185話 「ここは……グロルの森!?なのか?」
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-----(第三者視点)------☆
「とう!」
\ドゴッ/、\ボスッ/、\ドスッ/
『ヘカトンデーモンニュームビートル』達と4人の
『仮面ソルジャー』達は、肉弾戦を繰り広げていた。
本来悪魔が憑依している『ヘカトンデーモンニューム
ビートル』達は魔法で攻撃もできるのだが、魔法攻撃を
するには相手の魔法攻撃を無効化する悪魔闘気を解除しな
ければららず、『仮面ソルジャー』達の魔法攻撃を警戒し
ての事なのだが……。
しかし、それは『ヘカトンデーモンニュームビートル』
達の勘違い。
『仮面ソルジャー』達は、肉弾戦を得意とするキャラで、
確かに必殺技に電撃、炎、冷気、などの攻撃が含まれるも
のの、基本は肉弾戦が得意なのだ。
そのおかげで、『仮面ソルジャー』達は『ヘカトンデーモ
ンニュームビートル』達と互角以上に戦え、しかも時折、
シャトルからのファイザー砲の援護により、『ヘカトンデ
ーモンニュームビートル』達の数をかなり減らせてきている。
\\\ドカーン///
強い閃光と爆炎が真っ暗な空に輝く。
「んっ、何だあれは?」
と言いながら『ヘカトンデーモンニュームビートル』を
\ドゴッ/
と殴りつけ、振り向きながら呟くと。
\ボスッ/、\ボスッ/、\ボスッ/
と連打で『ヘカトンデーモンニュームビートル』を殴りつ
けながら、仮面ソルジャーレッド(呉)がその呟きに、
「んっー、あれじゃないか、柱達の必殺技じゃ
ないのか?」
と答えると、
「とう!ソルジャーキーック!」
\ドカーン/
と自身の必殺の蹴り技を決め、地面に立つ仮面ソルジャ
ーブラック(楊)が仮面ソルジャーレッド(呉)達の方に
振り向き、
「にしては、威力が大きすぎるぞ」
と言い返すと、それを聞いた仮面ソルジャーバイオレット
(黄)が、一瞬顔を引きつらせながら、
「まさか、柱達が倒されたのか!」
と大声で聞くが、それに対して仮面ソルジャーブラック(楊)
が冷静な態度で言う。
「だったら、こいつらの親玉のベビルデーモン達が、こっちに
現れているさ」
と言い返すと、仮面ソルジャーバイオレット(黄)はあっさり
表情を緩ませ、
「それもそうだな」
と言いながら、自身の前に居る『ヘカトンデーモンニューム
ビートル』を\ドゴッ/と殴りつけ言うのだった。
◇
『クリスタルフェニックス』の操縦席で、ニム博士(クリスタ
ルマン)が考えていた。
そんなニム博士にガレン(クリスタルマンエ
メラルド)が声を掛ける。
「兄さん、あれを使いましょう」
そう言うガレン(クリスタルマンエメラルド)の言葉にニム博士
(クリスタルマン)は、
「あれとは?……」
と聞き返すとガレン(クリスタルマンエメラルド)は、
「※量子魚雷ですよ」
と答えたが、それを聞いたニム博士は、
「いかん、それはだめだ!」
と強く否定する。
そんなニム博士にガレン(クリスタルマ
ンエメラルド)は、”どうして”と疑問を浮かべ言う。
「どうしてですか、あれなら奴等も防げませんし、同時に
漆黒色の3首のドラゴン(メフィレス)と赤と紫の2首の
ドラゴン(コース)両方をいっぺんに倒せるはずじゃ……」
その言葉に割って入るようにニム博士
は言う。
「確かにガレンの言う通りだ……だが!」
「だが!?」
言葉を止めたニム博士にガレン(クリス
タルマンエメラルド)は食い込むように聞く。
すると言葉を一拍置いてから言う。
「この『クリスタルフェニックス』に積んでいる量子魚雷は、
あの宇宙船ジェイナス号の魚雷に比べ威力は落ちる……と言
っても、爆発させれば2体のドラゴンは消滅するだろう」
「だがな」
とまたもや1拍おいてから、
「それだけでは済まないだろう、爆発すれば外に居るクリスタ
ルマンルビー(カラン)やこの『クリスタルフェニックス』を
巻き込むだけでなく、地上で戦っているチーム『仮面ソルジャ
ー』達も巻き込む。それでは敵を倒せても我等も全滅する
やもしれん」
と言うと、すぐさまガレン(クリスタルマンエメラルド)は、
「では、どうすれば……」
と呟くと、ニム博士は少し考えてから、
「ボギ133、この『クリスタルフェニックス』に次元移
動魚雷はあと何発残っている」
と聞いた。
すると、アンドロイドのボギ133は、
「ハイ、ザンダンハ アト 2ハツデス」
と答えるとその言葉を聞いたニム博士は、
”うん”と頷くと、改めてボギ133に命令する。
「よし、なら、その2発を2体のドラゴンの心臓に叩き込む」
と告げ、さらに
「ボギ133、直ちにあの2体のドラゴンの心臓の位置を
スキャンしろ!」
と命令する。
その言葉を聞いたガレン(クリスタルマンエメラルド)は、
”なるほど”って顔で右こぶしで左掌を”ポン”と叩き
頷くのであった。
◇
「トアー」
”ビシューン”======
クリスタルマンルビー(カラン)は、必殺のルビニューム光線を、
漆黒色の3首のドラゴン(メフィレス)に放つが、漆黒色の3首
のドラゴン(メフィレス)は、悪魔闘気を全開にして、その光線
を無効化する。
が、その漆黒色の3首のドラゴン(メフィレス)の後ろから
漆黒色の3首のドラゴン(メフィレス)の首元を回転する手斧
が襲う。
((((くるくるくる))))
\ガッキーン/
しかし、漆黒色の3首のドラゴン(メフィレス)は、すぐさま
障壁を張りそれをはじき返すと、
「小癪な真似を!」
とクリスタルマンルビー(カラン)を睨む。
するとその横に居た赤と紫の2首のドラゴン(コース)の
紫の首がクリスタルマンルビー(カラン)の方に向き、
今まさに電撃を口から吐こうとするが、その時、
((((くるくるくる))))
と手斧が横から迫って来た。
それを見た赤と紫の2首のドラゴン(コース)は咄嗟に
その自身に迫る手斧に向け電撃を放ち、
\\☆ビリビイビリ☆//
\ドカーン/
その手斧を破壊した。
それを見たクリスタルマンルビー(カラン)は、”ニヤリ”
と笑い。
「やるなー」
と呟く。
その時であった。
『クリスタルフェニックス』から、
\ボシュッ/、\ボシュッ/
とミサイルのようなものが放たれる。
それを見た赤と紫の2首のドラゴン(コース)は、
「あまいわ」
と言い捨て、赤い首から炎を、紫の首から電撃を飛んでくる
ミサイルのようなものに向け放つ。
\\~ボー~//
\\☆ビリビイビリ☆//
が、
しかし、『クリスタルフェニックス』から放たれた2つの
ミサイルは、”スー”っと姿を消す。
それを見て、
「な・なにぃ~!!」×2
と驚く赤と紫の2首のドラゴン(コース)と漆黒色の3首のドラゴン
(メフィレス)。
そして、次の瞬間。
「うっ……」
「うっ……何だこれは!」
胸の中に異物があることに気が付き言葉を発するが……。
\\\ボカーン///、\\\ボカーン///
驚く赤と紫の2首のドラゴン(コース)と漆黒色の3首のドラゴン
(メフィレス)の胸の中で次元移動魚雷が爆発すると、赤と紫の2
首のドラゴン(コース)と漆黒色の3首のドラゴンの体は粉々に
砕け散るのだった。
◇
「とう!」
\ドゴッ/、\ボスッ/、\ドスッ/
『ヘカトンデーモンニュームビートル』達と4人の
『仮面ソルジャー』達は、今だ肉弾戦を繰り広げていた時だった。
\バタッ/、\ドサッ/、\ドスッ/
と急に『ヘカトンデーモンニュームビートル』は意識を失いその場
に倒れだした。
「何!?」
「何だ!?」
「どうしたんだ!?」
「何が起こった!?」
その状況に仮面ソルジャーバイオレット(黄)、仮面ソルジャーレッド
(呉)、仮面ソルジャーホワイト(周)、仮面ソルジャーブラック(楊)
は驚き声をあげるが、次の瞬間!
4人の『仮面ソルジャー』達の立っていた氷の地面が消え、
「うわぁぁぁ~!!!!」×4
4人は真っ逆さまに落ちて行く。
\\ドスン//
次の瞬間、『仮面ソルジャー』達は森の中の地面に体を叩きつけられた。
しばらく時間が立って、ようやく
「うぅっ…」
4人の内仮面ソルジャーブラック(楊)が気が付き、
\ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ/
と咳をしながら立ち上がりあたりをキョロキョロ見回すと、そこは森の中。
「ここはいったい……」
散々あたりを見回した後、”ふと”頭上を見上げると、そこには
『クリスタルフェニックス』とクリスタルマンルビー(カラン)が
自分達の頭上に浮かんでいた。
「いったいこれは……」
そしてもう一つ気が付く。
少し離れた上空に山羊の頭蓋骨ような形の城が浮かんでいた。
そう『デビルキャッスル』であった。
それを見た仮面ソルジャーブラック(楊)が呟く。
「ここは……グロルの森!?なのか?」
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※量子魚雷 物質反物質の対消滅エネルギーで攻撃する武器




