表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~異世界転移~ 彼女のカラダを取り戻す(何故か異世界でヒーローやってます)  作者: グリンピースの豆ごはん
第6章 悪魔時空
178/204

177話 決戦その2

カクヨムにても同時掲載しています


https://kakuyomu.jp/works/16817139558796768457




-----(第三者視点)------☆





≪キャプテンブライ、奴等のスキャン結果を読み上げてくれ≫


バンダム(アロム)は念話でホワイトキャッスルに居るキャプテン


ブライにそう告げると、キャプテンブライは、宇宙船ジェイナスの


技術で新たに取り付けたホワイトキャッスルのスキャン装置で、


地上に群がるアイアンゴーレムらしき者達をスキャンし、その


数値を念話により読み上げた。


≪えー……



【ヘカトンデーモンニュームゴーレム】



HP   5000+1800


MP   1000+600


運動性   500+100


攻撃力  9000+1400


防御力 20000+8000


命中   88+5


回避 88+5


 身長30m、重量120t×100体


※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値


です≫


 実は本来、バンダム(アロム)のブランチスキルを使えば、


相手の能力値を把握できるのだが、今いる悪魔時空では、


転生者達のブランチの能力は使えるが、ブランチスキルが使え


なくなっていたのだった。


そのため、クレアド星の技術に頼ったのだが……。


それを聞いたシオン軍陸戦専用量産型ダム(ダンバ)は、


≪我々よりも数値が高いな……≫


と念話で呟く。


その悲観的な言葉にBファイター(スレンダー)が、気楽に


≪なぁ~に、数値はあくまでも数値にすぎんさ≫


と答えるが、


≪確かにスレンダーの言う通り、数値はあくまで参考程度だが


……≫


≪とは言え、ここは悪魔時空だ、何が起こるかわからん≫


とシオン軍量産型ザムカスタム(サー)がBファイター(スレ


ンダー)に言うと、バンダム(アロム)もシオン軍量産型ザム


カスタム(サー)の言葉に同意するように


≪サーの言う通りだ、ここでは俺達のスキルが使えない、気を


引き締めて行こう≫


と言うと、Bファイター(スレンダー)は、


≪ヘイヘイ、せいぜい気を付けて行きましょう~≫


とかなりお気楽な返事を返すのだった。













\\ボシュッ//、\\ボシュッ//、


まず、真っ先に会敵したシオン軍陸戦専用量産型ダム(ダンバ)


は、両肩に取りつけたバズーカー砲を放つ……。


\\ドッカーン//、\\ドッカーン//、


ダム(ダンバ)の放ったバズーカーの弾は、見事ヘカトン


デーモンニュームゴーレム2体の頭に命中するが、爆炎が


晴れて見ると、


「な・なにっ!」


そこには無傷のヘカトンデーモンニュームゴーレムが立っていた。


「はっはははははぁ~」


その状況に大きな笑い声が響く。


ダム(ダンバ)は、顔をあげると、そこには空中に浮いている


※1ベダンの姿があった。


※1ベダンは、そんなダム(ダンバ)に言う。


「ヘカトンデーモンニュームゴーレムはねぇ、超金属デーモンニューム


で出来ているのさぁ、お前達の実弾攻撃なんて、何ともないのさぁ~


しかも、こいつにはレッサーデーモン100人分で作ったヘカトンレッサ


ーデーモンを憑依させてある、したがって魔法攻撃も効かない……無敵


の存在さぁね」


自慢げに※1 ベダンがダム(ダンバ)話していると、


”ビシュン”====


とビームが※1 ベダンの近くに居たヘカトンデーモンニュームゴーレム


の頭に命中する。


\ジュルジュルジュル~/


「へへっ、これは効くようだな」


と上空から現れたBファイター(スレンダー)が言う。


「はぁ~!」


とそれを見た※1ベダンが口をあんぐりさせるが……。


\ニュルニュル~/


と溶かされた頭が修復される。


「な・なんだと!」


驚くBファイター(スレンダー)に


「ふん、どうやらあいつらと同じ武器を手に入れたようだけど


……おあいにく様、以前のデーモンメタルゴーレムの弱点を改良した


このヘカトンデーモンニュームゴーレムにはそれも通用しないようねぇ」


とほほ笑みを浮かべ言うのだった。
















※1メフィレスと※2コースの声が響くが……。


姿は見えない。


するとボギ133が、アクティブソナーを撃ちます。


(((クワン~クワン)))


すると、空中に姿を現す※2メフィレスと※3コース。


「ふん、見破り追ったか」


と姿を現した※1メフィレスが言う。


その時だった。


「ミカタキ ゴウリュウ シマシタ」


ととボギ133が、ニム博士クリスタルマンに報告すると、


ニム博士クリスタルマンは、空中に姿を現した※1メフィ


レスと※2コースをモニターで見つめながら、


「うむ」


と頷いた。


そんな時だった。


空中に居た※2メフィレスと※3コースのうち、※3コース


がゆっくりと凍てつく氷の地面に降りると、※2メフィレスと


※3コースが同時に叫ぶ。


「「出でよ!」」


すると、空中には顔がサイクロプスで体がドラゴンが50体


に全長100mはあろうかと言う蝙蝠の羽が生えた遮光器土偶


のような化け物が現れ、地上には銀色のカブトムシのような外角


の人間が80体体に、顔が2つ腕が2本で足が4本でかつ胴体が


2つの化け物が20体現れる。


モニター越しにそれを見たニム博士クリスタルマンはすぐさま


ボギ133に命令する。


「スキャンしろ!」


「ラジャー」


\ピッ/


「デマシタ」


ボギ133の返事にニム博士クリスタルマン達柱全員がその


モニターに映った数値を見る。


【ヘカトンデーモン サイクロプス ドラゴン】


HP   14000+1800


MP   10000+600


運動性 600+100


攻撃力  20000+1400


防御力  4000+8000


命中      92+5


回避 70+5


体長40m、体重不明  ×50体


※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値





【ヘカトンデーモンバンドック】


HP   25000+9000


MP   20000+3000


運動性 700+500


攻撃力  40000+7000


防御力  6000+40000


命中      92+5


回避 70+5


全長600m、重量不明  1体


※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値



【ヘカトンデーモンニュームビートル】



HP    3000+1800


MP      600+600


運動性 400+100


攻撃力   2000+1400


防御力  1800+8000


命中      87+5


回避 89+5


身長3m  体重2t ×80体


※プラスは、ヘカトンレッサーデーモンの能力値




【ヘカトンデーモンザダム】


HP    6000+1800


MP      800+600


運動性 800+100


攻撃力   4000+1400


防御力  2000+8000


命中      87+5


回避 89+5


身長4m 体重4t×20体



「ぐっ!」×2


これらの数値に、グロル(クリスタルマントパーズ)や


ルフーン(クリスタルマンサファイア)達が絶句するが、


そんな中ニム博士クリスタルマンは、冷静にチーム


『仮面ソルジャー』に通信で言う。


「ソルジャーチームは、地上の殲滅を頼む」


その通信にチーム『仮面ソルジャー』のリーダー楊 黒暗ようへいあん


こと仮面ソルジャーブラックは、


「ラジャー!」


と答えるのだった。













チームアメヒロのキャロライン(サイキック


レディー)がチャック(サンライジャー)の言葉に呟く。


「おそらく、私達とは別の場所に飛ばされた……ってこと?」


その呟きにチームゴライジャーのヴィスタ(マッハライジャー)


が答える。


「おそらくな……」


その言葉に一瞬、重苦しい空気が流れるが、そんな空気を飛ばす


ようにチャック(サンライジャー)が叫ぶように言う。


「ここは敵の本拠地、みんな気を引き締めろ!」


その言葉に全員が”ハッ”としたように


「ラジャー!!」×11


と全員が返答した時だった。


\\ドスン//


と言う衝撃を受け、チームゴライジャーのバリバリンが、ぐんぐん


地上へと降りて行く。


「どうした!?」


チームゴライジャーのチャック(サンライジャー)が、バリバリンのナビ


をしているボギ084に尋ねる。


「ナニカ ケンインビームノ ヨウナモノデ ホンキハ チジョウニ


ヒキツケラレテイマス」


チャック(サンライジャー)の問いにボギ084がそう答えた時だった。


\キャー/


という悲鳴と共に、チームアメヒロのキャロライン(サイキック


レディー)が亜空間通信でチャック(サンライジャー)に聞く。


「何が起こってるの支部長ギルマス!シャトルが地上に


引き寄せられてる~」


その問いにチャック(サンライジャー)は、


「わからん!こっちも引きつけられている」


と怒鳴るように答える。


その時、チャック(サンライジャー)の隣に居たヴィスタ(マッハラ


イジャー)が叫ぶ。


「兎に角、ランディングギアーを出せボギ084!」


「ラジャー」


ヴィスタ(マッハライジャー)の叫びにボギ084は、


「ラジャー」


と答え着陸のためのギアーを出す。


そして、通信を通じて


「キャロライン!お前達もシャトルの着陸準備をしろ」


と伝える。


「うぐぐぐっ、わ・わかったわ、ボギ039!強制着陸の


準備をして」


ヴィスタ(マッハライジャー)の呼びかけにチームアメヒロ


のキャロライン(サイキックレディー)が自分達が乗るシャトル


のナビゲイターのアンドロイドに指示をすぐ出す。


\\ドドドドド//


「みんな!衝撃に備えろ!」


とチームゴライジャーのチャック(サンライジャー)が、叫ぶと


同時に


\\ガッシャン//


強い衝撃と共にチームゴライジャー達が乗るバリバリンと


チームアメヒロとチームデビライザーが乗るシャトルは


地上へと何とか無事着陸できたのだった。













------(テンタ視点)------☆




「テンタ、禍龍かりゅうに犬の姿に戻れと伝えてくれ」


とトム(バルジャン)さんに言われ、


「わかりました」


と俺は答え禍龍かりゅうに念話を送ろうとした時だった。


「待て、トム、下を見てみろ」


とガイゼル(ガンボー)さんが言うので、トム(バルジャン)さん


だけでなく、俺もバビオンのモニターで地上を確認すると、


「おいおい、月面か!?……ここは月って事か」


と驚き大きな声で言うトム(バルジャン)さん。


確かに、俺の目にも元の世界の月……ってか月面のように見える。


「って事は……ここには空気はないのか!?」


トム(バルジャン)さんが、”参ったな”って顔で手で頭を押さえるが、


その時、ボギ110が徐に言う。


「ゲンザイチノ タイキノ セイブン  チッソ78.08%、


サンソ20.95%、アルゴン0.93%、ニサンカタンソ0.03


%」


それを聞いたガイゼル(ガンボー)さんが、


「何だ、地球と同じじゃないか」


と呟くのを聞いて、トム(バルジャン)さんが、


「なんだ、なら大丈夫だな……」


と言うので俺は禍龍かりゅうに念話で言う。


禍龍かりゅう犬の姿になってくれ、後部ハッチを開けるから≫


と伝えると、禍龍かりゅうは、


≪わかった≫


と言い犬の姿に変身すると同時に、トム(バルジャン)さんが、


ボギ110に命令する。


「ボギ110後部ハッチを開けろ、禍龍かりゅうを回収する」


「ラジャー」


バビオンの後部ハッチが開き、犬の姿に変わった禍龍を回収……


した時だった。


\\ドスン//


と言う衝撃と共に俺達が乗るバビオンは月面に見る見る引き寄せられ


て行く。


すると、ボギ110は素早くバビオンを上昇させようと、ロケット


噴射を試みるが……。


「ダメデス ヒキヨセラレル チカラガ ツヨスギテ……」


\\ギュイン、ギュイン//


月面に引き寄せようとする力と、上昇しようとする力が入り乱れ、


バビオンは、大きくその機体を上下に揺らす。


「ぐっ」×2


トム(バルジャン)さん、ガイゼル(ガンボー)さんは歯を食いしばり、


「うわぁ~」×5


俺を含む他のメンバーは、大きく揺れるバビオンに翻弄されるのだった。









=====================


※1 ベダン(黒い体色で、顔がウミウシ人間の手足の女) 


※2メフィレス(黒い梟の顔で体が狼の毛で覆われ尻尾が蛇の男)


※3コース(紫の髪に緑色の体色で、顔には目のみの女)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ