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第51話 セイラ、ラティのお風呂への珍道中

セイラとラティの欲望は剥き出し!


キョウイチロウ9歳初めての1人お風呂は暗雲が立ち込めていた…


理由はセイラ&ラティ!


「こんな事なら!さっさと1人でお風呂に入って部屋に戻って来るべきだったぁ〜!!」


「ですからキョウイチロウ様のお歳で1人お風呂は駄目なんですって!」

「そうです旦那様お1人でお風呂なんて言語道断ですわ!」


「うわーん。゜(゜´Д`゜)゜。そんなの絶対嘘だぁ〜」


子供の泣き声!?

「子供を泣かせる不届者!?今、助けるぞ!」

風呂へと向かう途中のジークフリートと遭遇


「あっ神が降臨した!ジークさん!一緒にお風呂に!」



キラーン( ✧Д✧) ( ✧Д✧ ) キラーン

振り向く二人に凄い勢いで睨まれるジークフリート

「なっ!?セイラ殿とラフティーナ殿!?一体キョウイチロウ殿に何をしているのです!」


「ただ、私達保護者と一緒にお風呂に行くだけですゎ」


「うわーん。゜(゜´Д`゜)゜。ジークさん助けてください!二人は私を女湯に入れるつもりなんですぅ〜!二人はこの異世界の常識では10歳までは保護者同伴じゃないとお風呂に入れないって主張するんですぅ〜!嘘ですよね?駄目ですよね?駄目と言って下さい!!」


「それは…」


キラーン( ✧Д✧) ( ✧Д✧ ) キラーン

二人の無言の圧力は凄まじく、たじろぎ言葉に詰まるジークフリート


「それは!?

本当に駄目だとしたら!ジークさんが保護者として同伴して男湯に連れて行って下さい!!!!!お願いします!」


( ✧Д✧) じーーー

( ✧Д✧) じーーーー


うわっ…セイラ殿とラフティーナ殿の無言の圧力…

ヤバ過ぎだろ( ̄O ̄;)


「それは…実に羨ましいですな…御ゆるりとされよ…でわ!私はこれにて失礼する」

レ(゜∀゜;)ヘ三ダッシュ


(;゜д゜)アッ…逃げた!

「待って!待って下さいジークさぁーーーーん!」


「ウフフ」

「フフフフ」


「待て!セイラ!ラティ!!

ステイ!ステイ」


「待ちません!さぁ行きますわよ♡」

「私も待ちませんわ旦那様♡」


「何の騒ぎですの?」


「姫さま!?

助けて下さいぃぃ!」。゜(゜´Д`゜)゜。


「キョウイチロウ様!?一体何がどうなってますの?2人に担がれて?1人で歩けませんの?」


「私達はキョウイチロウ様に今日一日の疲れを取って頂く為、お風呂へ向かっています、勿論従者として共に入るつもりです」

「そうですわ」


「貴女達…」


「そうですよね!おかしいですよね!私は中身が42歳の男性なんですよ!姫さまならお分かり頂けますよね!ラティのスキル麻痺まで行使して1人で男湯に行く私を攫ったんです!」


「ズルいですわよ!そんな楽しそうな事を三人でなんて!わたくしも!ご一緒させて頂いてもよろしくて?」


( ; ゜Д゜)「何でぇ〜!?どうしたらそうなるんですか!一国の姫たる女性が子供とはいえ男子とお風呂なんて駄目に決まってるでしょーに!」


「何がですの?誰が駄目と決めたのです?」


「( ; ゜Д゜)えぇ〜い!どうなっとんじゃ!この異世界の貞操観念と羞恥心は!!」


「別にでしてよ♪キョウイチロウ様はわたくしを襲うつもりでしたの?無理ですわよね?例えわたくしがレベルダウンしていても勝てませんわよ♪」


「そう言う問題じゃなくてですね!恥ずかしくないんですか!」


「ですから別にでしてよ♪わたくしキョウイチロウ様に対して腹に一物いちもつありましてよ」


「怖い怖い怖いです!」


「わたくし、セイラのスイーツを食べたいと申し上げましたのはご存知ですわよね?

セイラは王国勤めを辞職してキョウイチロウ様の従者になった訳です」


「それとお風呂となんの関係が!」


「ですから、セイラのスイーツを食べ損ねてますの」


「ですからお風呂となんの関係が!」


「今までは日々の公務を頑張ったご褒美にセイラの作る美味しいスイーツを楽しみに仕事してましたのよ!

それを!!

キョウイチロウ様はわたくしから奪ったのです!!

ですから今後のわたくしのご褒美の件につきましてお風呂にて腹を割ってお話しがしとうございます」


「チョコレートパフェ!!私が作ります!チョコレートパフェで手を打って下さいませんか!」


「ジャンボ!なら手を打ってあげない事も無いですわ♪」


「食いしん坊めぇ〜!」


「あら?さぁさぁ♪ご一緒に♪参りましょうか」


「あぁ〜!姫さまごめんなさい!ジャンボで!更にフルーツパフェも付けます!助けて下さい!」


「魅力的ですわね♪でも駄目です!」


「何故にぃ〜!?」


「わたくしラティの進化2の際に全責任を負いましたのよ、足りませんわ」


「食いしん坊めぇ〜!」


「何ですの?早くお風呂に行きたい?分かりました!アクセラレーターの使用をご希望と?」


「きゃー!ごめんなさい!ごめんなさい!姫さまのお望みのままに!」


「分かって頂けた様ですね!よろしい!」


「では!助けて下さるのですね?私1人で男湯に行きますので」


「あら?男子10歳までは保護者の同伴が必要でしてよ」


「この異世界の常識ですか〜!!!あり得ません!無理です!駄目です!見逃して下さい!」


コソコソ小声「セイラ?ラティ?これでよろしかったですの?」(๑・ω-)テヘペロ


「姫さまの温情に感謝を!お礼はスイーツにて」

「私もスイーツにて」


「口裏を合わせおったなぁ〜」。゜(゜´Д`゜)゜。


「キョウイチロウ様もう諦めて私達4人でお風呂に入りましょう♪」


「でしたら王城の大衆浴場ではなく王族専用風呂に参りましょう♪」


「事が更に大事になってるじゃないですか!パフェ買収の件は!?誰か!誰か!助けて下さい!」


( ̄▽ ̄;)姫さままで…


どうなるキョウイチロウ9歳!中身は42歳独身男性!


次回には続きませんw

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