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第101話 いざジーパングォに

記念すべき101話 

気付けば早100話を超えました

こんなに書き続けるとは思いませんでしたが

読んで下さる人が居るって思うと結構頑張れるものですね♪


面白いかは別として( ̄▽ ̄;)


始めに書いた通り!


誰かの暇潰しになれば幸いです♪


ユルユルと書き進めていきます。


生暖かい目で読み続けて下さるとありがたいです。


それでは読んで下さっている皆様に感謝を!

ありがとうございます♪


本編スタート

「お世話に成りました!」


「兄にゃん!もう行っちゃうの?」


「そうだね、行かなきゃいけない所と、やらなきゃいけない事があるからね

でも長に圃場を任せっきりには出来ないから又来るよ♪」


「約束だよ」(ノω・、)「絶対だよ!」(ノω・、)


「お前ら…可愛い奴ら!」

ギュッ!


「キョウイチロウ兄ちゃん!やっぱり行かないで…」


「お前たち!夢は?」


「そんなの分かんないよ!」


「夢を持って生きるのは大切な事なんだよ」


「何で?」


「ただ漠然と日々を生活してるのと日々夢に向かって何が出来るか?最短で夢に到達するには?

って考えて行動してる人と何も考えず日々を暮らしてる人では結果が変わって来るんだ」


「難しいよ」


「じゃあ!成りたい自分を探せ!」


「分かんない!例えば?」


「広い世界を見る!とか

弓の達人になる!とか

勝ちたい人に勝てる様に努力する!とか

次に私に会うまでに算数が出来る様に成る!でも良いぞ!」


「それなら分かる!でもぉ無理だったら?」


「出来なくても諦めない!初めから出来る人なんて居ないから!

お前たちの知ってる凄いと思う人も初めては出来なかったと思うぞ!」


「そうなの?」


「そうそう!」


「じゃあ頑張る!兄ちゃんは何を頑張るの?」


「私か?数十年掛かっても自分の国を作る!かな♪」


「じゃあ!その国が出来たら住人になってやるよ!」


「おうおう!上から目線だな!その時は頼む!期待してるぞ!」


「任せろ!そん時は俺がキョウイチロウ兄ちゃんを倒して武闘大会で優勝するんだ!」


「頼もしいな!兄ちゃんも負けない様に頑張るから勝てるかなぁ?」


「ぜってぇ勝つ!」


「お前たち!キョウイチロウ様が行けないだろ?笑顔で見送ってやれ!」


「うん♪行ってらっしゃい!」


「じゃあ又な!」


「うん又!」


見えなくなるまで手を振る子供たち…


「可愛いかったですわね」


「そうだね…」


「何で付いてきてますの?」


「(-ω- ?)んっ?世界樹を植えたのはキョウイチロウお兄ちゃんだよ?こっちこそ聞きたい、何で付いて行っちゃ駄目なの?」


「水とか栄養とか必要な物は圃場に置いて来ちゃったんだよ?

魔王領は光りのささない所もあるし精霊不在の世界樹は枯れちゃうんじゃ?」


「∑(゜Д゜; )エーッ!?マジ?」


「(゜ー゜)。。)゜ー゜)。。)ウンウン

いずれヤバい所に向かうから」


「やりたい事を済ませたら圃場で一緒に暮らせる?」


「えーと…

ルドウィン?話しちゃっても良いのかな?」


「出発したばかりですが…致し方ありませんね…

皆!集まって貰えるか?キョウイチロウ様より大事なお話しがある…」


「ジーパングォで天孫降臨を済ませた後の事だけど」


「はい!」


「ジーパングォを私の知識で数十年かけて異世界最強近代国家に押し上げようかと」


「はい…それで?永住地にジーパングォを選ぶ訳でしょうか?」


「魔王軍の脅威があるだろ?」


「ですわね…」


「最強国家にした暁には共闘して魔王領をぶん取る!そこに私の国を作る!」


「それだけでは魔王軍の脅威は留まりませんわ」


「いずれ全面戦争になるだろうね」


「その全てを倒してますの?」


「それはしない!負の連鎖が続くから」


「では?如何なさいますの?」


「ルドウィンみたいにこっちの陣営に引き込める連中は引き込む!」


「ツテはありますの?」


「ルドウィンの…

まぁ無計画って訳じゃ無い!だから世界樹の皆んなは今は連れて行けない」


「私はキョウイチロウお兄ちゃんに付いていってジーパングォに行って一旦、根を張る…」


「ララノア!?」


「十年も離れるのは嫌!」


「困ったなぁ…えっとね」


「嫌!」


「未だ何も言って無いんだけど!」


「一緒じゃなきゃ嫌!」


「でも…」


「キョウイチロウの魔力供給が有れば水も光りも不要!」


「そんな事が可能なの!?」


「キョウイチロウお兄ちゃんは私の太陽!無いと枯れる!」


「そこまで!?」


「じゃあ…」


キラーン( ✧Д✧) ( ✧Д✧ ) キラーン


「お前たちもか?」


「付いてく!着いた先で根を張る!そしてキョウイチロウお兄ちゃんと一緒に移動する!」


「お前たちの…意思は固いと?」


「(*゜∀゜)*。_。)*゜∀゜)*。_。)ウンウン

一緒が良い♪私達を植えたからには責任持って育てるのはキョウイチロウの義務!」


「それを言われると…しゃーない!一緒に行くか?」


「うん♡」


世界樹の精霊二十人とハイドライアドのララノアの同行が確定した


「賑やかになるな」


音声ガイダンス

「キョウイチロウが世界樹の精霊の加護を入手しました!」


「おろっ!?久しぶりだね!」


音声ガイダンス

「私も放置は嫌です」


「音声ガイダンスに自我が!?」


音声ガイダンス

「…」


「何か制約があるみたいだね…」


「それとなく調べましょう」


「セバス?頼める?」


「先程から何となくですが…意思の思念体の様な者の感覚がありますれば…追えるかもしれません」


「うん!頼んだ!」


「かしこまりました」


「それで?」

ワラワラ集まるハイドライアド

「…

お前たちもか?」

エルフの圃場のハイドライアド五本の精霊


「駄目?」


「エルフの里にハイドライアドが居なくなっちゃうよ

( ̄▽ ̄;)」


「じゃあ残ってあげるからキョウイチロウお兄ちゃんの圃場に移動したい♡

んでもって世界樹に進化させて欲しい♪それが条件なら良いよ」


「分かった!」


「後は食料事情か…」


「私は大丈夫ですわ…モシャモシャ」


「アート!?何食べてるの!?」


「草ですが?何か?」


「草は燃料効率が悪いでしょ?結構な量が必要だよね?」


「大丈夫ですわ!これがありますので」


「あぁ…圧縮した草ね」


「一つで半日分の食事量を賄えますわ」


「良しアートは当面それで頼む!時には一緒に食べような!」


「人化した事により消化器官も少し変わりましたので普通の食事もいけます」


「うん♪同じ物を食べて味の共有をして一緒に食べる食事を楽しもう♪」


「はい!モシャモシャ…」


「締まらないなぁ」


「ウフフ♪ですわね」

「アハハ♪ですな」


「でも…モシャモシャ…私は色んな場所に行き色んな草が食べられるので楽しいです♪」


「お前が満足してるなら良いや♪」


モシャモシャ…「はい♡」


「取り敢えず圃場に戻るかぁ…

早いお帰りだな…」


「ただいま♪ミルメール!」


「はい!?(。=`ω´=)ぇ?

キョウイチロウ殿!?」


「エルフの圃場のハイドライアド達が付いて来ちゃった

(๑・ω-)テヘペロ

説得したけど…私の圃場に移動したいらしい…

んでもって、世界樹に進化させて欲しいらしい」


∠( `°∀°)/やー♪

「ただいまミルメール!クリスティー!」


「おぉお帰りなさい」

「あらあら♪付いて行ってたのね」


「(*゜∀゜)*。_。)*゜∀゜)*。_。)ウンウン」


「キョウイチロウ殿…

この子たちを進化して今から出掛けるので?」


「…(;・`д・´)無理ポー

港への到着が深夜になっちゃう」


「はぁ〜

先鋒には一日遅れる旨、連絡しておきます故」


「ごめんミルメール!頼める?」


「はいはい…

暫しお待ちを魔法電報を打って参りますので」


「お手数をおかけします…(;・`д・´)」


「取り敢えず進化しよう♪私に触れて…」


「は〜い♡」


「強制進化三段階!」

メキメキメキメキメキメキメキメキ!


五人?五本?のハイドライアド達は無事に世界樹に進化…

キョウイチロウの圃場の四隅と中心に…


勿論、中心の取り合いが始まり…


「んもう!お前たち喧嘩しないの!」


「だってぇ!」


「だってじゃありません!エルフの圃場に帰すよ」


「やだー!」


「キョウイチロウ殿…懐かれましたな」


「本当ですわね♪幼い頃から見てますが、まさか私達が生きている間に新しき世界樹さまにお成りになられるとは…

でも喧嘩は駄目ですわよ♪」


ジャンケンで位置決めが確定

翌日…


「じゃあ♪楠は同じ意味のショウ

紅葉モミジはそのまま

白樫はシロ

サクラもそのまま

柿は英語でパーシモンだからシモン♡言って来るね」


「私達に名前をくれるの!?ありがとう♡キョウイチロウお兄ちゃん♪」


「大した事じゃないよ、そのままだし」


音声ガイダンス

「キョウイチロウが五人の世界樹の精霊の加護を受けました」


「セバス!どうだ!?」


「位置を確認!確定!音声ガイダンス様の居る方角はジーパングォ方面!」


「良し!ジーパングォに向かう道中だったら、会えたら会おう♪」


「距離的に…目測致しますと…

ジーパングォ国内かと」


「へぇ…特定出来れば会えそう?」


「何とも…」


「殿様に聞いてみようか?」


「我らにしか聞こえない音声ガイダンス様をご存知でしょうか?」


「駄目元で良いじゃん!」


「主人殿の御心のままに」


(。-ω-)zzz……


「じゃあ一日遅れ…

高速移動で出発します!ジーパングォに到着次第、高天原たかまがはら入り口経由で迎えに来るから」


「はい♡」


「アイナイナ義母さんアグラディオ義父さん!初めての高速長距離移動だけど大丈夫?」


「問題無いですわ!」

「任せろ!」


「じゃあ行くよ!皆んな!」


「御意!」「かしこまりました!」


レ(゜∀゜;)ヘ三ダッシュ



「あのぉキョウイチロウ様?今更たんですけど…」 

「(-ω- ?)んっ?」


「今の状態のわたくしはアクセラレーターとブーストで加速と再加速を施して走ってますわよね?」


「(-ω- ?)んっ?だから?」


「キョウイチロウ様は、縮地と神越えで同じ速度で走ってらっしゃいますが…」


「あぁ…

そうだね…」


「違いはあるのでしょうか?」


「無い!」


「無いんですか!?」


「じゃあ逆にセイラに聞くよ」


「はい」


「セイラが加速!再加速!って唱えて走ったら?」


「多分…同じ速度かと」


「だから縮地もアクセラレーターも加速も一緒♪

本人の唱えたい言葉でOK♪」


「ファイアーボールと火炎球の威力の違いは?」


「多分…ありません」


「それと一緒!」


「はぁ…釈然としませんが…」


「ヒールも回復も

エアリアルも旋風つむじかぜ

エアカッターもカマイタチも全部威力は同じ

だから唱え易い詠唱で発動させれば良いと思う

難しく考えなくても良いんじゃない?」


「そうなんですけど!漢字の発音が少し苦手で」


「アクセラレーターじゃ駄目なの?長年使って来た詠唱で良いじゃん」


「出来れば…キョウイチロウ様と同じが良い…

ジーパングォに行けば多少上達するでしょうか?」


「…」


「キョウイチロウ様!何か仰ってください!」


「セイラ…その辺にしてやれ」


「ルドウィンさま?」


「耳まで真っ赤にして照れる主人をこれ以上見てはおれん…」


「マ!?マジですの!?照れてますの!?キョウイチロウ様が!?」


「セイラ…あまりしつこいと嫌われるぞ…」


「は…ぃ…」




「到着ぅ♪皆んなお疲れ様♪

取り敢えず港まで来たけど…船での移動は…

アイツら来そうだよね?」


「間違いなく!聞けば前日から目撃情報が増えているとの事…」


「海賊船か…出来れば会いたく無いな…」


「魔王軍の十軍死霊魔法師団の海洋部門キャプテン・ウェイ死霊海賊団ですな

十三軍の海王騎士団において最上位種族は、海中、空中を自在に闊歩する危険極まりない奴らでして」


「軍団長は?」


「ジャイアントホエールのモビーです!」


「鯨って大きいイメージだけどジャイアントホエールって種族は?」


「大型船が小舟かと思われる程にデカいです…」


「海洋ルートなんて無理じゃん!」


「そこは我らに任せよ!!」


「宝船!?武甕槌たけみかずちさま!?」


「我ら七福神がお連れいたす!」


「海賊船とか巨大鯨とか出るみたいだけど?」


「コイツらの事か?」


「なっ!?キャプテン・ウェイか!?」


「おぉ!ルドウィンの旦那ぁ久しいな!」


「何故お主が此処に!?」


「何だルドウィンの知り合いか?

一度航路の確認に出航したらウザ絡みして来たから浄化してやったわ

( ゜□゜)アハハ/\/\/\」


「いゃぁ…俺たちも年貢の納め時かと思ったゼ

しかも地獄じゃなくて天界に召されてなぁ

高天原っつー、所に送られたんだが、文化圏の違い?ってやつ?慣れなくてなぁ

住めば都だとは思うゼ!飯は美味えし日本酒も美味え♪

だけど俺達は海の男だ潮風が恋しくて嘆願して海の守り手にして貰ったって寸法よ!」


「しかしモビーの部下たちが黙ってはいまい?」


「あぁアイツらか?来たゼ」


「来たって!?大丈夫だったのか?」


「あぁイカの野郎とシーサーペントの奴等が来やがったから!

とっ捕まえて食ってやったよ」


「はぁ!?イカの野郎ってクラーケンはお前の船よりデカいだろ!?」


「あぁ!絡まって船を沈め様としやがったから、海から引きずり出してやったよ!」


「どうやって!?」


「我ら死霊魔法海賊団の船は海上限定だが飛べるからな!

上空でこんがりと焼いてやった!

味付けにコレを使ってみろって七福神様に言われて醤油っつー、調味料をぶっかけたら美味えの何のって♪

シーサーペントも七福神様から頂いた調味料で蒲焼きにして食った!最高だったゼ♪

今回の出航でもう一匹出て来ねぇかなぁって思ってるくらいだ!

海の安全は任せとけ!無事にジーパングォまで届けてやんよ!」


「おお♪キャプテン・ウェイ頼もし過ぎるぞお前!」


「よせやい!魔王軍の参謀一席にそんなに褒められた日にゃぁ!ケツの穴がむず痒くなっちまって落ち着かねぇや!」


「キャプテン!又、蒲焼きが食えるんですかぃ?」

( ̄¬ ̄)ジュルリ…


「五月蝿え黙ってろ!ルドウィン殿が喋ってるだろ!」


「アイアイサー!」


「喧しくてすまねぇ!ルドウィン!」


「今はキョウイチロウ殿の従者故、魔王軍とは敵対関係にあるので魔王軍参謀の肩書きはもう無い!」


「そうかいそうかい、分かったゼ

んで?そのお方がキョウイチロウ殿ですかぃ?」


「そうだ!こちらのお方が我が主人キョウイチロウ殿だ」


「桁違いの魔力持ちだな?

ビンビンとヤベェオーラが出てるゼ」


「ほほぅキャプテン・ウェイよ分かるか?

普通であれば子供と馬鹿にして返り討ちにされるパターンがテンプレなんだが」


「よせやい!こんなお方に挑んだら船がいつくあっても足らねえ!」


「流石の危機管理能力だな」


「おぅ!ヤベェ奴からは逃げる!海賊の鉄則だ!」


何だか毎回の様に魔王軍の襲撃を受け続けていたキョウイチロウ達だったが…

今回は神話の神々達のお陰で無事に目的地に到着出来そうです

ここまでお読み頂きありがとうございます!


この小説を読んで、「面白い」「続きが気になる」と少しでも感じましたら、

ブクマと↓の☆☆☆☆☆から評価頂けましたら幸いです (*゜▽゜)ノ


読者様の応援が作者の何よりのやる気に繋がりますので、是非とも!

よろしくお願いいたします!

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