第66話 魔王様へ報連相
「ふぅ〜どうやら無事に帰れたな」
「ですです♪ヤバかったですね♪ヒリヒリしましたわ♪
もぅゾックゾク♡堪らーーん♡下着もヤバい!
ちょっとチビって♪そんでもって濡れ濡れ♡
アレ以上麻痺が続けば尿道括約筋崩壊でジョビジョバーンするところでしたわっ!」
左上を見ながら光景を思い出しているのか…
恍惚の表情で熱い吐息を吐き…
左手で両胸を押さえ、右手は股間を押さえ、内股で腰を落としてクネクネと腰を振るマレーフィ
「えっと…着替えて来ますね♪」
「おぅ!そのまま風呂も入って来ると良い!戻ったら魔王様に報告に行く!後で落ち合おうぞ!」
「はぁ〜ぃ♪マーモン様、後でね〜」
「アンタらいい加減にしてくだせぇ!ヤバいなんてもんじゃ無かったでしょうに!
特に何スカ?
あの激ヤバなダークエルフ!生きた心地がしませんでしたよ!
もう1人のメイドも何何スカ!?何が進化してどうなればアレになるんです!
何回死を覚悟したか!わかりやせんゼ」
「カノープスよ、すまなかった!お前が居なければどうなっていた事やら、肝を冷やしたわぃ!助かった礼を言う!」
「礼は不要です!
それとっ!
二度とっっ!
金っ輪っ際っ!
マーモン様のチョイとお出掛けには!付き合いませんので!命が幾つあっても足りないですから!」
大きな声で話しながら広報室の扉を開ける
「マーモン様!?
命がどうとか聞こえましたけど?何なんです…
どうしたんですかその有様は!?
カノープス!どうなっているんだ!説明してくれ!」
「おぉシリウス!今帰ったぞ」
「マーモン様!そんな呑気な帰宅の挨拶!余裕そうには見えませんが?大丈夫ですか?嫌な予感がしてたんです!」
「おぅ!この程度かすり傷よ!チョイとドライアドと戯れ来た!」
「シリウス様!聞いて下さいよ!二人の物見遊山も大概ですよ!
ガチで何も考え無しにハインデルの王都に無策で行ってるんですよ!!
生きた心地がしませんでしたよ!」
「マーモン様…カノープスにここまで言わす危険を冒して、手ぶらとは言いませんよね?」
「魔眼カメラ!敵方に取られちゃった!」
(๑・ω-)テヘペロ
「魔眼カメラを取られたですって!?
一体!幾らすると思ってるんですか!!!
マーモン様の一ヶ月のお給金じゃ足りないんですよ!」
「(-ω- ?)んっ?シリウスぅ?お前?俺の一ヶ月の給料の額を何で知ってんの?」
「はぁ〜、私は六魔公第五席としての収入は知りませんが!
広報室長兼、第七軍、デモンズブラッド魔法師団の人事担当ですよ!皆へのお給金の送金は私がしてるんです!知らない筈がないでしょう!」
「…」
「そんな事はどうでもいいんです!
話しは魔眼カメラです!
今!アレは、魔界AVの人気で新規参入者が色んなアングルで撮るとかどうとかで馬鹿売れしてて、品薄になってるんですよ!中古の方が新品より高いぐらいなんですから…
はぁ〜〜
どうするんですか?広報に写真が無いなんて、あり得んでしょ!」
深いため息を付くシリウス
「そのAVは?観てるのか?シリウスよ…
そこんところ、もっと詳しく」
(y゜ロ゜)yクワッ!
((_ ・`д・´))_バァン☆
激しく机を両手で叩き立ち上がるシリウス
「マーモン様!貴方は!お馬鹿なんですか!」
「えぇ〜…
我、団長ぞ…
お馬鹿扱いって酷くね?」
「はぁぁ〜〜」
「シリウスよため息ばかり付いていると…
幸せも一緒に漏れるらしいぞ」
「マーモン様!!!!!!
魔族が幸せ求めて!どぉするんですか!混沌と不幸を求める我らが幸せなどと!
そんな物!漏れまくってる方が然るべき我らの望みです!」
「…」
「で?どうなさられるおつもりですか?」
「魔眼カメラは…」
「違います!」
「えっと( ̄▽ ̄;)何の話しでしょう?」
「マーモン様!」
「はい!」
「はぁぁ〜」
「シリウス…だからため息は」
( ✧Д✧) キラーン
今、正に襲いかからんばかりの殺意のシリウスの圧力に
「…すまん」
「はぁぁ〜
魔王様への報連相の件ですよマーモン様…」
「おっおう、その件な」
「映像も写真も無いとなると…
不味いでしょ?」
「確かに…不味いな」
「お風呂、頂きましたぁ♪」
バスローブ姿のマレーフィが帰って来た
「なっ!?マレーフィ殿!?広報室でその様な格好は如何な物か!」
「良いんじゃなぁ〜い?駄目なのぉ?人族の公然猥褻の法律なんて魔界じゃ通用しないでしょぉ〜?ギリギリ見えて無いしぃ大丈夫じゃね?」
「大丈夫ないです!!」
「あぁ、確か発情期がある魔族も居たっけぇ〜?時期ってイツだっけぇ〜?私襲われちゃう?」
「はぁぁ〜
この団長にしてこの副将有りか…
まともな話しを問うのが馬鹿らしくなって来ました、取り敢えず魔王様への報告書の作成始めましょうか?」
「うぃ!」
「はぁ〜ぃ♪」
「相変わらず、軽いですねアナタ達は…」
(-ω- ?)んっ?
(-ω- ?)んっ?
「お主が堅物過ぎるのだ」
「シリウス硬ぁい♪カッチカチ」
「はいはい、さっさと終わらせて報告に行きますよ」
魔王城円卓会議の間
荘厳な8本の大理石の柱と天井が繋がっている、床と手すりも大理石、窓は無くまるで外にそれだけが在るかの様な佇まいの部屋…
部屋?
それが3面、それ以外は何も無い、周りの景色は亜空間?宇宙?形容し難い
残りの1面は出入り口のようだ
なんとも不思議な部屋?外?空間である
部屋と称しよう
その部屋は入る人数によって大きさを変える不思議な構造になっていて今回は魔王、参謀四人、六魔公、四天王、魔王軍団長、の魔王の配下のトップがほぼ集まる予定だ
魔王入室、以下参謀、六魔公、四天王、一人入るごとに円卓が大きくなり席が増えていく…
ギガンテスが入って来た瞬間!
出入り口から部屋の大きさが、大きく変わり円卓も席も大きく成った!?
手すりも柱も天井も床もギガンテスサイズに拡大!
ギガンテスの目線に皆が座る円卓が浮いている状態
キュイーーーーン!
大きな音と共にギガンテスが座る後ろに転移門が発生!
第十三軍、海王騎士団団長、ジャイアントホエールのモビーの巨体が現れる!
「うーん♪ここは相変わらず心地が良いのぅ♪」
もう…何が何だか?この部屋がどうなっているのか?理屈は分からないが凄い事になって来た
悠然と円卓会議の間の空間を泳ぐモビー
縮尺なんてあったものでは無い!
「皆、集まった様だな」
人族に情報の無い未開放の軍団長までもが集まった
「それでは、今回、マーモン達が得た情報の報告を聞く!良いな?」
「おぉ!」
「では!カノープスから」
「はいぃ!今回マーモン様が情報収集の為に五番目と目される召喚勇者の情報を集める為に出かけたんでさぁ」
物は言いようである、流石に物見遊山で出掛けたとは言えない
「ハインデルの王都付近まで注意しながら三人で飛んで行って
そこで下りて目的の人物を探してたら直ぐに見つかったはいいんですが…
向こうにも見つかりまして」
とバードマンの里No.2のカノープス
「はぁ!?魔力隠蔽の外套と容姿変えのアクセサリーを身に付けても!?バレたのか!?」
「秒殺でしたねぇ
目が合った瞬間に向こうにはバレてました
魔族が居ますデーモンロードと魔女と…って言ってましたから私の存在もバレてたかと…
魔力探知系のスキルではなくステータスに強制干渉して他人のステータスが隠蔽されてても見れるみたいでした」
「何そのチート!?反則やん!五番目の勇者!ヤバ無い?」?????軍、?????
ザワザワ
「鎮まれぇ〜ぃ!」
ルドウィンの一言で鎮まりかえる円卓会議の間
「次!魔王軍第七軍、デモンズブラッド魔法師団副将!マレーフィ・ウィリアム!報告を!」
「はぁ〜い!
今回は〜、私たちが有益な情報を持って帰って来たとは言え魔眼カメラを敵方の手に落としたのは痛かったよね…
画像も映画も無いから私の網膜に焼き付けて来た映像を見せるしか無いかなぁって思った訳でぇ
魔眼カメラを取られた失態はぁ事実だしぃ片目くらいはしょうがないっかぁ…みたいな〜
100年くらいで元通りになるっしょ!
って事で、初代様を!お呼びします!
準備して参りますので暫しお時間を頂きたく…」
暫くして…
魔女は全身から魔力を発して魅了を始めとする全てのスキルを行使する事によりその実力を発揮する…
つまり…
全裸で戦うのが1番効率よく魔法を行使出来る…
現れたのは全裸のマレーフィ・ウィリアム
水晶玉を身体の正面で左手に持ち
右手にはホウキ
フワフワと浮きながら歩いて円卓の上に移動するマレーフィ・ウィリアムは魔王の前まで来て立ち止まる
そしてその二つを手放す…
なんと!
水晶玉は宙に浮き落ちない!
ホウキも逆さに立ったまま!
二つ共ドス黒い赤いオーラを放ち出す!
マレーフィはフワッと両手を肩の高さに上げ水晶玉を両手で挟んで押さえるかの様に手を近づける…
ググググッ
しかし何かに阻まれるかの様に水晶玉には触れられない!
倍の大きさ程度の位置で両手が止まる
その手を丸い何かに触れるかの様に交互に上下に捻る様に擦りに始めると…
水晶玉の中心に金色の猫の瞳孔の様な細い縦縞が入ったかと思えばその瞳孔が丸く開く!
発せられるドス黒い赤いオーラが稲光の様に様変わりしマレーフィの両手に浸透し始める!
「ヒェ〜ヒャッヒャッヒャッヒャッ遥か先の孫を通じて聞いておったぞドンゴロス坊や!可愛い孫が100年もの間、眼帯生活などと酷いではないか!」
「お婆婆!久しいな♪其方の子孫は相変わらず素晴らしい権能の持ち主ぞ」
「褒めても遠い孫の目玉の再生には100年は掛かる!坊が何とかせい!でなければ映像は見せぬ!婆婆の我儘な要求はそれ1つ!結婚前の我が遠い孫が眼帯生活などと!辛くて見ておれぬ!」
「了承した!婆婆の望む魔眼の移植を約束しよう!」
「交渉成立じゃなマレーフィ・ウィリアムを可愛がってやっておくれ」
部屋の外全部がマレーフィが見て来た物、視界の外までも360°広角カメラでの映像の様な景色が写り始める
「これが五番目の勇者ですか魔王様!?
未だ子供では有りませんか!
ハインデル王国の奴らこの様な子供を召喚するなどと!
奴らに人の心は無くなったのか?
我らでもここまで外道では無いですぞ!」
ザワザワ
「否!!!」
「何ですと魔王様!?否とは!?」
ザワザワ
「我が彼奴を屠りに言った時はオッサンだった!」
「では!何故子供に!?」
「分からん!従者に邪魔立てされ駆け付けた姫騎士にも邪魔立てされたが!首の骨を折る事には成功した!確かに息の根は止まった筈、だった!」
「では!?その後どの様にして子供に!?」
「仮死状態で何処かに魂が器と別れ繋がっている様な感覚はあった」
「何ですと!?流石は魔王様!して、どの様して子供になり復活したのです?」
「多分としか言えない仮説がある」
「それで十分です魔王様!我らの思考では到底及びません!」
「あくまでも仮説だが」
「悪魔でも?」
「 ( ゜∀゜)・∵ブハッ!
( ^∀^)アハハ/\/\/\
話しの腰を折るでない!」
ウハハハハハ!
ギャハハ!
フフフフフ♪
クックック
カカカカっ!
カンラカンラ!
「者ども!魔王様の御前であるぞ!しかも円卓会議中である!静粛にせよ!魔王様がお話しなさっておる!姿勢を正し傾聴せよ!」
参謀一席、ルドウィン・バルトウェーインが叫ぶ
「ははぁ!」
ガタガタガタッ
席を正す部下たち
しーーーん
鎮まりかえる円卓会議の間
「魔王様!よろしくお願い致します」
「フム、あくまでも仮説だが
こちらの神々と通じておったら、もっとハッキリと分かる筈なのだ…
違うのだ…
希薄な繋がりだった
多分だが彼奴の世界の神なのでは?と推測する
其奴が干渉して魂を守ったのであろう
そして器を一度神界であろうか?…
そこに持ち去り、向こうで再構築してこちらで復活させたのでは?と言うのが我の見解じゃ
何故子供かは分かり兼ねるが大人より子供の方が安易に復活させられるからでは無かろうかと」
「おぉ!流石は魔王様!我らもそれなら納得致します!」
「まぁマレーフィの頑張りをもう少し見ようではないか」
「分かりました!」
食い入る様に皆が網膜再生を観る…
暫く映像を観た魔王軍の面々はため息しか出ない
静寂を切り裂きマレーフィに乗り移った婆婆が声を発する
「ヒェ〜ヒェッヒェッヒェッヒェッヒェッ!
ドンゴロス坊!交渉の件!違えるなよ!違えれば婆婆の呪いは七代続くぞ」
「分かっておるわ!婆婆よ!しかもそれは間違っておる!」
「クックック坊は良く理解しておるわ…」
「分からいでか!婆婆の呪いは七代と申すが!強すぎる呪いにて喰らった者は一代で途絶える!呪われた者は七代までは続かぬ!」
「ヒェ〜ヒェッヒェッヒェッヒェッ!我が可愛い孫の望む魔眼をプレゼントしてやっておくれ、頼んだよドンゴロス坊や…」
水晶玉の目が閉じてドス黒い赤いオーラも収束しマレーフィの左手に収まる
「以上が私が見た全てにてございます、魔王様」
「大義であった!その無くなった目より流れる血の一滴一雫までも無駄にはせぬ!望む魔眼は?」
「叶いますなら、五番目の勇者を見通せる魔眼を所望致します…」
「心得た!マレーフィよ其方には億里眼の魔眼を褒美として与える!初めは一里しか見通せぬ!千里、万里と見通せる距離を増やし最終的に億里を見通せる様に精進いたせ!」
「失態のお詫びと思っていましたが、過分なご配慮、必ずや魔王様のご期待に添える様に精進致します!億里を見通せる様になりましたら、五番目の召喚勇者の同行を悉に捉え報告出来る様になる筈!私頑張ります!」
「くれぐれも無理はするな!我が婆婆に叱られてしまうからな
しかし、億里眼の魔眼は扱いがかなり難しい、得ただけで使いこなす事が叶わなかった者も居る…
だが!お前なら使いこなせると信じておるぞ」
「フフフ(*≧艸≦)魔王様でも怖いお方が居ますのね」
「マレーフィよ我を揶揄うで無い」
「フフフ(*≧艸≦)吉報をお待ち下さい」
「期待して待っておるぞ、ルドウィンよ締めよ!」
「かしこまりました!以上を持って円卓会議を終了する!
五番目の召喚勇者の顔は覚えたな!各自持ち帰り部下達に周知徹底せよ!
奴は危険人物ぞ!会敵したら即殺、即滅!
出来れば情勢は大きくコチラに傾くは必至!
心せよ!奴は前線には出て来ん!後方にて味方を強化、進化させ続け、我らの脅威を産み続ける存在になるは確定事項!
我らが総力を上げて潰す存在だ!」
「ははぁ!」
「しかし!
功を焦って先走る者のなき様!部下に徹底せよ!
綿密なる策略を巡らそうぞ!
くれぐれも抜け駆けはしようとするな!させるな!無駄死にになる!共に五番目の召喚勇者を滅するぞ!
お前たちの今後の働きに期待する!」
「おおおおおおおお!!!!」
皆がやる気をみなぎらせ退室する中
「マーモンよ少し良いか?」
呼び止める魔王
「はい?」
引き止められたマーモン、魔王と二人きりに
「貴様!物見遊山で出掛けて部下を危険に晒したな…」
「魔王様!?」
バレてるぅ〜…どぅしてぇ〜…
ヤバいヤバいヤバいヤバい…
「軽率であったと自覚はあるか?」
「えっとぉ〜…サーセン(๑・ω-)テヘペロ」
「馬鹿者が!!」
「だからサーセンって魔王様ぁ!」
「はぁ〜」
「魔王様♪ため息は一緒に幸せが漏れちゃいますよ」
キラーン( ✧Д✧)
「うっ」
首から下が切り離された感覚に呆然と立ち尽くし
首が繋がっいる事を触って確認するマーモン
「戯れも大概にせよ我が何も知らないとでも?」
「すみませんでした!!!!!!!!!!!!」
光のスピードかと見まごう速さで土下座するマーモン
「で?どこまでお気づきで?」
「まぁ良い…」
「良いんですか?」
「くどい!良いと言っている!」
「ははぁ!」
「今回、貴様のおふざけで有益な情報は得れたのは僥倖だ!
褒美がわりだ、見なかった事とする」
「アザーっす」( ロ_ロ)ゞ
( ✧Д✧) キラーン
「うっ」
又、首チョンパのイメージが先程より強く過ぎる
「サーセン!サーセンって!」
「相変わらずよのぅマーモンよ」
「(๑・ω-)テヘペロ」
「その性格故に今回の成果と捉える
次は無いぞマーモン」
「魔王様…」
「何じゃ!」
「別件ですけど…(T-T)婆婆様、相変わらずの怖さでしたね」
「そうよの…婆婆は相変わらずだった…」
「ガチで呪い殺す勢いでしたからね、俺チョットだけチビりましたわ」
「婆婆は地獄耳…故おいそれと話すで無い」
「ほ〜ぃ♪んじゃ俺!行きますね、部下は大事に!承りましたっ!」
「主くらいよ、我に軽口を叩けるのは…」
「褒め言葉として受け取っときますね〜♪」
「あまりシリウスに心配をかけるでないぞ!アイツ円形脱毛症あったぞ」
「マジで!?」
「マジじゃ」
「(;゜゜)マジかぁ…気を付けますわ」
「程々にな」
「 ( ゜∀゜)・∵ブハッ!
程々で良いんだw」
「お主が真面目になったら、気の抜けた奴は使い物にならなくなるぞ」
「ビシッ( ロ_ロ)ゞリョ!程々にしときヤス」
「…話しは終いじゃ、カノープスにも褒美をやると伝えておけ」
「(*´ω`人)アザマス、シリウスに魔眼カメラの件で追い詰められてて出費がかさみそうなんで助かります」
「もう良い行け」
「それでは…魔王様に栄光あらん事を!」
斯くして!
キョウイチロウは五番目の召喚勇者として魔王軍全体に危険視される存在となる!
チート能力があっても…ノンビリ出来なさそう…
現実…厳し過ぎやしませんかね?