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第47話 キョウイチロウの復活と爆誕

「キョウイチロウよ起きよ」


「嗚呼…ブッダ様…此処ここは?」


極楽浄土也ごくらくじょうどなり


蓮の花が咲き乱れ


八葉の蓮弁の中央に主尊の大日如来サトリ

(東)に宝幢如来

(南)に開敷華王如来

(西)に無量寿如来

(北)に天鼓雷音如来の「四如来」

(東南)に普賢菩薩

(西南)に文殊菩薩

(西北)に観自在菩薩

(東北)に弥勒菩薩の「四菩薩」


神々が座す


「よくお聞きなさいキョウイチロウよ異世界に伝わる我らは

ブッタ、切った、張った、スッタモンダドシタコシタ…

( ̄▽ ̄;)

最早どの様に伝わればその9人になるのか?逆に聞きたいくらいじゃ」


「うわぁ酷いですねぇ」


「そうじゃろ?コレを正し誠の我らを説明してやってはくれまいか?」


「謹んでお受け致します」

(゜ー゜)。。)ペコリ


「頼む」


「かしこまりました」


「して、ブッダこと私は今後、大日如来だいにちにょらいと読んでくれ」


「はい、かしこまりました」


「皆、名前すら呼んで貰えぬと嘆いておる」


「心中、お察し致します」


「長々と話してすまん」


「いえ、とんでもございません大日如来様」


「フフフ…本来の名で呼ばれただけでコレ程嬉しい事は無いなどと我ながら笑ってしまう」


「しかと伝えます。お任せください」


「ではキョウイチロウよお前の魂と器を合わせてお前の望む世界に送ってやろう、心待ちにしておる者もおるようだな、お前の為に心身をボロボロにし、悲嘆にくれておった可哀想な娘だ、大切にしてやるのだぞ」


「はい!ありがとうございます。祖父母の件も含めまして心よりお礼申し上げます。つきましては御仏の教えを異世界にて広く問うて参ります」


「任せたぞキョウイチロウ、其方そなた其方そなたと共にある者たちに幸多からん事を」


「ありがとうございます」


「セイラ、セイラよ」


「仏様♪」


「今からキョウイチロウを其方そなたの世界に送る。我らの教えを広く問うてくれ、頼んだぞ」


「御仏の望む通りに致します」


「ではキョウイチロウ行くがよい」


キラキラキラキラ

天空より光の柱が王城に降り注ぐ


1つの影がその光の柱の中に降りて来る


「キョウイチロウ様!」

「旦那様!」

「キョウイチロウ殿!」


「おかえりなさいませ♪」


「…」

(-ω- ?)んっ?


キョウイチロウ!9歳!爆誕!


「えーーーーーー!?!?!?」


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