179話 モグラたたきかよ
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------(テンタ視点)------☆
月面の大きなクレーターに強制着陸させられてしまった。
「再浮上はできないのか?ボギ110」
とトム(バルジャン)さんが、バビオンのナビゲーターのアンドロイド
に聞く。
「ハイ ナニカノ ツヨイチカラデ、フジョウデキマセン」
とトム(バルジャン)さんは、仕方ないって言う顔で、
メンバー全員に声を掛ける。
「全員、戦闘態勢を取れ!」
「はい」×6
そして、
「銀着!」
「紫着!」
「黄着!」
「ガンボー」
「赤着!」
バルジャン(トム)さんやガンボー(ガイゼル)さん転生者は、
変身し、俺やシェリーさん達はコンバットスーツを
装着する。
その時、アンドロイドのボギ110が言う。
「テキガ アラワレマシタ」
その言葉に、俺達全員がバビオンのメインモニターの前に集まると、
「ボギ110 スキャンしろ」
バルジャン(トム)さんはアンドロイドに命令する。
「ハイ」
命令されたボギ110はすぐさま現れた敵をスキャンする。
「デマシタ」
\ピッ/
【ヘカトンデーモンボティス】
HP 3000+1800
MP 600+600
運動性 400+100
攻撃力 2000+1400
防御力 1800+8000
命中 87+5
回避 89+5
身長5m 体重2.5t ×30体
口から火炎を吐く
大鎌
他魔法各種
※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値
【ヘカトンデーモンザガン】
HP 3500+1800
MP 650+600
運動性 500+100
攻撃力 2200+1400
防御力 2000+8000
命中 87+5
回避 89+5
身長6m 体重3t ×30体
角から稲妻攻撃
槍
他魔法各種
※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値
【ヘカトンデーモンジャイアントジャベリン】
HP 3500+1800
MP 650+600
運動性 500+100
攻撃力 2200+1400
防御力 2000+8000
命中 87+5
回避 89+5
身長8m 体重4t ×40体
目から催眠光線
シャベル攻撃
他魔法各種
※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値
スキャンを見て俺は思った。
『ヘカトンデーモンボティス』ってのは、上半身が赤鬼
で下半身がガラガラヘビ!?って感じで、『ヘカトンデー
モンザガン』は、顔が雄牛で体は人間だけど全身羊のモコモコ
の毛に覆われてるって感じで……後の『ヘカトンデーモン
ジャイアントジャベリン』は要はデカイモグラって感じかな
スキャンのデーターを見てバルジャン(トム)さんは、俺達に
言う。
「まずは、俺、ガイゼル(ガンボー)、ミリー、アナで迎え撃つぞ!」
「おう!」
「はい」
「あいよ」
バルジャン(トム)さんの言葉にそう返事を返し大きくうなずく
ガンボー(ガイゼル)さん、ミリーさん、アナさんだが、
「ちょっ、パパ、私達わぁ~」
とそれにタミーさんが異議を唱える。
その言葉に、バルジャン(トム)さんは、
「一先ず待機だ」
と答えると今度は姉のシェリーさんが、
「えっ、待機って……私達も十分戦えるわよパパ」
とタミーさん同様不服を言うが、
「いやいや、そう言う訳じゃないよシェリー、タミー」
と食い気味にバルジャン(トム)さんに迫るシェリーさん
とタミーさんにガンボー(ガイゼル)さんが、バルジャン(トム)さん
に代わり言う。
「まだ、あいつらを操るベビルデーモンが姿を現していないし、その上
のアークデーモンだって姿を現していない、そして何よりダリウスと
対決するのは……テンタだ」
と言って俺の方を見て、話を続ける。
「そして、それを助けられるのはシェリーとタミーと言う訳だ」
その言葉を聞いて、
「いひ~んw」
と言いながら満面の笑みを受けべるタミーさんに、
「まぁ、私達は言わばしんがりって訳ねw」
と胸を張り言うシェリーさん。
「そうだ、それにおそらくだが、柱ほどではないに
せよ俺とトムの変身もこの空間では早く解けてしまう
可能性もある」
とそんなタミーさんとシェリーさんにガンボー(ガイゼル)さんが、
付け加えて言うと、バルジャン(トム)さんも”うんうん”と頷き
ながら、
「できるだけ俺達で雑魚の数は減らしておくが、万が一、変身
が解けてしまったら、頼むぞシェリー、タミー」
と言い、
「行くぞ!」
とガンボー(ガイゼル)さんやミリー(トム妻)さんやアナ(ガイゼル妻)
さんに声を掛けると
「おう」
「はい」
「あいよ」
とそれぞれ、ガンボー(ガイゼル)さんやミリー(トム妻)さんやアナ
(ガイゼル妻)さん達は、バルジャン(トム)さんそう返事を返し、
皆そろってバビオン出て行くのだが、出て行く途中でミリー(トム妻)
さんが、バビオンの操縦席の端に”チョコン”と座る犬に向かって、
「禍龍も頼みますよw」
と声を掛けると、声を掛けられた犬は、ミリー(トム妻)さん
に向かって、
\ワン/
と一吠えするのだった。
◇
バビオンの外に出た、バルジャン(トム)さん。
そのいで立ちは、背中に妖刀魂吸刃改め『ソウルスレイヤー』を
背中に背負い、コンバットスーツの腰の部分にガンベルトを巻き、
右のホルスターにはファイザーガンを、左のホルダーにはプラズ
マソードを装着させている。
「バーバリアン~!」
と叫び自身の能力で銀色のエアーバイクを出すと、それに跨り、暗い空に
浮かぶ30体の『ヘカトンデーモンザガン』のもとへ飛んで行くのだった。
一方、バビオンの前方右手の方では、アナ(ガイゼル妻)さんが、巨大な
ハルバートを構え、その後ろには、魔法の杖を構えたミリー(トム妻)さん
が、迫って来る『ヘカトンデーモンボティス』を睨みつけていた。
シュル~シュル~シュル~~~~
『ヘカトンデーモンボティス』の集団から3体の『ヘカトンデーモンボティス』
が抜け出し、大鎌を振り上げアナ(ガイゼル妻)さん目掛けて突っ込んで来るが、
「よっこらせ~!」
と声を出しながら、アナ(ガイゼル妻)さんは迫りくる『ヘカトンデーモンボティス』
頭上高くジャンプしたかと思ったら、持っていた巨大なハルバートを振り下ろす。
\グギャー/
見事、『ヘカトンデーモンボティス』を頭から真っ二つに割るアナ(ガイゼル妻)さん
だったが、動きを止めたアナ(ガイゼル妻)さんに残りの2体の『ヘカトンデーモン
ボティス』の内1体が口から火炎を吐く。
\ボーー/
ピンチのアナ(ガイゼル妻)さんだが、その時アナ(ガイゼル妻)さんの後方に控え
ていたミリー(トム妻)さんが、魔法でアナ(ガイゼル妻)さんの前に障壁を作り、
『ヘカトンデーモンボティス』の吐く炎を防ぐ。
それを見たアナ(ガイゼル妻)さんは、その場から高くジャンプし、俺が使っていた
物と同じ悪魔核を破壊する波動が出る☆型手裏剣をその2体の『ヘカトンデーモン
ボティス』額に投げつける。
シュッ彡、シュッ彡
\ズボッ/、\ズボッ/
\グァッ/、\グァッ/
『ヘカトンデーモンボティス』に憑依したヘカトンレッサーデーモン達が苦しみだす。
それを見たミリー(トム妻)さんが、すかさず魔法の杖を突き出し、
「空と大地を渡りしものよ 優しき流れたゆとう水よ 我が手に集いて力となれ
アイシクルショット!」
と呪文を唱えると、空中に無数の氷柱が出現すると、その氷柱は、苦しむ『ヘカトン
デーモンボティス』向かって飛んで行き、
\ブスッ/、\ブスッ/、\ブスッ/
と2体の『ヘカトンデーモンボティス』の体中を穴だらけにする。
\アガッ/
2体の『ヘカトンデーモンボティス』はその場に倒れ込んだ。
「やりーw」
「やったべw」
子供の用に喜ぶミリー(トム妻)さんとアナ(ガイゼル妻)さんだった。
◇
その頃、バビオンの前方左手の方では、ガンボー(ガイゼル)さんが、
自身の能力で出した武器ではなく、自身の持っている小槌から、ガンボー
(ガイゼル)さん自ら製作した武器を次々だしその場に並べ、自身の
造った穴から顔を出したり、引っ込めたりしてガンボー(ガイゼル)さん
を挑発する『ヘカトンデーモンジャイアントジャベリン』の1体に向け、
バズーカ砲を構えた。
「おちょくり寄って」
\バスン/
ガンボー(ガイゼル)さんは構えたバズーカ砲を放つ……が、
バズーカの弾頭が『ヘカトンデーモンジャイアントジャベリン』に当たる寸前、
『ヘカトンデーモンジャイアントジャベリン』は頭を穴の中にひっこめ、
それを回避する。
\\ドカーン//
バズーカの弾が爆発すると、ひっこめた頭を再び出す、『ヘカトンデーモン
ジャイアントジャベリン』。
「っくそ!」
ガンボー(ガイゼル)さんはそう言い放ちバズーカを手放すと、すぐさま
60mm機関砲を手に取り、
\ボッ/、\ボッ/、\ボッ/
と放つが、それをいとも簡単に穴に隠れ回避する『ヘカトンデーモンジャイ
アントジャベリン』。
それを見てガンボー(ガイゼル)さんは、
「てめーは、モグラたたきか!」
と愚痴をこぼすが、それならと手持ちの手りゅう弾を次々に『ヘカトンデーモン
ジャイアントジャベリン』が隠れる穴に次々に放り込む。
( 。・・)/⌒□ポイ、□ポイ、□ポイ
\\ドカーン//、\\ドカーン//、\\ドカーン//
『ヘカトンデーモンジャイアントジャベリン』が隠れる穴で次々に爆発が起こり、
慌てて穴から飛び出て来た3体の『ヘカトンデーモンジャイアントジャベリン』
に、ガンボー(ガイゼル)さんが構えた60mm機関砲が火を噴く。
\ボッ/、\ボッ/、\ボッ/
\ズコン/、\ズコン/、\ズコン/
見事ガンボー(ガイゼル)さんは3体の『ヘカトンデーモンジャイアントジャ
ベリン』額を撃ち抜き、
「ざまあ」
と一言漏らすガンボー(ガイゼル)さんだった。
◇
一方、そのころ空中では、バルジャン(トム)さんと『ヘカトンデーモンザガン』
が戦っていた。
30体の『ヘカトンデーモンザガン』は、自分達に向かってくる、バルジャン(トム)
さん目掛け、持っていたジャベリンを一斉に投げつける。
シュッ====、シュッ====、シュッ====、
それを見事に回避しながら、さらに『ヘカトンデーモンザガン』に近づくバルジャン
(トム)さんは、『ヘカトンデーモンザガン』の1体とすれ違いざまに、背中の
『ソウルスレイヤー』を抜き、『ヘカトンデーモンザガン』の胴体に斬りつけるが、
”スル”~
『ヘカトンデーモンザガン』の全身を覆う羊の毛に阻まれ、『ソウルスレイヤー』の
刃が滑り斬りつけられない。
「なっに!」
しかし、バルジャン(トム)さんは『ソウルスレイヤー』を鞘に納め、すぐさま
乗っていたバーバリアンの向きを反転させると、腰のファイザー銃を抜き、
「シルバーバスター!」
と叫びながら放つ。
”ビシューン”=====
\グァ~/
見事、『ヘカトンデーモンザガン』を撃ち抜き絶命させる。
それもつかの間、すぐさま、他の『ヘカトンデーモンザガン』に目を向けた
バルジャン(トム)さんは、ファイザー銃をしまい、代わりに腰の左のフォル
ダーから、プラズマソードを左手に取り、それを右手に持ち替え、プラズマの
刃を出す。
\プッシュー/
と『ヘカトンデーモンザガン』の群れの中に飛び込み、次々と『ヘカトンデー
モンザガン』を切り捨てて行くのだった。
(サスガ~)




