第25話 再びメイド控え室
「のわぁぁぁぁ!!!」
バタンッ!
メイド控え室
「何ですの!?又ぁた!!セイラですの!」
「行ってらっしゃいと送り出して数時間…」
ススゥー♪優雅にお茶を啜るメイド長……
ガチャん!!
ティーカップを叩き付ける様に置き、立ち上がるメイド長クリスティー
「いい加減にしなさい!セイラ!」
「良い加減?」
「おふざけではありませんですわよ!セイラ!次は何をしでかしたのです!?今の音は又!貴女ですの!?」
疲れた表情のメイド長クリスティー
「…今度は…何事ですの?…」
ザワザワ、ザワザワ「少しの間、セイラさんを見ませんでしたが抱えるてるのは誰ですの?」
「少女も居ますわね?セイラとの関係は?」
「キョウイチロウ様とか言ってましたわよ」
「あの様なメイド長を見るのは久しぶりですわね」
メイド休憩室は騒然…
「あぁ〜酷い、酷いですぅ私は何もしてないですのにぃ〜、キョウイチロウ様がぁ…」
「セイラ!」
「はい!!」
「今は例えキョウイチロウ様が原因であっても!わたくしが言いたいのは!貴女が付いていながら何故と言う事です!」
「私だって頑張ってますのに〜…」
先程まで頑張っていたのはキョウイチロウ様を揶揄う事ですけど(๑・ω-)テヘペロ
「とりあえずキョウイチロウ様を降ろしなさい!」
「はい〜…」
フラフラのキョウイチロウは何とか自分の足で立ち
「…待って下さいクリスティーさん…」
「キョウイチロウ様もキョウイチロウ様です!何がどうしたらこの短時間でここまでの事が出来ますの!王国始まって以来の事態を連発させるなど前代未聞です!御自覚はありまして!」
「申し訳ありません…」
ザワザワ、ザワザワ
「どうやら、先程の騒ぎはあのお方の仕業の様ですわよ」
「何がどうなればあの様な騒ぎになりますの?」
ざわめくメイド休憩室
「とりあえず何がありましたの?話しを聞かせて下さいまし」
バタバタバタンッ
騒ぎを聞き付けた料理長が現れる
「キョウイチロウ!来てるのか!?聞きてぇ事があるんだ!例のサラダの事だがどうにも…!」
( ✧Д✧) キラーン
クリスティーの膨らむ殺意は休憩室を包み込み…
耐えられずに失禁して気絶する者まで現れる始末に休憩室は阿鼻叫喚の地獄絵図寸前!
そして…皆、秒で沈黙…
「ここでは人目に付き過ぎますわね…わたくしの私室に」
キィー…バタンッ
クリスティーの私室…私物らしき物は殆ど無く、必要最低限の物とベッドと机と椅子が二脚だけ
「相変わらず生活感もお菓子も無い部屋ですねぇ〜」
「お黙りなさいセイラ…先ずは説明を」
「斯々然々(かくかくしかじか)」
「はぁ…」深いため息を付き、暫し思考を巡らすメイド長クリスティー
「事の転末は分かりました…とりあえず保養地の別館に身を潜めなさい」
「別館!?使っても良いんですか!?やったぁ〜♪」∠( `°∀°)/
「はぁ〜…貴女、コチラに初めて来てメイド教育受ける以前のセイラに戻ってしまっていますね…」
「あの!?いえ!決してその様な事は!」
「まぁ細かい事は今は、良いとしましょう」
「良いんですか!?やったぁ♪」
( ✧Д✧) キラーン鋭い眼光でセイラを睨むクリスティー
「ごめんなさい!すみません!調子に乗りました!以後気を付けますのでお許しを!」
「セイラくれぐれも気を付けるのですよ、貴女が預かっているキョウイチロウ様は規格外の特別製なのですから、明日こそは私にユックリお茶休憩させて下さいまし」
「すみませんクリスティーさん…私絡みのほぼ全ての件に関わらせてしまっていて本当にごめんなさい」
「良いのです。あれもこれもお客様をもてなすメイドの仕事でしてよキョウイチロウ様は王の客人なのですから
それとセイラ!移動にアクセラレーターの使用は禁じます!何度キョウイチロウ様を気絶させれば気が済みますの!キョウイチロウ様にご負担を強い過ぎるにも程があります!分かりましたね!」
「はい、かしこまりました」
「それではもぅ行きなさい、王妃様には私から伝えておきます」
「ありがとうございます。」
「保養地の吹き飛んだ屋根の修復も数日で終わる筈です。そうすれば騒動も少し落ち着くでしょう…
キョウイチロウ様は今暫し大人しくしていて下さいましせめて円卓会議が滞りなく行われて勇者様達の育成方針が決まるまでは」
「分かりました。では!キョウイチロウ行って参ります」
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