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第32話 種族進化 (セイラ編2)

「お食事を!食べる事を我慢しろだなんて酷過ぎますわぁ」

。゜(゜´Д`゜)゜。うぇ〜ん


「確かにセイラさんから食欲を取ったら燃えカスすら残りませんからね…現に数値が凄い勢いで加算されてます…」


Σ( ゜д゜)

「ラティ!何気に酷くありませんか?って言うか加算!?」


「セイラさんの食欲と比例しているみたいですね…でも食欲が200で止まる事を知らず加算され続けてるなんて…セイラさんはどれだけ食いしん坊なんですか?」


「でもこのままって訳にはいかないですよね?3人で打開策を考えましょう」


「キョウイチロウ様ぁ〜お優しいお言葉…セイラも一生尽くしますゎ」


「なっ!?セイラさんはアルザス2世様の配下!キョウイチロウ様のメイドではありませんゎ!」


「いや、私達は王妃様公認の仲ですのよ♪何も問題無いかと♡」


「(-ω- ?)んっ?食いしん坊万歳の数値が下がって来ましたね、何故でしょう?」


ピッカーーーーーーッ!


音声ガイダンス

「セイラの進化に必要な条件が追加されました。キョウイチロウに対するよこしまな数値を85まで下げない限り体の発光は止まりません」


ポインッ


キョウイチロウの太ももを枕にしていたセイラもラティと同じく弾かれる!


「きゃっ」


「(*≧艸≦)セイラさんも私と同じ進化条件になりましたねウフフ」


「ゴボゴボゴボ」

うつ伏せで湯船に浮くセイラ

「ラティ!そんな事よりセイラさんの麻痺を!麻痺を解いてあげて下さい!セイラさんが!セイラさんが溺れてます!!」

セイラさん程の強者でも麻痺させられるラティのデバフはヤバいですね


「はい!ご主人様!麻痺解除!」


「回復魔法ではなくて解除出来るんですね、ラティは凄いですねぇ〜♪」


「エヘヘ♪そんなに褒められてもこの身を捧げる以上は何もあげられませんわご主人様♡」

_| ̄|○ ガックリ!

今のは!頭を良し良しと撫でられて然るべきなのに光のバリアのせいで、してもらえませんゎ!


ザバーーーー!


「そんな事より!キョウイチロウ様!精進料理とは何ですの!?」


パインッ!


「きゃっ」

キョウイチロウに詰め寄るもその勢いがそのまま光のバリアに弾かれて、大股開きで湯船に飛ばされるセイラ


(;゜д゜)アッ…まる見え


ドボンッ!ブクブクブク…沈むセイラ


「(-ω- ?)んっ?セイラさんの上の数値、食いしん坊万歳数値が上がると、よこしまカウンターの数値が下がっていきますね、うーーん…連動しているとか?でしたらご飯の話しをしてドンドン食いしん坊万歳の数値を上げれば進化とは遠ざかりますけど、よこしま数値が下がり進化条件を1つクリア出来るのでは?」


「そんな!セイラさんだけズルいですゎ!」


音声ガイダンス

「セイラのよこしま数値が規定数値をクリアいたしました。進化条件の1つをクリアしました。」


ザバーーーーッ!!


「いよ〜しっ!!!第一関門突破ですわね!このままもう一つもサクサククリアですゎ!!」


「。゜(゜´Д`゜)゜。そんなぁ私の進化条件はサクサククリア出来ませんのにぃ〜」


「(=`ェ´=)フフフ ラティはよこしまですからね!」

腰に手を当てドヤ顔で仁王立ちのセイラ

(*/∀\*)イヤン

「セイラさん仁王立ちはやめて!前を隠して下さい!」


「きゃっ」

ザブンッ

慌ててしゃがむセイラ


「見ましたか?」


「…」(*/∀\*)


「見ましたね」


「…」д゜)チラッ


頬を染め俯くセイラ


「見たんですね…どうでした?私の身体は?」


「見て…ま…せ…ん」(*/∀\*)


「私の胸に何かありませんでしたか?」


「え〜と…右胸のホクロの事でしょうか?」


「しっかり!見てるじゃないですか〜!!!」

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