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第68話 魔王軍幹部女子会

持ち回りで行われる女子会、今回は

シルシャーナ槍兵団の副将の私室での開催である


他の皆で待ち合わせして行こうとメンバーが集まっていた


「お待たせ致しましたぁ〜皆様ぁ♪」


「遅せぞマレー!」


「来ないかと思ってしまいましたわ、何の連絡も無しに来ないなんてあり得ないから待ってましたけど、まさかとは思いますがその腫れた目は寝てましたの?」ユラユラ


「まっさかぁ〜、次の原稿を落としそうでぇ〜慌ててやってたからかなぁフフフ」


「マレーフィ♪ご機嫌様♪」


「フフフ♪ご機嫌様♪アデルフォード様♪

今日のお召し物はフリフリのフリルが沢山♪イツも以上に可愛いくてらっしゃる♪眼福ですぅ〜」


「貴女?大丈夫?」

急に怪訝けげんな表情になるアーデル


「んだよ?イツものマレーじゃねぇか、なぁ!」


「そうです!そうです!イツもの私ですよ〜♪」


「はぁ、マレーフィ…貴女と言う人は、淑女たる者には年相応の話し方と言う物がありましてよ、まるでギャルの様ではありませんか、まったく…」ユラユラ


「はいはい!ミルが首を長くして待ってる筈だ!行こうゼ」


「はぁ〜い…」

「未だお話しは途中でしてよ!」

「…」

「ミルヴァーナ居る?」


「シルシャーナ様♪他の皆様もご一緒にいらしたのですか?ようこそいらっしゃいました♪お茶のご用意が出来てますわ」


「号外!見たか?魔槍の件!フーバーの魔槍のお披露目なのに…魔王様の激怒が一面だぞ!ヤバくね?

アレをやったのって!広報室編集局長のマレーだよな!流石だぜ!」


「号外の件ですか読みましたけど、シルシャーナ様はその場にいらしたのでは?」


「俺か?居たぜ!」


「またぁ!シルシャーナ様は女子でしょ?俺だなんて」


「っっせぇなミルは一々、細けぇんだよ!俺は俺だ」


「ウフフ♪」


「何だよ!何がおかしいんだよ、アデルフォード」


「毎回言うけどアーデルで良いわよウフフ」


「っっんだよ!だから!何がおかしいんだよ!」


「相変わらずだなぁ〜って、思っただけだよ♪」


「ひでぇ!なんか言ってやってくれよ、まるで俺が全然成長してねぇみてぇな言い方だゼ!

コレでも雷撃魔法はレベルカンストしてんだぞ!」


「フフフ、相変わらずですね♪実際の成長ではなく精神の…ですわよね?アーデル♪」

ユラユラと首から発生する黒い霧を喋るたびに揺らしながら喋る女デュラハン


多分だが、頭を持っていない(理由は現段階では不明)アシュリーはこの黒い霧のイコライザー(特定の周波数帯域の音量を調整する機器や機能)機能を利用して喋っているのだろう、喋る度に電子機器の様に小刻みに揺れるのだ


「ウフフ♪」

同意するかの様に笑うアーデル


「何だよアシュリーまでそんな事、言うのか?」


アシュリー・ゴートは魔王軍参謀第三席の女性デュラハンである。

普段はドノヴァンから貰った兜を被っているが、ココは女子会の席、ユラユラと立ち登り霧散し続ける黒い霧を発生させながら喋っている


「いつまでも、俺、オレと、前魔王様の娘とはいえ本当に魔王様とつがいになりたいと望んでいますの?」ユラユラ


「お前もあの場に居ただろうが!魔王様の一言一句!立ち居振る舞い!マジ格好けぇよ!惚れなきゃおかしいだろ!」


「ウフフ♪まったくシルシャーナったらぁ〜

魔王様Loveが過ぎると思うんですけどぉ〜

アシュリーはどう思う〜?」


「フフフ♪本当ですわねアーデル♪私もそう思いますわ♪

私的には貴女のお父様も格好良くてよ♪

あの魔槍を持ちポージングした時なんて最高でしたわ」ユラユラ


「分かるぅ〜♪ ルドウィンとお様は別格ぅ〜♪」


「お前も!父Loveだろうが!」


「ん〜んっ!違うわよ〜私の1番はルードリヒだもん」


「それ!弟だろうが!!

ブラコンも大概にしろよ!

それにルードリヒには嫌われてるだろうが!」


「嫌われてないもん!プー!毎日一緒にお風呂に入って髪の毛洗ってくれるもん!」

頬を膨らませすねねる表情をするアーデル


「あぁん!それ知ってるぞ!毎日髪の毛洗って貰えるまでルードリヒの寝床の棺桶の横で泣き続けるからルードリヒが仕方なくやってるやつだろ!」


「なっ!?違うもん!違うもん!違うもん!そんな事無いもん!ルードリヒは私の髪の毛が猫っ毛で柔らかくて好き♡毎日触りたいって言ってるもん!」


「あぁ〜…

それも言わないとお前が泣くからだろ?」


「違う!違うも〜ん!

ルードリヒは…お姉ちゃんの事…好きだもん…」

アーデル涙目


「はいはいアーデル様も涙をお拭き下さいな

本当にシルシャーナ様は相変わらずですわ

こんなに可愛いアーデル様を泣かせるなんて」


無言で抱き付き上眼使いでミルヴァーナを見るアーデルの目には今にも溢れそうな程の涙を溜めている


『あぁん♡毎回ですけどコレは始祖ヴァンパイアの魅了の権能なのかしら?可愛い過ぎて…抱きしめ返す力加減を間違えてしまいそうですわぁ〜♡

好ゅきぃ〜♪アーデル様♪大好ゅき♡:ミルヴァーナ心の声』


「ミルヴァ〜ナぁぁ〜

お前までそんな事言うのかよぉ〜!

アーデルの実年齢は俺より全然上なんだぜ〜」


ここはシルシャーナ槍兵団副将ドラゴニュートのミルヴァーナの自室、そこに集まった面々


魔王軍、第五軍、アデルフォード・バルトウェーイン

始祖バンパイア

ルドウィンの長女、ルードリヒの姉

俗称アーデルと


魔王軍参謀第三席の女性デュラハンのアシュリー・ゴートと


魔王軍、四天王第三席、シルシャーナ槍兵団団長シルシャーナ

サーペントナーガ、前魔王の娘と


魔王軍第七軍、デモンズブラッド魔法師団副将、魔女で広報室編集局長のマレーフィ・ウィリアム

の5人が集まって定期開催している女子会である

お茶して、お風呂に入って、パジャマパーティーまでが毎回のセオリーになっている


で、今回の女子会のネタはつい先日の魔槍のお披露目の話しをと集まった筈だが急遽開催された円卓会議の間の話しで盛り上がる事になる


「どうなのよシルシャーナ!貴女、復活する前の五番目の召喚勇者を見て来るんでしょう?」ユラユラ


「んぁ?アシュリー、気になんのか?」


「なりますわ!若返りの秘術よ!ならない方がおかしいでしょ!」ユラユラユラ


「でも魔王様の一撃で死にかけてんだぞ、って言うか首の骨ポッキリ折れてブランブランだったぞ、器は即死だ即死」


「魔王様の一撃を喰らったらそりゃ死にますわね…

はぁ!?即死は分かりますが!

魔王様の一撃で首の骨が折れただけ!?

あり得ません!顔面に魔王様の一撃なんて喰らったら、頭が爆散!いや!霧散するぐらいの衝撃の筈ですわ!

折れた?首の骨が折れただけ!?」

ユラユラ


「んぁ?ちげぇか?…確かあん時ゃあ、アレだ!従者のメイドが麻痺を魔王様に喰らわしやがって、それでぶった斬られなくて生きてたんだ!そうだそうだ…」


「はぁ!?

魔王様相手に麻痺!?

効く筈がありませんわ!」

ユラユラ


「んぁ?でも効いてたぞ、その麻痺のせいで魔王様の一撃でも首の骨が折れる程度で済んだんだ」


「貴女、一緒に居て気付きませんでしたの!?

麻痺は上位者に対してはほぼ万に一つくらいしか効きませんのよ!」

ユラユラ


「へぇ」


「シルシャーナ!貴女ねぇ!自分の使える魔法以外に興味がなさ過ぎでしてよ!」ユラユラ


「だってよぅ、使えねぇ魔法の話し聞いてもさぁ!しょうがなくね?」


「シルシャーナ!貴女、自らの雷撃魔法をカンストさせただけで満足してアグラをかいてませんか?」ユラユラ


「だって俺ぁ四天王だぜ」


「その様に驕り高ぶっていては足を掬われますわよ!

派生スキルの模索にも注力すべきですわ」ユラユラ


「全くよぅアシュリーまでミルみてぇだな」


「まぁ貴女は鬼謀数某を巡らすタイプではありませんが、もう少し考えて行動しないといけませんわよ」ユラユラ


「なら!アシュリーはどうするつもりだよ?」


「私は眷属にしてぇ〜飼っても良いんだけどぉ〜単独行動は控えよって魔王様からぁ〜言われちゃってるからぁ…

残念」


「お前に聞いてねぇよ!」


「あぁルードリヒみたいにツンケン!ツンケン!ミルヴァーナぁ♪シルシャーナが酷いんだよ〜」


又、涙目でミルヴァーナに抱き付くアーデル


「はいはい♪お茶とお菓子をご用意しましたので頂きましょう」

『役得♡:ミルヴァーナ心の声』


「…」


「どした?マレー?目ん玉の調子でも悪りぃのか?」


「(-ω- ?)んっ?… (゜Д゜)え?…あっ…うん…違うわ…」


「何だか上の空ですわねマレーフィ様」


「(。=`ω´=)ぇ?ミル?うん…そうね…聞いてたわよ」


「でしたらマレーフィ様はどうすれば良いと思っていますの?」


「あっうん…魔法はカンストしてるんだから私も派生スキルを上げる、で良いと思うわ、何せ魔王様の計らいでフーバーの武器が手に入るのでしょう?」


「そうだ!

号外は魔王様一面だったが二面は魔槍のお披露目だったよな!

その話しをする為に女子会開いたら別のネタが多すぎて脱線してたんだよ…

んだ?コレ?めちゃくちゃ美味ぇな!なんて菓子だ?」


「あぁそれですか?最近ハインデルで出回ってる和菓子の餡蜜とか言うお菓子ですわ」


「こう言うもんを作れる人族は生かしておいても良いと思えるからアイツらタチが悪りぃよなぁ」


「多分ですが…」


「んだよ?ミル!言い淀んで、どした?」


「和菓子ですわよシルシャーナ様…

私、違和感しかありませんわ」


「どぅ言う事だ!美味けりゃ良いじゃねぇか!」


「和菓子は東方のお菓子ですわよ、いくらハインデルの王妃がジーパングォの出とはいえ、それが急に王都で出回るなんて…」


「そうですわね…五番目の召喚勇者が絡んでいそうですわね」ユラユラ


「あぁん!生かしておいたら駄目な奴じゃねぇか!最悪だ!さっきの生かしとく発言は撤回だ!

あぁ!それと五番目五番目と面倒臭え!もぅいっそ名前で呼ぶか!」


「シルシャーナ様!?五番目の召喚勇者の名前をご存知なのですか!?」


「へぇ〜♪私も知ってるけどぉ、幹部連中以外には未だ未公開情報だよね?」

上の空だったマレーフィが絡む


「なぁに?それぇ?円卓会議の間でマレーフィが観せてくれた時にダークエルフメイドが主人の名前を叫んでたやつでしょ〜?

馬鹿なメイドだよね〜

個人情報の漏洩が従者に徹底されて無いんだもん

五番目は無能なのかしら〜?」


「なんだか私も興味本位で会ってみたくなってきましたフフフ」ユラユラ


「それは駄目だろアシュリー!マレーフィの二の舞だぞ!」


「で?で?シルシャーナ様!五番目の召喚勇者の名前は?何と?私だけが知らないなんて不公平ですわ」


「従者が騒いでたからな、覚えてるゼ…確か…」


「早く早く!教えて下さい!」


「キョウイチロウだったか…うんキョウイチロウ様って呼ばれてた!間違いねぇ!」


「やっぱり…」


「んだ?ミル?心当たりでもあんのか?あぁ?」


「心当たりではありませんが、東方の出の者の名前で相違ないかと」


「あぁ!?あのタチの悪りぃ刀や薙刀やらナタやら十文字槍やら色んな強力で独自のスタイルの武器生産してるあのジーパングォか!?」


「シルシャーナ…武器しか見てない…あの国は武器以外もヤバいんだからね、しかも何それ?全部武器の知識じゃん、他は見てない…馬鹿なの?」


「あぁん!なんだとアーデル!お前はルードリヒの事だけ考えてろや!」


「あぁ〜!又!ツンケン!ツンケン!脳筋の知略が壊滅的な武器オタお馬鹿が、私の事を馬鹿にしたぁ〜ミルヴァーナぁぁ〜」

又もミルヴァーナに涙目で抱き付き振り向きシルシャーナを睨むアーデル


『あぁ〜♡今日はなんて日なのぉ〜♪役得♡:ミルヴァーナ心の声』


「確かに俺ぁ鬼謀数某を巡らすタイプじゃねぇけど脳筋お馬鹿じゃねぇぞ!」


「シルシルの武器馬鹿!武器オタ!馬ぁ〜鹿!馬ぁ〜鹿!べーーだっ」

溢れんばかりの涙目の片目をつむると溢れ出す涙は頬を伝う状態で舌を出すアーデル


『あぁ♡アデルフォード様ぁ♡尊い♡可愛い♡:ミルヴァーナ心の声』


「なっ!?アーデルてめぇ!子供か!?

それにシルシルって何だ!お前だけだぞ!俺の事をそんな風に呼ぶのは!」



「…」


「本当に先程からどうしましたのマレーフィ?」ユラユラ


「(-ω- ?)んっ?…あっ…アシュリー様…」


「あぁ〜!?マレーフィ!?

お目々から血が出てるぅ〜!大丈夫!?大丈夫なの!?

魔王様は慣れるまで時間が掛かるかもって言ってたしぃ〜

痛いの痛いの遠いお空に飛んで行けぇ〜!」



「あら?本当ですわね………」

目尻から伝う血を右手人差し指で撫でてそれが血である事に気付くマレーフィ


「マレーフィ!マレーフィったらぁ!

マぁーーーーーレぇーーーー!

アーデルは聞いてるの!大丈夫なの?」


「大丈夫です…未だ少し調整に手間取っているだけですわ」


「本当に本当に本当ぉ?」


「ありがとうございますアーデル様♪フフフ」

アデルフォード様…

本当に可愛いお人…

これで年齢不詳で400年以上前の史料にお名前が出て来るお方、軽く400歳をお超えになってるのですから驚きですわ

それにしても…

まつ毛が長くて、本当にお人形さんみたい…

第五軍の配下の方々が崇拝するのも分かる気がしますわ

唇なんて、リップグロスを付けてるかと見まごう程にプルプルで艶々…

私の様にひび割れてカサつく事もないのでしょう

目の前のアデルフォードに見惚れていたマレーフィ


「んっ!」チュッ〜〜♪

下唇を噛んでキスをして来たアデルフォードの血の味が口内いっぱいに広がる


俯きそれを出そうとするマレーフィ


「えっ!?」

∑(゜Д゜;)Σ(・ω・ノ)ノ∑(゜Д゜;)(;つД⊂)ゴシゴシΣ (゜Д゜)え?一同驚きに包まれる!


「出しちゃ駄目ぇ!飲み込んで!!!飲み込むの!マレーフィ!」


無言で頷きそれを飲み込むマレーフィ


先の網膜放映で体力を使い

カサつきひび割れ、先程食べた和菓子も少し自らの血の味がした唇も

血がにじみ出ていた目尻の血も止まり

疲れた身体に染み渡る

溢れ出る活力


プルプル艶々になるマレーフィの唇


「何…ですの?…コレ…は…?私…アーデル様の眷属になりましたの?」

両手の年老いた中年女性の様だったカサカサの手を見詰めるマレーフィ

最早、それは十代の手その物に若返りを果たしていた


「違うよ!」

にこやかに笑うアデルフォード


「では…何を??」


「私の権能!ふふ〜ん♪」

アデルフォードは得意満面の笑顔をマレーフィに送る

「アデルフォード様…?

何がどうなっていますの?」


「だぁ〜か〜らぁ〜アーデルの権能なの!

眷属にしたんじゃ無いから!

お目々の血の滲みは止まったみたいね!良かったぁ♪

もぅ大丈夫かな?調子はどうマレーフィ?」


「アデルフォード様!

全てご理解していらっしゃったのですね!」


「ふふ〜ん♪

私は何処かの脳筋達とは違うも〜ん♪

しっかり見てたよマレー♪

貴女…かなり体力が落ちてたでしょ?

網膜放映の影響かしら?

魔王様は魔眼を (ノ・ω・)ノ⌒°プレゼントするだけでアフターケアが足らないんだもん!

身の丈に合わない魔眼を要求した貴女も悪いんだからね!」

(`・д・)σ メッ

人差し指でマレーフィの鼻先をして注意を促すアーデル


「アデルフォード様ぁぁぁ!」(T-T)


「あぁ〜

もぅ泣かないのマレー!

綺麗なお顔が台無しじゃない!

ほらほら涙を拭いて」


「アーデル!?何をしたんだ!?」

「アーデル?貴女?」ユラユラ

「アデルフォード様!?」


「ううぅ…」

両手で顔を押さえて泣き始めるマレーフィ


「アンタ達ねぇ!馬鹿でしょ!馬ぁ〜鹿!馬ぁ〜鹿!

シルシャーナの脳筋!

アシュリーの頭無し!

ミルは…ミルは…えっと…普通にお馬鹿!


良し良し♪泣かないで…

もう大丈夫だから…

アーデルは聞いたよね?

ちゃんと始めに聞いたでしょ…

大丈夫って

大丈夫じゃ無いなら言わなきゃ駄目なんだからね

私達、お友達でしょ?違うの?

アーデルはイツものマレーじゃ無いと嫌なんだからね、分かってるの?」

優しくマレーフィの頭を抱き寄せて撫でるアーデル


「はい…はい…アデルフォード様…アデルフォード様ぁ」

。゜(゜´Д`゜)゜。


「脳筋は今、関係無くね?それに酷くね?でもそうみてぇだから、仕方ねぇ…」

「頭無しは脳無しより酷いですわ…でも意図があっての言葉として飲み込みますわ」

「私はお馬鹿で良いです、実際…そうみたいですし…」


「だから

(たのむアーデル)

(お願いしますわアーデル)

(アデルフォード様)

説明をもとむ!!!」


「マレーフィからも今の貴女の身体の状態を馬鹿たちにも分かる様に説明なさい、隠し事は私達の間では駄目なんだからね!」

(`・д・)σ メッ


「はいアーデル様」


「先ずは本人からだよ、馬鹿たちにも分かる様にね♪」


「私の体力と魔力は底を着きかけてましたの…

初代様を呼び出し…

片目を失い…

魔眼を頂き…

落ちた体力と魔力で魔眼を身体に馴染ませるのは至難の業でした…

徐々に少ない体力は削られていき…

誰にも相談出来ず…

エナジードリンクの飲み過ぎで胃は荒れて唇はカサつき…ひび割れで血が…止まりませんでした

自分で望んで頂いた魔眼です

今回の失態を取り戻すんだ!と意気込んでましたわ

魔王様のご期待に応えなくては!と言う重圧

ヤバい状態と状況なのは自分の事なので把握していたつもりでしたが…」


「何ともならなかったんだよねマレーフィ

ここへ来るのも大変だったんでしょ?」


「はい…気付いたら寝てて…待ち合わせ時間も過ぎてて…ごめんなさい」


「三馬鹿!分かった?

私からも説明してあげる!

よぉっっく聞きなさい!

シルシルは脳筋武器オタだから自分の事と武器の事しか分からないからマレーの異変に気付けない!


アシュリーは頭が無いから!マレーの目尻の小さな小皺こじわとか、特に顔全般の変化に気付けない!そして機微きびうといわ!

どんどん老けていってたのに気付かないなんて女として最低よ


ミルは…もう副将なんだからシルシャーナのお守りだけじゃなくて軍全体を見れる様にしないといけない努力を怠ってるわ!


だから三馬鹿!馬ぁ〜鹿!馬ぁ〜鹿!馬ぁ〜鹿!


お友達1人の機微にすら疎いなんて!

度し難い!

楽しい女子会を台無しにしない様に頑張ってたマレーフィに気付けないなんてお友達失格だよね〜」


『そんな事にも気付け無かったのか?俺は…


頭無しは脳無しより言われて辛い言葉でしたけど…今回は私が悪いユラユラ


アデルフォード様♡怒ったアデルフォード様も不謹慎ですけど可愛い♡』


各々、言いたい事を飲み込む


「分かった!ありがとうアデルフォード!俺みてぇな馬鹿でも理解出来る様に説明してくれて!感謝する!

で!!!マレーフィ!俺に何が出来る!言え!」


「私も頭無しの意味も含めて説明で分かりましたわ!マレーフィ!何が必要か言いなさい!」


「マレーフィ!水臭いじゃ無いですか!私はアーデル様が仰る通りのお馬鹿でした!先ず何から何をすればよろしくて!」


「お馬鹿ぁぁぁ!」

(ノ゜Д゜)ノシ)`Д゜ )ノベチベチベチ


「マレーは体力落ちてんの!

魔力も枯渇してるの!

そんなに一変に言われて対応出来る訳ないし〜!

本当…お馬鹿で…友達思い…」


「おい!アーデル!悪かったって!脳筋でも何でとでも!今回は甘んじて受けるから!どうすりゃ良いんだ!」


「そうです!私も頭無しの脳無しと言う言われ様を今回だけは我慢致します!どうすればよろしくって?」ユラユラユラユラユラユラ

感情の揺らぎがそのまま黒い霧に出たかの様に激しく黒霧を揺らすアシュリー


「私に何が出来ますか!?」


「そのお気持ちだけで…」

(ノω・、)


「駄目ぇーーー!!マレーフィ!我儘言いなさい!」


「アデルフォード様!?」


「取り敢えず!三人で私達にアロマオイルマッサージ!」


「アデルフォード!お前は関係無いだろ!」

「そうです!マレーフィは未だ分かりますがアデルフォードまで!」

「私は!謹んでそのお役目真っ当させて頂きます!!!」


『お友達のマレーフィの機微に気付けなかった失態は取り戻す!そして!アデルフォード様のお身体に合法的に触れる事が♡( ̄¬ ̄)ジュルリ:ミルヴァーナ心の声』


「みんな…何ぁに?お馬鹿だから通じなかったのかなぁ?

アーデルの授業料はお高いんです〜!

お馬鹿に説明して疲れたのっ!

私にもするのぉ!」


「マッサージ師の専門家を呼んだ方が良くね?

金は俺が持つ!

女子会なんだし五人分頼もうや!」


「賛成ですわ!お金は私も持ちます!」ユラユラ


「…」


「どうした!ミル!」

「どうしたんですの?ミルヴァーナ!」ユラユラ


「私は先程申し上げた通り!マッサージ師としてご満足頂ける様!全力で取り組ませて頂きまっす!!」


「はぁ!?ミル!お前!分かって言ってるのか?

マッサージなんてした事ねぇだろ!?

あっても親父殿か、お爺様くらいだろ!あの二人と一緒したら駄目だぞ!

お前が力加減を間違えればアデルフォードの細腕なんて折れちまうぞ!

それにハルバードで練習し過ぎてお前の手は豆だらけだろうが!

そんなカッチカチの手でマッサージなんて出来ねぇよ!

それこそ又、馬鹿扱いされっぞ!」


『アデルフォード様の柔肌に触れられるなんて機会は、もぅ二度と巡って来ない!触りたい!喜ばせたい!あんあん♡そこそこ♡言わせてみたい!この気持ち!抑えられない!:ミルヴァーナ心の声』


「是非にも!」


「ミルヴァーナ…お前!鼻血出てるぞ」

「貴女も不調でしたの!?メッチャ出てますわよ」ユラユラ


『ううう…想像しただけで辛抱堪らん:ミルヴァーナ心の声』


「…ミルヴァーナは…アーデルにご奉仕したいの?」…(;・`д・´)


「出来る事なら!!!!!」


「じゃあ〜♪駄目ぇ〜」 


「何故に!?」

_| ̄|○ ガックリ


「(-ω- ?)ん〜??何故だか分からないけどぉ…

何だか駄目な気がしただけ!」


「くっ!」

『先程のマレーフィの件といい…

人に機微を問うだけありますわね…

そう、コレはマレーフィの不調に気付けなかった私への罰ではなくご褒美♪

流石はアデルフォード様!よく見てらっしゃる!

チキショー!:ミルヴァーナ心の声』


「じゃ!決まりだな!頼むか!でも俺アロマオイルマッサージなんてして貰った事がねぇから何処に頼めば良いんだ?」


「ふふ〜ん♪それなら一旦私のお城に行きましょう♪」

得意満面のアデルフォード


「アデルフォードの専属マッサージ師の事を言ってますの!?」ユラユラユラユラ


「あの有名マッサージ師!?」

ミルヴァーナも喰い付く


「んだ?そいつがアーデルの何だってんだ?凄げぇ奴なのか?」


「凄いなんて者じゃ無いですわよ!

アーデルの所に居るマッサージ師は!

人族からアーデルに自らの血を与えたられて眷属になった!引くて数多の伝説のマッサージ師ですわよ!

前まではアーデルのお城で営業してましたけど最近はアーデル以外に施術してないとか!

はぁ♪私の長年の夢でしたのよ…それがこんな形で実現するなんて♪」ユラユラユラユラ


「…アシュリーも何だか罰になって無いみたいだから駄目にしようかな?

頭無いし

マレーの為の施術なのよ!」


「そんなぁ後生ですから私もお願いします〜」ユラユラユラユラ


「後生だなんて言葉!使わないで!

仏教用語で死後や来世に極楽にと哀願する言葉だよ…

アシュリーは本当に悪魔なの!」


「前世は人でしたわよ」ユラユラ


「(-ω- ?)ん〜〜

じゃあアシュリーはあの頭無しの黒馬が引く静寂の馬車を出して皆を乗せて行ってくれるなら許可しようかなぁ〜」

д゜)チラッ


「その程度で良いですの?お安いご用ですわ!!!」ユラユラ


「うん♪あの馬車の趣味だけは理解出来るから♪

飛んで行った方が早いけど、貴女とシルシャーナは飛べないでしょ?

皆一緒が良いから頼めるかしら?

あくまでも!マレーフィがメインって事を忘れないでよね♪分かった?」


「はい!それは勿論ですわ!あの子も皆様を乗せられるなんて喜ぶと思います♪」ユラユラユラユラ


「んじゃ!決まりだな!」


「行こっ♪マレー♪」

手を差し伸べるアデルフォード


「アデルフォード様…

私にこの様なご配慮を…賜りまして…」


「んもぅ!泣かないの!ヨシヨシ♪

さっきも言ったでしょ

もう大丈夫だって…

体力と魔力が戻ったマレーの実力だったら億里眼なんて余裕なんだから♪ふふ〜ん♪」

何故かアデルフォードが得意満面になっている姿を見て

『この方とお友達で本当に良かった…

本当に人を良く見て配慮出来る素敵なお方♪

お礼は必ず!』と胸に深く刻むマレーフィであった


「私♪旦那のデュラハンから頭を持って来て貰いますので少々お時間を頂けます?

それとミル、通信機をお借りしても良いかしら」ユラユラ


「はい、どうぞ」

シック(洗練された)でクラシック(伝統的で重厚)でビンテージ(価値のありそうな年代物)感のある電話が、お盆に乗せられた状態でミルヴァーナに持って来られる


「おぉ〜ぅ♪アシュリー本気じゃ〜ん♪久しぶりに貴女のお顔を見れるのね♪何百年ぶりかしら?

Σ(・ω・ノ)ノ

なぁに!?その通信機は!?超おしゃれ〜♪どうしたのそれ?」


「あぁ♪この電話機ですか?私が副将に就任した時にお爺様からプレゼントされた物ですわ♪私、嬉しくって大事にしてる自慢の品ですわ♪」


「凄い凄い凄い凄い♪そんなの見た事な〜い♪素敵ぃ〜」


「同じ物をレプリカでよろしければご用意出来ると思いますけど、どうなさいますか?」


「ミルヴァーナ!良いの!?欲しい!欲しい!欲しい!欲しい!」


「かしこまりました、後日アデルフォード様のお城に届けさせますわ」


「やったぁ〜♪ありがとうミルヴァーナ♪」


「よろしくて?お電話、お借りしますわ…

あっ私です、私の頭ですけど今手元にございますか?はい、はい、持って来てもらえます?はい、はい…」ユラユラユラユラ


「どう?持って来てくれるって?」


「あっはい♪直ぐに来てくれるそうです…

でも…恥ずかしいから、あまり見ないでくださいね」ユラユラユラユラ

(*/□\*)キャッ

「俺は見た事、無ぇな!楽しみだゼ!」


「んもぅ!シルシャーナまで興味深々だなんて、今回みたいな特別な時しか小脇に抱えないんだから、あまり見ないでよね」ユラユラユラユラ


「ヒヒーン」馬のいななきが聞こえる


「ってか!?もぅ来たのか!?」

驚くシルシャーナを他所目よそめにドアがノックされる


コンコンコン


「マレーフィ行って来なさい」


「アデルフォード様?

かしこまりました」


「待ちなさい!マレーフィ!」ユラユラユラユラ


「はい」

扉を開けるマレーフィ


ざばーーーーーーーーーーーー!!!!


タライいっぱいの血がマレーフィにぶっ掛けられる!?


「はいーーー!?何事ですのーーーー!?」


「ああぁ…あの人ったら」ユラユラ


「クスクス♪クスクス♪」


「アデルフォード!貴女!知ってましたわね!」

ユラユラ

「何の事かしら?私知らな〜い♪」


「あっごめん!癖でかけちゃった」

ユラユラ(๑・ω-)テヘペロ


「アナターーー!」ユラユラ


「だから謝っただろ!ごめんって!痛っ痛っ痛いよアシュリー!」ユラユラユラユラ


デュラハンは夜な夜な街を走り回り死者が出るとされる家の前に行き…

迎えに来ましたとばかりにその家の玄関扉をノックする…が!?

頭が無いので(*/□\*)「見ないで」とばかりに恥ずかしがり…タライいっぱいの血をぶっ掛ける!

そう…

困った奴なのである

( ̄▽ ̄;)

ノックしなけりゃ良いのにねw


今回も別件の用事で来てノックしたものの…

マレーフィに見詰められ、やらかした…と


しかし血をぶっ掛けられたのは魔女である

キラキラと光りながら回復

アーデルの権能で十代に若返り、デュラハン旦那の魔力で5歳若返る…


見た目十代半なかばまで若返りを果たしたマレーフィだが…


「アデルフォード様ぁ…」

全身血まみれのマレーフィが振り返る…

キラーン( ✧Д✧)


「待って!マレー!知らなかったって言ったでしょ!」


「アデルフォード様ぁ…

私はそんな嘘が通じる程…

純真無垢なお年頃の子供ではありませんわよ!」


「待って!待って!マレー!待ちなさい!」


フラフラと幽霊の様な手付きでアーデルににじり寄る

「きゃーーーそれ以上は近づかないで!私が悪かった!悪かったからぁ!」


ガシッとアデルフォードの両肩を掴むマレーフィ

「あぁ…嗚呼ぁ〜(′□`*=*′□`)ああぁ〜やめて!マレー」


ガバッとアデルフォードに抱き付くマレーフィ

「おぇっ!非童貞の血液…不っ味い!」

シュワシュワとマレーフィに着いた血が湯気の様に立ち登りアデルフォードに吸収されていく…


「アーデル!知っててマレーフィに扉を開けに行かせたでしょ?自業自得ですわ」ユラユラ

小脇に旦那に持って来て貰った自分の頭を抱えたアシュリーは旦那と一緒に床を拭きながら言う


「頭を持って来ただけでしょ〜

普通はやらないでしょ〜」


「骨髄反射ですわ…

旦那もその気が無かった筈です…でも無理だった

マレーフィごめんなさい!」ユラユラ

「ごめんよマレーフィつい癖で」ユラユラ


「もう大丈夫そうですわね」ユラユラ


「おえっ!おぇぇっ!」えづくアデルフォード


「そこまでされると傷付くなぁ…

でも送迎の件は了解したよ♪表に出てみてよ」ユラ

ユラ


「凄っっげぇ!!何だこりゃ!」


「静寂の馬車!コシュタ・バワーの二頭だて!

さぁさぁ乗って♪」ユラユラ


「壮観ね」

満足気にアデルフォードが言う


「申し訳ありませんが私も旦那と馭者ぎょしゃになりますので皆様と一緒という訳にはまいりませんが行きましょうか♪」ユラユラ


「それで良いわ♪私達だけで楽しませて貰うから♪」


「(。=`ω´=)ぇ?皆一緒じゃねぇのかよ!」


「察してあげなさい」


「何が?」


「はぁ〜

脳筋…」

深いため息を付いて馬車に乗り込むアデルフォード


「何がだよ!おい!アーデル!」


「五月蝿い!馬鹿!馬ぁ〜鹿!」


乗り込む四人


「何だこりゃ!中!広っ!普通にミルヴァーナの部屋より広いぞ!どうなってんだ!?」


「乗りましたわね!アナタ♡行きますわよ♪」ユラユラ

「任せてアシュリー♡」ユラユラ


「あの二人、今でもラブラブなんたから、シルシャーナも知ってるでしょ?」


「あぁ…そぅ…だな」


「本当に仲が良い二人は戦場でも一緒ですからね」


「見ててコッチが恥ずかしくなんだよ!アイツらは!」


「旦那が愛馬に跨り、後ろのアシュリーが乗る戦車チャリオットで人族をキャッキャウフフのラブラブチュッチュッで殺し回るんですから、ある意味で恐怖の対象ですわね」


「そうそう!それな!」


「しぃー」


(-ω- ?)んっ?(-ω- ?)んっ?


「疲れてたのね…」

アデルフォードに甘える様に、その膝で寝息を立て始めるマレーフィ


「アシュリー!頼めるかしら?」


「イツでもよろしくてよ!

行きますわよアナタ!」ユラユラ

「まかせんしゃい!行くぞコシュタ・バワー!」ユラユラ


「ヒヒーン♪」

「ヒヒーン♪」

頭が無い馬達が、いななく!


そして二人が自分の頭を上に掲げる!


輝く頭は夜道を照らす


走り出した静寂の馬車


快適な馬車での移動が始まった…

あまりの快適さとマレーフィを起こすまいと気遣い静かにしていたら気付けば寝入る四人


「皆様…着きましたぞ♪」ユラユラ


「あぁ…寝ちゃってたんだ…二人に馬車を任せてごめんなさい」


「良いのです♪我らの馬車は如何でしたかと聞かなくても分かる素敵な四人の寝顔を拝見出来ましたので大層なご褒美を頂けた気分でございますれば謝罪など勿体無い」ユラユラ


「あら?私以外に素敵な寝顔とか嫉妬しちゃうわ」ユラユラ


「フフフ♪お前の可愛い寝顔は毎日見てるからな、早く皆様を起こして目的を果たして来いアシュリー」ユラユラ


「言われ無くても、ですわ」ユラユラ


「さぁさぁ!シルシャーナ!ミルヴァーナ!起きなさい!アーデルのお城!ブラド・ツェッペシ城に着きましたわよ!」


「あぁ〜私ったら、アデルフォード様の膝をお借りして寝てらしまうなんて!畏れ多い!」


「良いのよ!行こっ♪」

馬車から降りるアデルフォードに対して優しく手を引くデュラハン旦那のスタンファ・ゴート

その後にアデルフォードに手を引かれて降りるマレーフィ

全員が馬車から降りて城の前の玄関に立つ


「おかえりなさいませご主人様」


「コンコートぉ♪只今ぁ〜♪」


コソコソ小声

「アイツがその伝説の男か?」

「ですです♪間違いありませんわ」ユラユラ

「私期待で胸が膨らんでどうにかなってしまいそうですわ」

「私は…な、あのお方のマッサージがお二人の配慮で無料でして貰えるなんて♪嬉しさのあまり漏らしてしまいそうです〜」


「それではアデルフォード様私はコレにて失礼致しまするコンコート殿…我嫁をよろしくお願いします…その…代金の方はお手柔らかにお願いします」


「アナタ!今お金の話しなどしないで下さる!私にも面子という物があります!マレーフィの分は私が!ミルヴァーナの分はシルシャーナが払います!」ユラユラ


「はぁ〜

二人分だな…

分かった用意しておく楽しんで来い」ユラユラユラユラ

そう言うとスタンファ・ゴートはコシュタ・バワーと共に帰って行った


その後、至福の時間を味わう5人


後日、シルシャーナとアシュリーの元に届く請求書の額に二人が涙目なったのは言うまでもない


アシュリーの旦那スタンファは知っていた様で

|ヾ(。`・ω・)o|Ю

帰宅したアシュリーに

「そんな法外な額を準備して馬鹿じゃ無いの?」

と馬鹿にされるも請求額ピッタリに用意されていた事に驚き

ラブラブが請求額の様に増し増しになり


二人で夜の街に爆走ランデブーに出掛けるのであったw

グッジョブ!

スタンファw



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