第23話 王国騎士団と魔法師団…そして
簡単な騎士団の説明になります。
軍事に明るい訳では無いので濃い内容と言う訳でもありませんあしからず。
この国ハインデル王国の姫騎士ことアンナ•クウィンコッド•ハインデルは第3騎士団の団長である。
部下達にはそのままの呼び名「姫さま」と呼ばれている。
第1騎士団は王国の剣、第2騎士団は王国の盾と呼ばれている。
第3騎士団を束ねる姫騎士アンナは騎士でありながら母の母国最強の剣である村正を携え数多の戦場にて前線で戦い功績を上げる剣の達人である。職業は剣神、スキルは神速の太刀である神居と居合い切りの燕返しと縮地を使う、このスキルは母方の遺伝である事は明白でサブ職業に忍び、スキルは隠密と降霊術の神下ろし、武神タケミカヅチを降霊する他武人も降霊させる事が出来、槍の名手である宝蔵院胤舜も降霊させる事が出来、槍も一級品の腕前である。王妃である母のハナの血を濃く引き継いでいる。
下々の者達には王の血は容姿にだけ引き継がれたのだと言われる始末、金髪赤眼で髪を短くすれば在りし日の王にそっくりである。
武道に長けているがハナの教えもあり文武両道の姫騎士に成長した。そんなアンナが率いる第3騎士団の部下達は武道に優れているが軍略能力も高い人材が数多く居る。
第4騎士団は槍と騎兵、第5騎士団は飛び道具で銃と弩と弓、第6騎士団は攻城兵器部隊、第7騎士団は大砲と投石機部隊で第8からはカトリーナ率いる魔法師団、第9回復魔法師団、第10工作機械化旅団、渡河用の橋の建設から山学地帯の階段等の工作を行う10の部隊で編成されている。
円卓会議にはその10の部隊からトップが、騎兵隊を含む公爵家の御三家から当主が3人と王と王妃、
留守を守る近衛兵隊から隊長の計16人と右大臣左大臣、兵站を預かる部隊の隊長の合計19人が集まった。
「各々方!宜しいか!王の御前である傾聴せよ!」
「おぅ!」
「此度集まって貰ったのは他でもない!各々感じたであろう強大な魔力の出何処の話しである!」
「国内での感知との事で今回の勇者召喚の技による物であるが、吉兆である!」
「おぉぉ!」
「此度の膨大な魔力は召喚した勇者のものである事が判明した!」
「おぉ!」ザワザワ、ザワザワ
ソワソワ…ソワソワ…
「姫さま?どうされました会議中ですぞ!」
「ジーク!?なんでもありませんゎ!」
「その割に心ここに在らずと言った感じに見受けられますが」
「何でもないったら!」
「うぉっほん!」大臣の咳払いで沈黙する2人
ソワソワ…ソワソワ
不味い…不味いですわよ…先程渡した非常食のレーションの中に料理長に作らせたベジタブルレーションが入っているのを失念していました…
何事も無ければ良いのですが…
「姫さま?本当にどうされました?」
「ジーク、貴方キョウイチロウ様の事、どの程度まで把握してらっしゃいますの?」
「あぁ、あのスキル過多の御仁ですか…此度の件の原因であると言う事くらいですか、姫さまは把握なされているのですか?」
「ジークよりは把握してますゎ」
「ほほぅ興味深いですな」
「そのこ2名!円卓会議中である!傾聴せよと申したはずですぞ!」
「はい!」
「はっ!」
チュドーーーーーン!!!!
「嗚呼〜……悪い予感が的中しましたか!アクセラレーター!!!」
「姫さま!どちらに!?」