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~異世界転移~ 彼女のカラダを取り戻す(何故か異世界でヒーローやってます)  作者: グリンピースの豆ごはん
第6章 悪魔時空
188/204

187話 ニューゴライジャーストーム

カクヨムにても同時掲載しています


https://kakuyomu.jp/works/16817139558796768457





-----(第三者視点)------☆





「プラズマビュート!」


\グァァァッ!/


サンライジャー(チャック)は、変身後ブランチ装備した武器で、


目の前に迫る※1ヘカトンレッサーデーモンバロンをプラズマ


の鞭で切り裂く。


が、


すぐさま、そこに※2ヘカトンレッサーデーモンブネが現れる。


「っく!」


「グラビティーハンマー!」


\ドス!/


※3ヘカトンレッサーデーモンモラクスに変身後ブランチ装備した


重力制御ハンマーで、※3ヘカトンレッサーデーモンモラクス


の脳天に一撃を喰らわせるグランライジャー(ハンス)だったが、


※3ヘカトンレッサーデーモンモラクスは、グランライジャー


(ハンス)の一撃にふらつきはしたものの、すぐさま身構える。


「あれ!?ききもうさんか」


それを見て驚くグランライジャー(ハンス)。


「マッハ剣!」


\シュパン/、\シュパン/、\シュパン/


高速移動で持っているブラズマソードで※4ヘカトンレッサ


ーデーモンヒュドラの9つの首を切り刻むマッハライジャー


(ヴィスタ)。


「シュート!」


”ピー”====


”ピー”====


そして、そのマッハライジャー(ヴィスタ)が切り刻んだ


首をファーザー銃の光線で丁寧に焼き尽くすフリーズライジ


ャー(ダニエル)。


「ふう~、ここまですれば、復活はしまい」


とフリーズライジャー(ダニエル)が一息入れようとした時


だった。


マッハライジャー(ヴィスタ)とフリーズライジャー(ダニエル)


の前に※5ヘカトンレッサーデーモンラドンが現れた。


「何っ!」


「嘘だろう~、こいつ首が100もあるじゃないか!」


現れた※5ヘカトンレッサーデーモンラドンを見て2人は


叫んだ。


 圧倒的な物量の魔物達に、次第に押されだすチーム『ゴライ


ジャー』の5人達。


そんなチーム『ゴライジャー』達に魔物の中心にいる※6


バルカンは言う。


「ハッハハ、いかに、転生者と言えど、この魔物の圧倒的な


数にはかなうまい」


と勝ち誇ったように言う。


その言葉に『ゴライジャー』達は、


「っく……」×5


と悔しがるが……。


その直後、意を決したようにサンライジャー(チャック)が、


ラブライジャー(エレノア)に声を掛ける。


「ラブあれを使うぞ」


その言葉にラブライジャー(エレノア)は頷き軽く


「OK、サンw」


と答えるのだった。













 一方、庭園では……。


「っくっそ!うおぉー!!!!」


ヘカトンデーモンエントの枝や根につかまり、超人マッスル


(バル)は身動きが出来ず、雄たけびを上げながらなんとか


力ずくで拘束を解こうとしていたが、超人マッスル(バル)


の怪力をもってしてもヘカトンデーモンエントの拘束が解け


ないでいた。


その時である。


\シュパン/、\シュパン/、\シュパン/


 光速サンンダーマン(エル)が光速移動しながら、手に持っ


ていたプラズマソードで、超人マッスル(バル)を拘束してい


るヘカトンデーモンエントの枝や根を切り裂き、超人マッスル


(バル)の拘束を解いた。


拘束を解かれた超人マッスル(バル)はすぐさま、ヘカトン


デーモンエントから距離を取り、


「すまん」


と自身の隣にやって来た光速サンンダーマン(エル)に礼を言う。


その礼に対し、光速サンンダーマン(エル)はにっこり笑って、


「なぁ~に、礼には及ばないさ」


と軽く答え、すぐさま光速サンンダーマン(エル)は、ヘカト


ンデーモンエント達の群れの中に光速で突っ込んで行くのだった。


その場に残った超人マッスル(バル)は考える。


(この俺では、奴等に近づけん……何とか遠距離から攻撃する


方法はない物か……)


と考えていると、側にある石像が目に入った。


(これならw)


何を思いついたのか、


\フンッ/


\バキーン/、\ボッキーン/、


\\ドカーン//


\バラバラバラ/


庭園に飾られている石像達を次々に粉々に砕く。


そして、粉々に砕いた石像の破片を手に取ると、それを次々に


ヘカトンデーモンエント目掛け投げつけた。


\フンッ/


〇ビユーン======


〇ビユーン======


〇ビユーン======


超人マッスル(バル)が投げた石像の破片は、まるでミサイルが


飛んで行くかのような高速で飛んで行き、


\\ドカーン//、\\ドカーン//、\\ドカーン//


超人マッスル(バル)が投げた石像の破片を受けたヘカトンデー


モンエントをの体(幹)は大爆発と共に爆発四散するのだった。


\ポイ/、\ポイ/、\ポイ/、\ポイ/、\ポイ/


 25体のヘカトンデーモンアップルツリーマンが、一斉に


サイキックレディー(メル)目掛け、自身の枝になるリンゴの


実を投げつけるが……。


「サイキックリバース」


サイキックレディー(メル)はそれを念動力で跳ね返す。


\\ドカーン//、\\ドカーン//、\\ドカーン//


跳ね返されたリンゴの実は、ヘカトンデーモンアップルツ


リーマンのもとに帰り、爆発……と同時にヘカトンデーモ


ンアップルツリーマンになっていたリンゴの実に誘爆し、


25体のヘカトンデーモンアップルツリーマン達は爆散する。


とその時だった。


胸に付けたバッチに通信が入った。


『テンソウシマス』


その言葉にサイキックレディー(メル)は、


「なに、何で転送する……」


と口にした途端虹の泡となって転送された。


同様に超人マッスル(バル)や光速サンンダーマン(エル)


も戦闘中にもかかわらず転送されて行った。













「スパオ」×3


デビライザー3のザマタン(エディー)、イマタン(ジェシー)、


ガマタン(チャド)の3人はレイピアの切っ先を合わせて悪魔核


破壊波動を放つと、ヘカトンデーモンガルーダから悪魔の憑依が


解け、悪魔の支配から解放されたガルーダ達は混乱していた。


そこへ、


「デーモンディスチャージ!」


デーモンレディー(マヤ)が必殺の高圧電流を放つ。


全てのガルーダが黒焦げになり、地上に落ちて行くのだった。


「えぇ~い、こうなれば私が」


と言いながら※7メドロンが姿を現すと同時に、


「ボティス!」と叫ぶと、※7メドロンの体を黒い煙が包み


 次の瞬間、黒い煙が徐々に巨大化し、現れた姿は……。


身長40mの緑と紫の模様のいかにも毒々しい『ポイズンドラゴン』


の姿だった。


 しかし、その時デビライザー3のザマタン(エディー)、イマタン


(ジェシー)、ガマタン(チャド)の3人姿が虹の泡になって消える。


「えっ、なに、こいつを私一人で相手しろと言うの」


突然の出来事に混乱するデーモンレディー(マヤ)。


そんなデーモンレディー(マヤ)に通信が入る。


『ニンゲンノ オオキサニ、ナッテクダサイ』


それを聞いたデーモンレディー(マヤ)はますます混乱する。


「えっ、人間の大きさにって……なによ」


 しかし、


『テンソウデキマセン』


の言葉を聞いて”ピン”ときたようで、デーモンレディー(マヤ)


は身長30mの姿から身長2mの姿に縮んだ。


すると何を勘違いしたのか、ポイズンドラゴン(メドロン)は、


「ほう、魔力切れねw」


とほくそ笑むのだったが、その瞬間、デーモンレディー(マヤ)


の体が虹色の泡となって消えた。


「な。何が起こったのよ!」


消えたデーモンレディー(マヤ)を見てポイズンドラゴン(メドロン)


は困惑するのだった。













「全員避難したわよサン」


とラブライジャー(エレノア)がサンライジャー(チャック)に


報告すると、それに頷いたサンライジャー(チャック)が


メンバー全員に向け言う。


「ニューゴライジャーストームだ!」


「おう」×4


サンライジャー(チャック)の言葉に他のメンバーがそう答えると、


ラブライジャー(エレノア)がクルリとその場で回ると、バスケット


ボールぐらいのボールを手にしていた。


「グランライジャー」


と叫ぶと同時にグランライジャー(ハンス)に速攻でパスをする。


以下、グランライジャー(ハンス)からマッハライジャー(ヴィスタ)


にパスが回り、フリーズライジャー(ダニエル)まで回ったところで、


フリーズライジャー(ダニエル)がサンライジャー(チャック)に


言う。


「エンドシュートだ」


そう言いながらフリーズライジャー(ダニエル)がサンライジャー


(チャック)にボールを手渡すと、受け取ったサンライジャー(チャック)


は、思いっきりジャンプし、魔物達の中心にいる※6バルカン目掛て


「エンドシュート!!」


と叫ぶながらボールを投げつけた。


と同時にゴライジャー達5人は虹の泡となって消えて行った。


「何だ!!……」


と※6バルカンが目を向き言った時だった。


ボールの中にある中間膜が破れ、反物質と物質による対消滅反応が起きた。


\\☆ピッカー☆//


眩い光に包まれる※6バルカンと魔物達。


と次の瞬間大爆発が起こる。


\\\ボッカーン///


宮殿事……いや庭園もすべてを飲み込むキノコ雲。


庭園に居た魔物達も、上空に居たポイズンドラゴン(メドロン)もすべてを


飲み込み瞬時に消滅して行くのだった。














ゴライジャー達5人を乗せたバリバリンとチーム『アメヒロ』とチーム


『デビライザー』の乗ったシャトルは宮殿や庭園のある場所からかなり


離れた場所を飛行していた。


\\\ボッカーン///


と大爆発を起こしたキノコ雲を背に飛んでいる時だった。


急に真暗な空や、地上が姿を消したかと思うと、上空は青空に代わり。


眼下には森が見えるそして、遠くに『悪魔城』と、『クリスタルフェニックス』


が浮かんでいるのが見えた。


それを見たサンライジャー(チャック)は、


「どうやら倒せたようだな」


と安堵の表情を浮かべ呟くのだった。






============================


※1ヘカトンレッサーデーモンバロン  上顎に2本の牙を持つ

                   獅子顔の魔獣にレッサー

デーモン100体が憑依

したもの




※2ヘカトンレッサーデーモンブネ   犬、人間、グリホンの

                   3つの頭を持つ魔物に

                   レッサーデーモン100

                   体が憑依したもの


※3ヘカトンレッサーデーモンモラクス 人面の牛にレッサーデー

                   モン100体が憑依したも

                   の


※6バルカン             青いザリガニに人間の足の男


※7メドロン             頭が蛸腕がイソギンチャクで、

                   体色は黄色の女




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