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第40話 キョウイチロウの進化

キョウイチロウ新たなるジョブを得る


キョウイチロウの進化が止まらない


規格外ここに極まれり、キョウイチロウ更なる成長と進化の兆し

「ご主人様!報告書を作成する前に…1つ質問があります…」


「(-ω- ?)んっ?何々?ラティ」


(y゜ロ゜)y「キョウイチロウ様!!!!」


「うわ!?どした?セイラさん」


「常々!思っていたのですが!ラフティーナはラティと呼んでいるのに!私は!私は…あの……そ…の…」

(*/∀\*)耳まで真っ赤にして顔を押さえて身体を左右に振るセイラ


「(-ω- ?)んっ?何ですかセイラさん?????」


「セイラ……と……」


「(-ω- ?)んっ?どした?」


「何故セイラとお呼び下さらないのですか!イツもイツもセイラさん!セイラさん!他人行儀すぎませんか!」


「セイラさん…貴女…ご主人様に、名指しで呼んで貰いたいのですか?

あらぁ?鋼鉄の処女と呼ばれた貴女が随分と恋する乙女になりましたものですわね、貴女…」


「ラティ!そこまでです!

あまりセイラさんを虐めないであげて下さい

可哀想じゃないですか、鋼鉄の処女なんて本人も不本意な二つ名で呼ばれてるんですよ」


「ですがご主人様!」


「わたくしは…普通の幸せを享受きょうじゅしてはいけませんの?」(ノω・、)


「そんな事はありません!セイラさん!貴女は貴女の幸せを享受する資格があります!」

そう言いながらセイラの両手を取る


「でしたら(ノω・、)わたくしもラティの様にキョウイチロウ様にセイラと呼ばれたいですぅ」


「良いでしょう…その様に呼ぶ…呼べる様に善処しま…す」

セイラの真っ直ぐな目に少し恥ずかしそうに目を逸らすキョウイチロウ 心臓は早鐘の如く


「ありがとう…ございます♪」


「では!私もご主人様から旦那様に呼び方を変えても良いですか!キッチンメイドとしても頑張りますので!」


「問題ないですよラティ」


「旦那様♪」


「ラティ♪」


「旦那様♡」


「えーと…17歳と42歳のそのやり取りは如何いかがなものかと」

( ̄▽ ̄;)


Σ(;゜д゜)ハッ!?

「そうでした!ラティは今、17歳!」


「中身は100歳を超えてますから問題無いと思います♪」


「では!ラティ!先程しかけた質問とは何でしょう?」


「はい!私の料理は何がいけなかったのでしょう?」


「うーん…私は向こうの世界で料理人をしていた訳ではありませんのであまり詳しくはありませんが…」

キラキラキラキラキラ


「何ですの?旦那様がキラキラしてます。お顔も2倍増しで格好良く見えます♡」


音声ガイダンス

「キョウイチロウが新たなる職種を取得いたしました」


「はぁ!?」

「はい!?」

「何々!?」



「旦那様!ステータスをオープンにして下さりますか?」


「ステータスオープン!」


「キョウイチロウ様の職業欄に日本食伝道師Lv1なるジョブが増えてますわ!嗚呼ぁ〜(′□`*=*′□`)ああぁ〜又報告事項が増えてしまいましたわぁ〜!!」


「何か新しい職業を得て変わった事は?」


「(;゜д゜)アッ…ラティが作った料理に数字が見えます」


「どの様な?」


「えーと…臭み28、塩味15、鳥肉旨みマイナス28、鳥肉水分マイナス15、雑味10、エグ味5、煮込み時間+60分超過、その他色々ですね」


「コチラに書き出して頂く事は可能でしょうか?」


「はい!出来ます!」


「よろしくお願いします!」


「これで良いですかね?」


「はい!ありがとうございます♪フムフム…旦那様の料理に近付けるには、この臭みと雑味とエグ味を取り除き、煮込み時間を1時間減らせばジューシーに美味しく仕上がると言う事ですね!」


「多分…それでパサパサの鳥肉ではなくなり美味しくなるかと」


「他には何か変わった事は!?」


「食材を見ると…料理の完成形が想像出来る様になってます!」


「素晴らしいですわ!その調理法は書面に記せますか!?」


「出来そうです!」


「では!?レシピ本が出来ると言う事ですね!?」


「はい♪」


「そのレシピが作れる様になれば!旦那様が満足いくお食事が作れる様になると言う事ですわね!直ぐに覚えますので!どんどん書いて下さいまし!」


「リョー( ̄^ ̄)ゞかい!」


「あの…報告書は〜??」


「そうでした」

「そうでしたわね、旦那様♡私♪美味しい手料理沢山作れる様になりますわ♪期待していて下さい」


「はい!楽しみにしてます!」


「ちなみにレベル1と言う事は更に上がると言う事、ただでさえ、こちらの異世界では想定外の調理スキルですのに、更に上達するなんて規格外にも程があります。流石は旦那様♪」


「サクッと報告書を作成して、ここに有る食材で作れる料理を作れるだけ作ってしまいましょう♪」


「(。=`ω´=)ぇ?そんなに食べきれませんよ!?」


「大丈夫です♪今回王妃様より頂いたアイテム袋は保温機能と時間停止機能付きですので出来たてホカホカを保存出来ます!報告書と共に王妃様に召し上がって頂くべくお待ちしましょう!」


「分かりました。その前サクッと報告書ですね」


サクッ!報告書が完成、内容はのちほど


「キョウイチロウ様♪ご指示を!ここにある食材を調理するとどれくらいキョウイチロウ様の職業Lvが上がるか楽しみです♪」


「はい!コチラもサクッといきましょう!そして明日の為に寝ますよ」


「…」

「…」


「どうしました2人共?」


「何でもありません」

「何でもありませんわ」


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