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第3話 とりま発言した

長いチュートリアルのスタートです。

ここは自分の状況を説明する他あるまいて


「あのぉ~王様、発言してもよろしいでしょうか?」


「あっ…えっ…うんどうぞ」


「私はどうやら彼らの勇者召喚に巻き込まれてしまった様で勇者召還時のガイダンス中に1人召喚魔法陣から出ようとした子が居まして、その出た先に私がいて彼用の1人分の魔法陣が再発動してその魔法陣の中に私が居た次第で、どうやら巻き込まれてコチラの世界に来てしまったようです。」


「フム…暫し待たれよ」


コソコソ小声「大臣!そんな事って過去の勇者召喚に例とかあるの?えっ無い?どうすんの彼?えっ?手違いで召喚してしまったから私に一任?…」


「そなた名は何と申す?」


「わたくしですか?高千穂 狭一郎と申します。何卒寛大な配慮を頂けますれば幸いです。」


「あぃ分かった。コチラの手違いと言う事の様なので最大限のサポートをさせて貰う事を約束しよう」


「ありがとうございます。」


「良かったな狭一郎さん!」

そう言いながら背中をバンバン叩く…

「君の名は?」

∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!

「それって映画のタイトルと一緒wアハハハハ」


「和気藹々の所、申し訳ないが此度の勇者召喚の技の説明を聞いてくれるか?」


「あっハイ」×5


「では改めて、よくぞ参られた勇者たちよ」


あ~…そこからやり直す感じね×5


「此度そなたらを召喚したのは他でも無い彼の地にて100年ぶりに魔王が誕生し混沌の軍勢を率いて我が国に進軍して来た。一度は辛くも退ける事に成功したもののコチラの疲弊は凄まじくこのままでは近い将来に我が国は魔族に蹂躙されてしまう、そこで我が国の秘宝を使って勇者召喚を行って召喚されたのがそなた達だ。甚だコチラの都合で一方的な物言いで申し訳ないのだが魔王討伐の協力をお願いしたい」


「おぅ!任せと」

グイッっと肩を掴み発言を静止させる。


「まぁ待て、先ずお前たちの自己紹介をして条件の確認を取ってからじゃ無いと、いきなり高レアな悪魔と戦わされても勝てるか分からんぞ、そもそも自分の能力以上の魔王を倒してくれと言われてるんだぞ明日倒して来てねって言われたらどう対処する気だ?交渉無しに安請け合いはするな!この世界の事を何も知らない状態だから色々と聞かないと」


「確かに、流石は年長者一理ある。」

「本当!あんたはいつも短所で困るわ」

「異世界♪異世界♪」

「確かに、帰れるのかすら分からないのに簡単に受けられないよな、ありがとう狭一郎さん!交渉を任せちゃっても良いです?」


「話し合いは終わったか?」


王様を見るに過度な宝飾品を身につけている感じも無い、国民が困窮していると言いながら多くの宝石を身につけていれば、どの口がほざくって感じもするがそれも無さそうだ、コチラの話し合いを待ってくれる人柄、一方的に向こうの条件を押し付ける訳でもなくあくまでも協力のお願い、という事なら交渉の余地はあるみたいだな


「では状況把握の為の交渉は任せて貰うけどそれで良いかい?」

「おぅ!何か俺では駄目そうだから任せる」

「うん」

「はいお願いします」

「異世界♪異世界♪」


若干一名、自分の世界に行っちゃってる女子は無視して


「ハイ彼らの引率として交渉は私が受けます。」


「あっ…そうなの?巻き込まれた君が?まぁそう言う事なら先ずそなた達は異世界から勇者召喚された際に類稀なるスキルと武技、魔法の適性を恩恵として受けている筈なのでそれを調べてさせて欲しい、騎士団長と魔法師団長」

「はっ!承りましてございます。」

「はい!かしこまりました。」


「えーと私の自己紹介は終わってますけど彼らの自己紹介をさせて貰ってもよろしいでしょうか?」


「おぉコチラの話しを一方的にすまない」


「君たち、自己紹介しようか?名前と年齢と特技みたいなのがあればそれも」


「おぅ俺は宮崎 健一!17歳!陸上の5種競技でインターハイの県代表に選ばれた事がある!」

「だから県一(*≧艸≦)」

「あっ恥ずかしいからソレ言うなって!」


「僕が先に自己紹介しても良いかな?」

女性陣に聞くもう1人の男子

「良いよ」

「うん」


「僕は佐津間 早斗、17歳、特技…コレと言って無いかな?」

「あ~嘘はいけないんだ~早斗はアレがあるじゃん」

「そうそう♪速記と速読と暗算で県一位!全国では10番以内のシングル順位で更に漢字検定1級」

「嘘は酷いな、だって勇者として異世界に呼ばれて今言った事って特技になるかな?」


「んなっっ!?速記に速読?異世界でもその項目が重要視されていますの?」

魔法師団長が喰いつく!

(。=`ω´=)ぇ?

「いや…別に重要視されて皆が進んで取り組んでいる訳では」


「でも!早斗殿は共に優秀だと言う事ですね!」

小声「これはもしかしてもしかするか?良い♪今回は当たりかもしれないわね」



チュートリアルはまだまだ続きます。

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