第2話 どうやらガチで巻き込まれ召喚
進むチュートリアル…
巻き込まれ召喚者高千穂 狭一郎42歳厄男…
その運命はいかに
真っ白な世界から解放されて周りの景色が鮮明になる。
「おぉ!どうやら成功のようだな」
感嘆の声が湧き上がる城内
「よくぞまいられた勇者達よ」
テンプレの様なセリフに少年少女たちは
「クッソマジか!でも来ちまったもんはしょうがねぇ!で?俺たちは何をすれば良い?」
「そんな軽率な!勝手に決めないでよ!先ずは話しを聞いてみないと分からないわ」
「そうよ!ココがどんな世界かも分からないのに安請け合いはしないでよね!私はこの後塾に行かないといけないのに」
「まぁまぁ僕も塾に行かなきゃだし先ずは現状確認が必要だと思うよ、それに相手の話しも聞かないと駄目だよね」
口々に思いを吐き出す。
私はと言うとここでも傍観者だ発言はしない
「あぁ!?オッサンも付いて来ちゃってるじゃん!どうすんのコレ!」
「コレ扱いはやめてねオジサンには高千穂 狭一郎って名前があるから」
「あっサーセン…てか、ごめんなさい狭一郎さん以後気を付けます。」
なんて言うか体育会系のノリで軽いのか礼儀正しいのか分からない人だな親御さんの教育は行き届いてる感じ?悪い子では無さそう…
などとやり取りしていると王様らしき人が発言の許可を得ようとする。
「勇者の皆様、困惑するのは理解するが少し話しをさせて貰ってもよろしいか?」
(;゜д゜)アッ…
5人は周りを完全放置していた事に気付き皆一様にどうぞどうぞのポーズを取った。
「オホンっでは今回5人の勇者を召喚したのは魔…」
「……」
「えっ4人?大臣、5人の間違いでは?えっ4人?5人居るけど?4人?で間違い無いのだな?フム…5人の勇者を召喚したのは」
あっ言い直した
ゆるゆると書き進めて行きますので、生暖かい目で見守ってください