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第21話 種族進化

「ご主人様!ご主人様!ご主人様!」

。゜(゜´Д`゜)゜。


「何ですの!?どう言う状況ですの!?こんな魔力波動!隣国にまで及んでいるのでは!?又、王妃様に叱られる!」

嗚呼ぁ〜(′□`*=*′□`)ああぁ〜

「一体どうすれば!隠蔽なんて無理ですわぁ〜!」

「キョウイチロウ様!一体全体!何をなさったのですか!?」


「すみません!すみません!緊急事態と判断してスキル発動したら、この有様です!」


「この有様などと生優しい事態ではありませんわ!こんな状態魔王領にまでバレてしまいます!このままでは進行目標がコチラに変わってしまうかも知れませんわ!」


「ご主人様…私の為に…ごめんなさい…」


「それより誰ですか?この子は?」


「えっと種族進化したラフティーナだと思います…」


「はぁ!?ラフティーナ!?若返ってますわよ!シルキーが種族進化して若返るなど聞いた事もありません!本当にキョウイチロウ様のスキルの影響ですの!?」


「多分…いや…間違いないかと」


「はぁ〜わたくし王城に戻って説明して参ります」

深いため息を付き食材を出して身支度を始めるセイラ

「私も行きます!」


「ラフティーナ!?そんなシルキーが屋敷周辺以上に外に出られる筈がありませんわ!」


「ステイタスを見て貰っても良いですか?」


「何ですの?…はぁ!?!?活動範囲がキョウイチロウ様周辺!?家屋ではありませんわ!家に付くシルキーが人に付くなんて!?ありえない…説明出来ませんわ、こんな事態…でも…キョウイチロウ様の護衛を任されて数十時間でこの目まぐるしさ…戦さ場より面白い!いやいやいやそれどころじゃ無いですわ!分かりました。共に参りましょうアクセラレーター!!!!ブースト!!!!!」


「いゃぁぁぁぁ自業自得とは言え又、このパターンですかぁぁぁぁ!」


バタンッ


「セイラ!?今のは何事ですの!?」


「王妃様!誠に申し訳ございません!」


「ですから何事かと聞いているのです!」


両腕をダランと力無く垂れ下げお姫様抱っこされるキョウイチロウ本日3度目…

「あぁキョウイチロウ様が又、気絶なさってますわ!今日だけで何度目ですの?」


「3度目です」(๑・ω-)テヘペロ


「セイラふざけてないで早く説明なさい!クリスティーお水を持って来なさい!」


「はいかしこまりました!」


「カトリーナ!回復を!」


「はい王妃様!ヒール!クリア!」


「うぅん…」


「起きましてキョウイチロウ!」


「あっはい王妃様…」


「気分はどうですの?」


「吐きそうです…」


「待って!?待ちなさい!」


ギュムっ!キョウイチロウを抱き寄せ胸の谷間に顔を埋めさせるセイラ

「キラキラキラキラキラ」

「あぁ私のアイテム袋が…」


「良い!セイラ!新しいアイテム袋を直ぐ持って来させる故、許せ!お前の判断に敬意を」


「ありがたき幸せ」


「で?先程のアレは何だったのですか?キョウイチロウ殿のスキルではありませんよね?約束ではスキル使用の際は前持ってと」


「あのぉ〜…」


「誰ですか!?子供!?何処から入って来たのです?」


「私のせいなんです…」


「貴方の!?セイラ誰ですかこの子は!?」


「あぁ〜この子が例の保養地のシルキーのラフティーナさんです。」


「えっ!?以前会った保養地のシルキーはふくよかな胸の歳相応の女性でしたわよ!」


「私とキョウイチロウ様がコチラに来た際にあのお屋敷のシルキーであるラフティーナはキョウイチロウ様と言う家主を失った事により、あと数刻で消え去る様な状態でした。」


「はぁぁ……分かりましたゎそこでキョウイチロウ様が何かしらのスキルを発動させたと言う訳ですね、しかし何故王城に居るのです?」


「それが…活動範囲がお屋敷では無くキョウイチロウ様になりまして」


「はぁ!?シルキーが人に付いたとでも!?」


「そのまさかです」


「して?保養地は?」


「さながら神の降臨の様な有様にて近隣住民による黒山の人だかりが…」


「何と言う事です…」


「確かに隠蔽は無理かと、魔王領にまで気付かれたかも知れません」


「ですわね、魔王に対抗すべく神を降臨させたと思われても致し方ない状況、実に不味いですわね」


「早急にキョウイチロウ殿には魔力隠蔽を取得して頂かないと、もうこの際!勇者の精霊のサラマンダーも進化させてしまいますか…」


「王妃様それはあまりにも早計かと」


「ではどうせよと!」


「ええぇい!カトリーナ!騎士団長をお呼びなさい!アルザス2世様も!そして円卓会議の準備を!3大貴族である伯爵家の者達も呼びなさい!」


「ラフティーナ!貴女のステイタスを見せて下さる?」


「はい、王妃様、ステイタスオープン!」


「シルキー進化1?未だ上限を突破してませんわ進化2もありそうですわね…はぁぁぁぁ前代未聞ですわ」

深いため息と共に右手でこめかみを挟む様に押さえてうつむく王妃

「頭が痛いですわ…」

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