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第70話 ルイーズとセバスチャンの新たなる旅立ちの日

主人あるじ殿!只今戻りましてございまする」

背筋を伸ばし、腰の後ろで手を組むセバスは立っているだけで格好良い♪

主人あるじ様♪只今戻りましたわ」

カーテシーをエレガントに決めるルイーズも堂に入っていて様に成っている


「ルイーズ、セバス♪おかえりぃ

もぅ用事は全部済ませたのかい?」

私は( ̄▽ ̄;)普通にお辞儀をするだけ…

社交界デビューは嫌だけど…

この素敵な二人の従者に見合う主人に成ろうと心決めるキョウイチロウであった


「はい!近隣の人達にまで挨拶の時間を賜りまして心より感謝の意を」

「同じく私も感謝申し上げます」


「そんな!感謝だなんて!」


「いやいやいや主人殿、我らいつでもこの命投げ出す覚悟でございますれば!」

「そうです当たり前の事でしてよ主人様!頭をお上げ下さい」


「命は投げ出しちゃ駄目だよ!セバス!」


ペコペコペコペコペコペコペコペコペコペコ


「キョウイチロウ様(⌒-⌒; )一向に話しが前に進む気配がありませんわ、私たちの紹介をして下さるとありがたいのですが…

私たちから自己紹介した方がよろしいでしょうか?」


「おぉこれはこれは!昨日はバタバタとご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした!

挨拶もしっかりと出来ていませんでしたな!

私!バトラーのセバスチャンと申します!

以後お見知り置きを!

私のステータスはこの様な感じになっております…

れば…

ルイーズ!!!!!!!

お前もステータスウィンドをオープンにしてみよ!」


「何ですの?アナタ?ステータスオープン」


「何じゃこりゃーーーーーー!?!?!?」×2


シルキー、セバスチャン20歳、キョウイチロウの従者

Lv50

神の使徒キョウイチロウの加護Lv1

キョウイチロウのスキルの全てを現在のレベルで行使可能

大日如来の恩恵Lv1

暗殺Lv50

隠密Lv50

窃盗Lv50

投げナイフLv50命中率補正Lv50剣Lv50サーベルLv50鞭Lv50短剣Lv50

徒手空拳v50体術Lv50

毒薬製作Lv50

乗馬Lv50

経理Lv50

簿記Lv50

掃除洗濯Lv50

etc中略

ジョブ

執事

盗賊

剣士

暗殺者

武闘家

アルケミスト

etc中略


「この異世界でレベル50なんつったら英雄クラスじゃぞ!!!!

それが!私のスキル全部じゃと!?

ラティ!キョウイチロウ様の従者となった時にお主もなのか!?」


「はい…私は元々家事スキル以外のスキルをお爺様の様に取得していませんでしたので少ないですが

麻痺は魔王にすら通用します…

反射されて死にかけましたが

私はスキル、ジョブ共に旦那様の従者になり進化してこの異世界では規格外の存在に成っています」


「何と!?チートが過ぎる!」


「えーと?何事?」


「主人殿は無自覚ですか!?

シルキーが実体を持つとか!

三段階も進化するとか!

規格外にも程があります!

しかも何ですか!?主人殿のスキルは!?

属性は!?」


「えーと…コチラの世界では無いスキルだそうで、ハインデル王国の魔法師団副団長さんには無い属性と言う事で『無属性』と言われました」


「無属性!?聞いた事がごさまいません!」


「はい、私が居た世界のスキルと職種が殆どです、平和な国から来ましたので格闘スキルは殆どありません、ですから皆さんの協力をと従者を増やしている次第で」


「ほぇ〜ルイーズよ長生きはしてみるものだなぁ〜

今日だけで目から鱗が何枚落ちたか分からんぞぃ」

「本当ですわねウフフ♪こんな事って♪とても楽しい老後ですわ」


「いやいやルイーズよ我ら20歳ぞ!老後には早過ぎるわぃ!老眼鏡なんて不要に成っとるんじゃからw」

「ウフフ♪今から何人か子供も作れそうですわね♡とんでもないスキル持ちの子供が産まれますわよ♪今晩辺り如何?」

「馬鹿を言え!妊婦が主人殿の役に立てるか!

我らキョウイチロウ様の従者ぞ!

しかし!お前が子をなすならば主人殿の子よ!」

「ウフフ♪アナタが嫉妬しなければそれでも良いですわ」


「ちょっと待って下さいましーーー!!!」×2


「ラフティーナ?セイラさん?」


「おぉ!そうじゃそうじゃ!この2人が先じゃルイーズよ!」


「…(;・`д・´)えーと…9歳児を目の前にして何のお話しでしょうか?」


「いやですわ♪主人様♪コチラの話し♡聞かなくてよろしくてよ」

「主人殿も隅に置けぬな、ウハハハハハ」

「アナタ!下世話ですわよ!」


「( ̄▽ ̄;)えっと…話しが前に進んで行かないので

次の目的地の話しをしますね

次はラティの曽祖母のルイーザさんその次が祖母のジャクリーナさんに会いに行く予定ですがお母様は所在が不明と成っていまして…

何か情報が無いかものかと奔走していますが…

その、手掛かりが皆無状態でして…


最後にセイラさんのご実家で結婚のご挨拶の予定でしたが…王城よりコチラに来る時にデーモンロードと魔女とバードマンに遭遇しまして

その報告を求められて呼び出しされてまして一旦王城へ帰ります」


「かしこまりました!」×4

「又、戻るのご主人様?」


「うん、出戻りだけど必要なんだ、ノウェルも一緒に来てくれるよね?」


「うん♪」ギュッ

キョウイチロウに横から抱き付くノウェル


「ウフフ♪私たちの新たな旅立ちですけど、行くのではなく戻るのですね♪」

「それも又!一興よ!フハハハハハハ!では参りましょうか主人殿」


「はい!」


一悶着どころか三悶着( ̄▽ ̄;)

キョウイチロウの珍道中&チートはとどまる事をしらない

魔王軍の侵攻が始まれば否応無しに戦力として駆り出される危険性を孕む…


何故なら本人の知らない所で魔王軍が総力を上げてキョウイチロウの抹殺計画を進めているから…


どうなるキョウイチロウ!


魔王軍が侵攻して来る迄に戦力の増強は図れるのか?


今後のキョウイチロウの動向に目が離せない…

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