」


「見た目は10歳の幼女だけど中身はラティと同じ100齢超えだから可能!」


「却下します!」


「プー!ご主人様はイツも効率重視って言ってるのに!

9歳ならギリ行ける!そろそろ初めての精」


「ノウェル!!」


「…」

シュン


コソコソ小声「ノウェル…そろそろ始まりますの?分かりますの?後で詳しく教えて下さいまし」

「うん始まる」

「くぅーーー待ち遠しいですわぁー♪」

「私も待ち遠しいですがもう間近なのですね?」


「貴女たち!気配がバレますわよ!しっかり隠蔽なさいませ!」


「はっはい!ルイーズ様」


「全く…女三人寄らばかしましいとは良く言ったものじゃ」


「…」


「後で作戦会議するの」


「…」


無言で頷くセイラとラティ…


「はぁ〜

こんな世の中だからこそ必要なのかもしれませんが時と場合を弁えなさいまし」


「ルイーズよ!そう言ってやるな!

では時と場合とはイツなのだ!

我らは今を生きておる!

逆に言えば今でも良いのだ!

主人殿をその気にさせるだけなのだから…

42年もの間足踏みされておるのだ、後ろから急かして何が悪い!」


(*゜▽ ゜*)パァー

三人満面の笑み

「セバス様ぁ♪」


「はぁ〜

アナタまでもその様な事を…

ここに来る前に王にアナタは何と申し上げましたかお忘れですか?」


「グヌヌッ」


「アナタは王に急いては事を仕損じると豪語され主人様を連れ出したのですよ…

段階を踏まえて下いませんとねぇ主人様そうではありませんか?」


キラーパス!?来たぁぁ

「うーーー」


「ですわよね?」


くぅーールイーズまで外堀を埋めに来たか!?


「(;゜д゜)アッ…アンナにバレたかも」


「フッ気配を一部解除しておいて何を仰いますやら、今夜は話し合いに応じて頂きますわよ」


( ✧Д✧) キラーン

「覗き見とは関心致しませんわねキョウイチロウ様」


「神居!!!」


「おわっ!っと」

ササッ

慌て何かを拾うキョウイチロウ


「神居」


「そんな小枝で姫さまの神居を!?威力は主人様の方が上ですの!?姫さま危ない!」


シュンッ

「アルシアーナ邪魔!」

アルシアーナの腰に手を回し身体を回転させて自ら放った神居を避けてアルシアーナを助けるキョウイチロウ


「神居神居!」


ザァー風が吹き抜ける


「くっ!流石はキョウイチロウ様!わたくしの神居を小枝で放って尚!わたくしの神居二つ分の威力とは…そして自ら放った神居より速く動いて庇ったアルシアーナを助けるなどと

規格外にも程がありましてよ!!

武甕槌タケミカヅチ降霊!村正本気を出しなさい!

神居!」


アルシアーナ…ポーーイ! (ノ・ω・)ノ⌒

「きゃーーー」


「神居!」


「くっ!コレでも足りませんの!

五指!ギアを二つ上げなさい!死にますわよ!行きます!」


「はい!姫さま!」


「火炎球!」


「おっ!?アリアドーネ!相手の武器属性に合わせての攻撃!正解♪ご褒美はスモールベリーパフェ!」


ボワッ!燃える小枝!がしかし!

ササッ燃える小枝を捨てる!

そして又、小枝を拾うキョウイチロウ

「火炎球!武器付与!」

小枝に火炎を纏わせアリアドーネに切り掛かる

「なっ!?でもそれなら私にも出来る筈!火炎球!武器付与!やぁぁ!」


「アドリアーネ!正解♪私のスキルはお前のだから出来ない筈は無い!パフェサイズアップ!」

(*゜▽ ゜*)パァー

アドリアーネ満面の笑み


「なっ!?アドリアーネだけズルいですわ!」


「それなら私にも出来る筈!エアリアルバースト!武器付与!キョウイチロウ様ご覚悟ぉ!」


「おっ!?アエリアーナも出来たね!ご褒美スモールベリーパフェ!」

(*゜▽ ゜*)パァー

アエリアーナ満面の笑み


「ベノムストライク!武器付与!キョウイチロウ様ご覚悟ぉ」


「おっ!?アイシリンも出来ましたか?ご褒美スモールベリーパフェ!」

(*゜▽ ゜*)パァー

アイシリン満面の笑み


「アイスエッジ!武器付与!アクアバレット武器付与!やぁぁぁ!」


「おっ!?アルシアーナ!更に組み合わせを増やすとは♪ご褒美スモールベリーパフェ」

(*゜▽ ゜*)パァー

アルシアーナ満面の笑み


「サンダーボルトォ!武器付与!行きます!」


「おっ!?アストライアもご褒美♪スモールベリーパフェ!」

(*゜▽ ゜*)パァー

アストライア満面の笑み


「でも甘い!」

全ての技を全て同じ属性で弾くキョウイチロウ



「我らも参戦する行くぞ七武天しちぶてん


「お待ちなさい!貴女たちの相手は私達です!」


「セイラ様!?と!?」


「私セバスチャンと」


「ルイーズが貴女方のお相手致しますわ」


「くっ!キョウイチロウ殿の主力メンバーですって!?」


「いや…私一人で充分」


「ノウェル!」


「幻獣化!…

うぅ〜ん!この姿は久しぶり♪」


「なっ!?キキーモラ!?なんと醜い!」


「( ✧Д✧) キラーン!殺す!」シュッ!!!!


ズバッ!!!


「はぁーい♪そこまでだよぉノウェルぅ♪幻獣化はヤリ過ぎだよ〜」

アンスリッドの胸元をノウェルの爪が空を切る

しかしその斬撃は止まらない!

キョウイチロウに腹部を蹴り飛ばされて距離が取られても斬撃は止まらない

「くっ!ヤリ過ぎだノウェル!」


血飛沫を飛ばして後ろ向きに倒れるアンスリッド…


「ハイ・ヒール!セイラ!後の教育はお願い!」


「かしこまりました!」


「ノウェル!」(`・д・)σ メッ

「ごめんなさい…」


「姫さま!イツでもいけますよ!」

「燕返し!三連!!!」


「わっわわ!なーんてねっ♪蛇鞭乱舞」

キョウイチロウの行き戻りが速過ぎてセイラ達にしか認識されていない


「くっ!手数で来られては!しかも藤蔓ふじづるですって!馬鹿にするのも大概にして下さいませ!主人様!」


「もう小枝はありません!エアリアルバースト武器付与!更にエアリアルストーム武器付与!やはり重複可能ですわ!主人様ご覚悟!」


「おっ!?アエリアーナ♪やっるぅ〜パフェサイズアップ!でも甘い!ダブルエアリアルエッジ!武器付与!」


「そんな!?雑草の葉っぱなんて!」


千萱ちがやだよ!雑草なんて草は無い!アエリアーナのパフェサイズダウン!」


「くっ!ならばファイアーウォール!」


「おっ!?アドリアーネ!私の武器である千萱を燃やしに掛かりましたね♪正解!イチゴプラス!しかし甘い!

アクアウォール!アクアウェーブ!」


「私のファイアーウォールが相殺!」

ザバーーーー

「きゃーーー」


「雷天虎!」

虎の形状の雷がキョウイチロウを襲う

「アストライア!水浸しの場所で雷属性剣技遠距離攻撃♪正解!パフェサイズアップ!」

(*゜▽ ゜*)パァー


「だけど弱い!雷天虎!子沢山!」


「そんな!私の雷天虎が相殺されて子虎が!?そんな技!?見た事無い!

きゃーーーー」


「みんな!下がって!ベノムミスト!コレなら!水浸しの水にも毒が回って主人様は動けなくなる筈!」


「アイシリン!パフェ没収!エアリアルバースト!」


「(。=`ω´=)ぇ?霧がコッチに流れて

きゃーーーー」


「毒の水かぁ…効かないよ!クリエイトウォーター!」


「みんな!エリアヒール!」


「さてさてアルシアーナは何回回復が可能かな?

アイスエッジ!アクアウェーブ!」


「アイスウォール!アクアウォール!」


「甘い!ウォーターボール」

トプン

アルシアーナにキョウイチロウが放った水球が当たる…

ダメージは無いが首から上が水球に包まれ呼吸困難に陥るアルシアーナ


「さぁどうするアルシアーナ」


「あっゴボゴボゴボ…」


「ここまで…かな?」


「エアリアルボール!」


「おっ!?新しい魔法を創造したか!やるな!アルシアーナ!ジャンボベリーパフェに格上げ!」


「でも!限界かな?ウォーターボール!三連!」


「嗚呼ぁ〜(′□`*=*′□`)ああぁ〜」


「はい!アルシアーナも終了!

後はアエリアーナとアンナかぁ…どうしようかなぁ」


「リアン!貴女の蛇矛をお借りしても!?」


「どうぞ」(ノ・ω・)ノ⌒一一〜


「宝蔵院胤舜降霊!アエリアーナ!武器付与をお願い!」

「エアリアルストーム!武器付与!」


逆巻く暴風を味方に付けたアンナがキョウイチロウに向かってる!!


嗚呼おおアンナ格好良い♪」


「パフェは頂きましたわよ!」


「うわ〜台無しぃ〜雑念だらけの攻撃なんて効かないよぅ万能退散!神越え!」

チュドーーーーーン!

「そんなぁ〜!!」


「姫さまごめんなさい!」

吹き飛ぶアンナの陰から飛び出すアエリアーナ!


「風の高速移動か!?私の想像を越えたよ♪今回はアエリアーナの一人勝ちで」


サッ└(゜∀゜ )┘≡≡└( ゜∀゜)┘サッ


「イヤァァァ!私達が勝利を勝ち取った筈ですのに何故そんな風にあさっての方向を向いて私の渾身の乱撃を余裕の表情でける事が出来ますのぉぉ!」


「上には上が居ると言う事で頑張りましたの花マルあげます♪」


_| ̄|○ ガックリ

「おでこに有無を言わさず余裕で花マル書かれましたわ…力の差がありすぎる」


「さぁさぁ七武天!掛かって来なさい!

サッサと片付けてわたくしたちもキョウイチロウ様と訓練したいですからねぇ

全力をお出しなさいませ!」


セイラに秒殺


ルイーズ

両手を正面に出し軽く振ると鞭が現れる

「両鞭使いは十傑にも居ます…居ました!対策は練れます!二人で鞭を止めて下さい!後は残りの者達で!」

シュッ!

「ここ!見えてますわよ!逸らします!」

バララララ

一本に見えた鞭が無数に裂ける


七武天秒殺


「では最後はワシじゃの!主人殿の真似をしたいが…

小枝では無理じゃな…

しかし木剣で充分かな」


「馬鹿にしていますね…足元を掬われますわよ…

と言いたい所ですが力の差は歴然…

心してかかりますわよ!」


「ほほぅ20歳の見た目に誤魔化されなくなったか!多少は遊べるかな?

多少手心を加えやるから掛かって来なさい!」


多少は善戦するも軽くあしらわれる七武天


「後はスキルレベル1のラティに遊んで貰いなさい、良いですか?」


「しょうがありませんね…私の訓練にお付き合い願いましょうか」


「では♪セバス様♪ルイーズ様♪キョウイチロウ様と手合わせに行きましょう♪」


「キョウイチロウ様!」

「主人殿!」

「主人様!」


「メインデッシユが来ましたか…」


「先手必勝!アクセラレーター!ブーストぉ!」

シュッ!キンッキンッカンッカキンッ!

「我らも行くとしますか!」

「はい!アナタ!」

キキンッカカカンッ!キンッ!

キラーン( ✧Д✧) ( ✧Д✧ ) キラーン

「そぃ!ほぃ!」シュッ!シュッ!

「やぁ!たぁ!」シュバ!キンッ!

( ✧Д✧) キラーン

「二人共!下がりなさい!巻き込まれますわよ!

やぁぁぁ!」

「ルイーズ!任せた!」


サッ└(゜∀゜ )┘≡≡└( ゜∀゜)┘サッ


「くっ!物理だけでは埒があきません!セバス様!」

「…」


「セバスの隠密か!?何処だ!?」

ヒュン!

正面!?攻撃してくるセイラの脇から弧を描いて飛んで来る投げナイフ!?何だこの軌道は!?

セバスは後ろか!?弾くより後ろに逸らすか!?

セバスに軌道修正して…

カキンッコキンッ

「グッヌッ!?」


「ナイフと逆方向はセオリー過ぎるぞセバス!」


「チッ!」

肩に刺さったナイフをキョウイチロウに投げつけ再び隠密

「蛇鞭乱舞!縦!横!」


セバスの投げたナイフを弾く!先読みして弾いたその先に居たのはセバスである!

利き足のふくらはぎに刺さるナイフ


「くっ!」


「セバス!動きが単純!」


「その様な事はありませぬ!」


「馬鹿!上位者同士の争いで死角になる場所!次の行動に適した場所!は限られる!隠密を使う前の身体の向きと目線でバレバレだ!」


「流石は主人殿…本日私はここまでです」


「後は…」

( ✧Д✧) キラーン!


「神居!」


└( ゜∀゜)┘サッ


「わたくしも参戦いたします!セイラさん!

五指!イツまで寝てるの立ちなさい!

よくもまぁ簡単に避ける!」


「神…」


「神居に頼り過ぎだよアンナ!」シュッ!


「主人!」ガキン!


「村正!ありがとう!」


「…

村正…

そんな場所で受けたら本気の私だったら折れるぞ!」


「…」


「姫さま配置完了いたしました!」


「神居五連!」


「あっ!馬鹿!アンナ!」


サッ└(゜∀゜ )┘≡≡└( ゜∀゜)┘サッ


「避けるの想定済みですわよ!五指!お願い!」


「はい!斬撃相乗!反射ぁ!」×五


「おっ!?五指!やっるぅ♪

でもその前に!」

アンナに向かって走るキョウイチロウ!

後ろから迫り来る神居五連!


「なっ!?」


「反省しな!アンナ!」物理防御!中!

アンナに物理防御を掛けて村正を引ったくり、真横に飛ぶキョウイチロウ!


「きゃーーーーーー」


「姫さま!」×五


「やっぱり!村正!村正!馬鹿野郎!お前!」


「フフフ♪キョウイチロウ殿の様な強者と相見えれて…短い間でしたが…楽しい日々でした…」

パキンッ


「くっ!

砂鉄誘引!ゴーレム形成!

顕現せよ!砂鉄ゴーレム!」


「ムォーン!お呼びですか主人様?」


「スマン!お前の核を玉鋼として使いたい…頼めるか?」


「我が命!主人殿の為に!」


「スマン!武甕槌タケミカヅチ降霊!

武甕槌さま!其方そちらに村正は来ておりませんか!?」


「(-ω- ?)んっ?キョウイチロウか?…未だだな…」


「着きましたら!村正の魂を頂く事は可能でしょうか!?」


「良いぞ、しかし条件がある!」


「して!?その条件とは!?」


「我が主人である天照大神あまてらすおおみかみさまの使徒となって欲しい」


「はぁ!?日本の最高神さまではありませんか!」


「然り」


「何故!?その様な神さまが私如き男に!?」


「謙遜するでない!従者にも言われたであろうが!」


「はい!申し訳ありません!何なりとお申し付けください!今は一刻を争いますので!」


「良い返事じゃ

我が主人天照大神さまはお前と大日如来とのやり取りを羨ましそうに見ておっての…

自分もキョウイチロウを使徒にしたいと申しておるのじゃ!」


「はぁ…」


「主人殿…玉鋼精製完了!

我が核と同調致しました、イツでもいけます」


「良し!お前の命!貰い受ける!

農機具限定鍛治スキルの派生スキル刀鍛冶!

セバス!足は大丈夫か!

刀を作る為の800℃の均一な火が欲しい!」


「我ら従者なら可能でございます!セイラ!ルイーズ!一次休戦じゃ!此処に参れ!」


「はい!」


「主人殿!参ります!ファイア!」

「セイラ!参ります!火炎球!」

「私は交代要員として控えます!」


「良し!砂鉄ゴーレムの核玉鋼と折れた村正を一つにする!」


「かしこまりました主人殿!セイラ!温度に気を付けよ!800℃ぞ!」

「はい!」


「終わったら一緒にお風呂に入っても良い!

頑張ってセイラ」


「俄然!やる気が出て来ましたわぁーーー!」


「いくぞみんな!」


「はい!」


カンカンカン


「すみません武甕槌さまお待たせ致しました!

お話しの続きを!

大日如来さまは仏教の正しい布教が条件でした

天照大神さまの条件とは!?」


「フム…お主が天照大神さまの使徒となれば其方そちらのダークエルフの神聖値は規定に達してエルフに戻るであろう

天照大神さまはその者に神楽かぐらの奉納を望んでおられる」


「我が従者セイラはエルフ族ですよ!?」


「そうじゃ!逆にそれを望んでおるのだ!

そちらの異世界のジーパングォに天孫降臨、瓊瓊杵尊ニニギノミコトを降臨させたいとの事なのだが

そして!こちらの世界に居ないエルフ族の神楽舞が見たいとおおせじゃ

それに…其方そちの名は高千穂峡一郎と!

うってつけ!

ジーパングォに行ってはくれぬか!

そして!其方そちの従者とお前による神楽舞をと切に望んでおられる

返答や如何に!」


「大日如来さまの許可が得られれば!

謹んでお受け致します」


「そうか!では!今参った村正の魂を其方そちらに送る!器の準備は良いか!」


「準備万端なれば!イツでも!!」


「では!村正よ行くが良い!」


「へっ!?何処へですか?今、来たばかりですが?話しが見えません!」


「黙れ村正!行って叱られて来い!!」


「速く戻って来い!村正!」


「へっ!?キョウイチロウ殿?何が何だか!?」


「黙って俺の元に来い!!!」


「ふゎぁぁぁ!?吸い込まれるぅぅぅ!?!?」


「来たか!?セイラ!セバス!ルイーズ!仕上げるぞ!」


「はい!」


「ふぅ〜

……

間に合ったか…

ありがとうお前たち♪

起きろ!村正!勝手に逝きやがって!もう少し考えて行動しろ!」


「いや…あの…アンナ…主人の期待に応えたくって…」


「それで逝っちまったら駄目だろ!!」


「サーセン(๑・ω-)テヘペロ」


(ノ・ω・)ノ⌒一一ポーイ!


「うわぁ!?待って待って!投げ捨てないで!ごめんなさい!許して!マジでマジで!せめて鞘に入れて投げて!抜身はやめて!」


「五月蝿い馬鹿!」


「馬鹿は甘んじて受けいれますから!せめて拾ってください!お願いします!」



「村正…?…村正なの…?」


「主人!?…!?ども♪私が村正です♪」


「馬鹿…会った時と同じセリフじゃない!

もう二度と私の許可なく勝手に居なくなるなんて許さないんだからね」


ハリセンでアンナの後頭部スッパーーーーン!!


「きゃぁーーー!?」


「今回のはアンナが悪い!」


「キョウイチロウ様!?」


スパーーーン!!


「痛い!やめて!」


「村正に謝れ!」

スパーーーン!スパーーーン!スパーーーン!


「何!?何で!?何が起こったの!?」


「取り敢えず!謝れ!話しはその後だ!」

スパーーーン!


「あっ!村正…ごめんなさい…」


「キョウイチロウ殿!もう良い!アンナを許してやってくれ!」


「駄目!お前も許さん!」

スパーーーン!


「おわっ!キョウイチロウ殿!ごめんって!」


「お恥ずかしいですがキョウイチロウ様!

些細をご教授願えませんでしょうか!」


「…」

アンナ、ハリセンでスパーーーン!

村正、ハリセンでスパーーーン!


「先ず村正ぁ!弁明の余地はないよ!

お前!私が此処に居なかったら…

刀としての生涯を終えてたんだよ!

分かってるの!

軽くサーセンなんて、言ったら折るよ!」


「あの…その…ごめんなさ〜ぃ!!!」


「分かれば良し!

二度としちゃ駄目だよ!」


「はい…」


「そしてアンナ」

スパーーーン!


「痛い!」


「痛くない!村正の方が辛くて!痛かったんだよ!」


「(。=`ω´=)ぇ?」

スパーーーン


「えっ?じゃない!お馬鹿!」


「村正の不調に気付けないなんて!

村正を何だと思ってるの!お前の物か!

お馬鹿!」


「あの…それくらいで…許してあげてはもらえ無いでしょうか?」


「村正!お前は黙ってて!

アンナ分かって無いんだから!」


「村正…貴方…イツから…その…折れる程の負担を…?」


「…」


「村正ぁ!言ってよぅ!」


「武甕槌さま!貴方様もです!アンナに降霊されているなら!それとなく教えてあげても良かったのでは!」


「ワシに飛び火!?」


「…」


「スマン…そんなに怒るなキョウイチロウよ」


「ハリセンではたけてるなら叩いてます!」


「ワシ…神ぞ」


「それとこれとは別です!

剣の神であらせられる武甕槌さまであるなら村正をあまり実力以上の行使はするなと教えてあげて下さい!

貴方様は剣を司る神なのですから!理解していた筈!」


「キョウイチロウよ…

そんなに武甕槌を叱ってくれるな…」


「天照大神さま!?」


「我らはあまり世界に干渉してはならぬのじゃ」


「…(-ω- )…

その割には…

天孫降臨を願うゴリゴリの異世界干渉を…」


「(*/∀\*)イヤン!それは言わないで」


「おい!キョウイチロウ!天照さまにまで怒りを飛び火させるで無い!」


「… (-ω- )…

己の身分を弁えない態度…失礼いたしました」


「分かれば良い、してアンナとやら」


「はっはい!」


「我らが剣の眷属の村正だが…

其方そなたの村正に対するぞんざいな扱いには目を見張るものがある!

よって村正を然るべき扱いが出来るまでキョウイチロウ預かりとする!」


「そんな!」


「そんなもこんなもない!厳しい事を言う様だが!

其方そなたは訓練で村正を折る様な未熟者ぞ!

使いこなせているとは到底思えぬ!」


「…キョウイチロウ殿…アンナ様はどれくらいでものになりますか?私は姫騎士アンナが愛刀故ゆえにアンナ様に使えとうございますれば」


「うん!アンナ次第だけどそんなにかからないと思うよ♪

しかし!お前のスキルアップも必要!」


プルプルと震える村正…


「 ( ゜∀゜)・∵ブハッ!

使い手だけで無く村正にも強さを強要するか!キョウイチロウよ!」


「武甕槌さま!?」


「良い!我が眷属よキョウイチロウの元で更なる力を身につけよ!

此度こたびキョウイチロウのお陰で玉鋼を足してもらい、脇差しから刀への昇格を果たした!

更なる技も開眼させてやろう!

心して受け取るが良い」


「ありがとうございます!

してその技の名は!!」


「神居改!ソニックブーム!!」


「えぇぇぇぇ!!!!和名じゃ無いんですか!?

武甕槌さま!?!?衝撃波!で良いじゃないですか!!

それに名前が長いです!俺!舌噛みます!」


「えぇ〜!それをお前、村正が言うかぁ〜!

私だって気を利かせたつもりじゃぞ〜!

だってお前!侍に使われるんじゃ無くて姫騎士に使われてんじゃ〜ん!

ムラ、マーサ!って呼ばれてんじゃん!」


「…是非も無し」


( ^∀^)アハハ/\/\/\

「それで良いじゃんムラマーサ!」


「なっ!?キョウイチロウ殿まで!

面白がってませんか!?」


「勿論!( ^∀^)アハハ♪」


「酷い!」


「まぁ衝撃波を伴い斬撃を避けてもダメージが加わるなら、神居改!で良いじゃん

( ^∀^)アハハ腹いてぇ!

取り敢えずムラマーサは、それ覚えろ!

アンナ!」


「はい!」


「訓練はここまで!

私は武甕槌さまとお話し合いがあるから行くけど

お前は罰として皆のご褒美ベリーパフェを作る!

だけ!

自らは食べちゃ駄目!

勿論!パフェ没収のアイシリンもアンナを手伝う

そして自らは食べちゃ駄目!」


「そんなぁ!」


「…」アルシアーナ達を見詰めるキョウイチロウ

(ФωФ)じぃーーーー


何かに気付きゼスチャーするアルシアーナ…


「それはぉk♪」


(*゜▽ ゜*)パァー

満面の笑顔のアルシアーナ

『流石はキョウイチロウ様♡

念を押すかの様に何度も言った自らは駄目と言うお言葉!

作った者が自らは食べちゃ駄目と仰ったけど!

作って貰った者が食べさせるのは良いと言う事!

少し意地悪ですけど神采配♪』


「ありがとうございます!!!!」


(-ω- ?)んっ?アンナ

(-ω- ?)んっ?アイシリン


その後、食べたそうにパフェを作る二人…


食べさせて貰うのは良いと聞き泣きながら喜び食べさせ貰うアンナ&アイシリンだった

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ