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第24話 種族進化2

_| ̄|○ ガックリ!


「嗚呼〜北の塔の三角屋根が吹き飛んでますわぁ」


「はぁ〜〜人参レーションとピーマンレーションを含むベジタブルレーションをラフティーナが食べたみたいですわね」

アンナは深いため息と共に予感が的中した北の塔を見つめガックリと膝を折る


アンナが円卓会議に出向いて直ぐ


「セイラさん!沢山貰った非常食を何処にしまったの!?もっと食べたいです!」


「はいはいラティは食いしん坊ですね」


「貴女程ではありませんゎ現に独り占めしてるではありませんか!」


「キョウイチロウ様♪おかわりは必要ですか?」


「はい♪もう少し頂きたいです♪」


グイッ!

「どうぞ!私のアイテム袋に入っていますので、ご自由に好きなだけお取り下さい」

右に小首を傾げる様に顎を突き出し両手でお腹を抱える様にアンダーバストからその豊満な胸を持ち上げ胸の谷間をキョウイチロウに差し出すセイラ


「そんな!?無理です!!」


「無理とは異な事を、取って好きなだけ食べて下さいまし」


「そこは秘密の花園に繋がっているんですよね?無理です!無理です!」


「もぅ知ってる癖に♪単なるアイテム袋ですゎ」


「又、私を揶揄って!」


「揶揄ってなどいません!至って真面目に非常食をご提供させて頂いているだけですゎ♪さぁさぁ♪」


「いゃぁぁあ!」逃げるキョウイチロウ追うセイラ「ウフフフ♪」本当に揶揄い甲斐のあるお方♪なんだか楽しくなって来ましたゎ♪


「あら?私から逃げる為に気配を消す事が出来てますわね、魔力隠蔽成功の様ですね」


「もっとちょーーーだーーーい!!!」ズボッ


「あん♪ラティ♪そんなに激しくされては!ダ…メ…ですゎ」


「ゲットぉ」(。・н・。)パクッ

モ<"モ<"モ<"(。-ω-)モ<"モ<"モ<"モ<"


チュドーーーーーン!!!


吹き飛ぶ北の塔の屋根、光に包まれるラフティーナ


種族進化1から僅か数時間で早過ぎる次の進化…


そりゃ…こうなりますわな( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)呆然と光を見つめるキョウイチロウとセイラ


高く伸びた太い光の柱が徐々に細くなりその中心に影が浮かび上がる。


音声ガイダンス

「ラフティーナが進化2に達しました。次の進化に必要な条件は…………です。」


「嗚呼〜ゆっくり育てば暴走はしない予定だったのに僅か数時間で次の進化とは…ラフティーナ?急激な連続進化で異常は来たしていないかい?」


「ご主人様ぁぁぁ」抱き付き!


「大丈夫みたいですね」


「はい!」


「嗚呼〜又、屋根が吹き飛んでますゎ…王妃様にどのように説明すれば…円卓会議で誤魔化して頂いている最中ですのに…」


「幸い前回の様な魔力は発生していません!バレなければ大丈夫!2人共!逃げますよ!!」


「アクセラレーター!!ブースト!!」


「のわぁぁぁ!」ドップラー音を残して遠ざかる声


「セイラとキョウイチロウ…と少し大きくなったラティ!?やはり進化したのですね!魔力隠蔽も成功してる?私が誤魔化すしか!?無いですわね…はぁ〜」深いため息を付き会議に戻るアンナ


「アンナ!何事ぞ!?」


「あぁ、わたくしが勇者に頼んでおいた案件が滞りなく成功した様です」


「…なら…良い…更なる吉兆の知らせと捉えても良いと言う事だな」


「はい、王の仰る通りでございます」


今回は私が把握出来ていたから良かったものの…規格外にも程がありますゎ…キョウイチロウが来てここ2日、魔王より頭を悩ませてくれてますわね












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